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花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

猫宮大明神の遷宮  熊本県荒尾市

2015-11-23 | 郷土 荒尾
 平成27年11月23日(月)

 近くに「猫宮」と言うユニークな名前の地区があります。小さな祠ですが猫大明神が改築されて、遷宮祭が行われました。 



 以前に写したものです。



 毎年、1月10日に地区では「猫社(ねこじゃ)さん」というまつりが行われています。パンフのような言い伝えがあり、猫を祀って供養しています。



 「一部(いちぶ)」は旧大字名です。猫宮、中一部、向一部から成り立っています。





 新築の儀式が神主さんの手によって執り行われました。代々近くのM家が管理を任されていました。私の同級生である主人が先日亡くなりました。良く、猫大明神については聞かされていました。本人の遺影が完成を見守っていました。長男のKさんの手によって本堂の完成を見たというふうに聞いています。





 地区の人たちも集まってくれました。



 M家に安置されていたご神体が無事遷宮されました。



 この後、ご馳走も振る舞われ、猫大明神の周りは賑やかな人々の声が交わされていました。



 戴いた御神酒です。箱のデザインには猫のシルエットが描かれています。次男のSさんの意匠だそうです。杯は別です。



 この猫大明神については八岩まどかさんの「猫神様の散歩道」でも紹介されています。

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第11回 「有明ふれ愛まつり」

2015-11-08 | 郷土 荒尾
 平成27年11月8日(日)

 “地区民が主役です!”の合い言葉で晴天に恵まれた10月の25日、「有明元気づくり」主催で今年も賑やかに開かれました。「有明」とは有明小学校区の地域です。壇上には来賓の山下荒尾市長、浦部有明小学校長の姿が見えます。前に並んでいるのは各地域の区長さんたちです。



 お年寄りの席もテント内に設けられています。



 特別席もあります。



 ビニールシートが敷かれた芝生席もいっぱいです。



 テント内ではバザーの品が販売されています。事前にバザー券も販売されていました。当日券も若干あります。



 テントの裏では焼き鳥、焼きそばの煙がもうもう・・・。



 ちなみに豚汁、焼きそば、焼き鳥(3本)各200円。カキ氷、おにぎり(2個)、ホップコーン、ヨーヨー釣り各100円。メロンパン110円です。



 開会式後のトップバッター「ハワイアンフラ」。



 有明小学校児童の踊りは低中高の学年が出してくれました。。



 あけぼの幼稚園児の鼓笛隊。



 有明高校太鼓部の「有高太鼓」。



 健康体操。



 有明小学校・校長先生、教頭先生ほか全職員も特別出演、その名も「HIGATAオールスターズ」。大熱演でした。地域と密着した学校教育の片鱗を見ました。



 この他、舞踊、カラオケ、ホールイン大会、大正琴、マジャッキータイム、有明小PTA有志によるライブ、踊り、琉球エイサー、抽選会など多彩なプログラムでした。写真は有明小児童・保護者による有明マイムです。会場は有明公園。かつてここに有明小学校はありました。今は高台に移転しています。

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わがまち(荒尾)の四つ角(六・最終章)・・・桜山・水島・蔵満編

2015-05-09 | 郷土 荒尾
 平成27年5月9日(土)

 四つ角シリーズがやっと最終章になりました。荒尾市菰屋(こもや)の信号。白い軽自動車の進行方向は玉名・熊本方面。国道208号線です。



 左のトラックの進行方向は市の中心街。シティモールやグリーンランドがあります。



 反対側は長洲方面。雲仙普賢岳がかすかに見えています。長州港から島原・長崎方面へ通じる有明フェリーが運航されています。



 この208号の坂は通称「へえふり坂」と呼ばれています。私はてっきり「屁をふる(ひる)坂」と思っていましたが、「いや、兵が振り返る坂が縮まったものだ。」と聞かされました。西南の役に駆り出された兵士たちがこの坂を上る時に、あまりのきつさに思わず振り返ってみたという言い伝えがあるのだそうです。真偽のほどは分かりません。
 近くにはちゃんぽんが美味しい「樋口軒」があります。若い2代目のご主人が奥さんと二人で頑張っています。



 荒尾市水島。国道208号線。荒尾警察署前です。向こう側が北。大牟田市へ通じます。



 工事中でしたが今は終わっています。信号を突き抜けると荒尾干潟へ行けます。



 近くには「荒尾温泉 ドリームの湯」があります。



 最後は荒尾干潟近くの四つ角。信号には「荒尾干潟入口」と表示してほしいのですが、何もありません。行政は腰が重いようです。



 トラックは国道389号線を南から北へと進行しています。 



 JR鹿児島本線。南荒尾駅を発車して玉名ー熊本を通る八代行きです。



 満潮の有明海。潮が引くと干潟が広がります。【コメント欄はお休みです。】

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「荒尾のまち案内人講座生」の国東半島ガイド研修(三・終章)・・・昭和の町

2015-03-31 | 郷土 荒尾
 平成27年3月31日(火)

 国東半島巡りの研修も最終章です。「昭和の町」に着きました。藤原さんのガイドにも一層熱が入ります。



 レトロな雰囲気の店々に入って見学します。



 町づくりの心意気が伝わってきます。



 さりげない展示も参考になります。



 ネーミングがいいですね。



 昭和のにおいがします。



 ただ通り過ぎるだけではもったいない、そう言う感じの店舗です。



 あっち見てキョロキョロ、こっち見てきょろきょろ・・・。



 かつての旧高田倉庫は「昭和ロマン蔵」になっています。クラシックカーも展示されています。







 参加のメンバーのお茶目っ気ぶり!右のお方はM産業振興課課長さんです。



 揚げパンを1個ずついただきました。ガイドの藤原さん(写真・左端)には大変お世話になりました。収穫の多い研修が出来ました。



 暗くなって荒尾市役所に戻り修了式。僭越ながら私から8名の案内人さんにそれぞれ修了証を差し上げました。

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「荒尾のまち案内人講座生」の国東半島ガイド研修(二)・・・長崎鼻一帯

2015-03-25 | 郷土 荒尾
 平成27年3月25日(水)

 腹ごしらえをした一行は花の岬・香々地(かがち)に到着です。まもなくここら一帯は菜の花に包まれるそうです。藤原さんのガイドにも熱がこもります。



 海蝕洞穴へおそるおそる下ります。



 見えました!



 祠もあります。



 洞穴から出ると松林の向こうに周防灘が広がっていました。



 長崎鼻の灯台です。



 あの、子どもたちのキツネ踊りで有名な姫島も遠く望まれます。



 藤原さんのガイドは流暢ではありませんが、そのお人柄の温みから思わず惹き込まれてしまいます。



 白秋・前夫人の歌碑。切ない胸中が伝わってきます。



 フィオーレカフェの前。ここでちょっと一服、美味しいコーヒーとケーキをいただきました。「念願の木」にどんこも願いを書き、下げてきました。「世界に平和を! 皆さんが素晴らしい案内人に!荒尾干潟にトイレを!」と・・・。【コメント欄はお休みです。】
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わがまち(荒尾)の四つ角(五)・・・宿(しゅく)・尼ケ崎編

2015-03-22 | 郷土 荒尾
 平成27年3月22日(日)

 宿(しゅく)交差点です。南関方面から正面・グリーンランドへ方面へ向かう県道314号線と左・玉名方面、右・大牟田方面の県道46号線が交差しています。



 宿という地名は旧三池往還が国道46号線のやや西側を並行して通っていた名残でしょうか。



 交差点の東はまだ原野の状態です。交差点の北西寄りには首塚古墳があり、少し南関寄りには平山天満宮があります。江戸時代から続いていると言われている「作試し」と言う祭事が有名です。神殿の台に載せたおみくじを神職が御幣で釣り上げ、その年の天候や農作物の出来を占います。また毎年9月1日には地区の祭・夜燈(よど)が行われ、楽(がく)[笛太鼓による演奏]が奉納されています。



 宿からずっと北へ進む次の交差点が尼ケ崎です。東西の道路は県道29号線です。正面は大牟田方面になります。



 手頃な値段でステーキが食べられるお店です。



 すぐそばには岩本橋があります。市に現存する3つの石橋の中では最も大きなものです。ここは三池往還の肥後と筑後の藩堺で、岩本番所がありました。(詳しいことはリンクをご覧下さい。)



 桜の季節。右上の建物は市立平井小学校です。 



 5月にはこいのぼり祭があります。向こうの山は小岱山。市内の全部の学校の校歌に歌われている山です。



 アオサギが飛んでいました。(四つ角物語、もう少し続きます。)【コメント欄はお休みです。】

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「荒尾のまち案内人講座生」の国東半島ガイド研修(一)

2015-03-10 | 郷土 荒尾
 平成27年3月10日(火)

 「荒尾のまち案内人講座」、本年度最後の研修は大分・国東半島の名ガイド・藤原ちづ子さんの案内を実体験します。案内人の8名全員、母体の物語研究会から3名、JABコミニュケーションズから1名、産業振興課から5名、計17名で荒尾市役所を8時出発。



 大分に入り途中で藤原さんと合流しました。早速ガイド開始です。案内人たちは真剣に聞き入ります。
 


 「日本一の夕陽」が売りの真玉海岸。立て看板は目を惹きます。荒尾干潟にもこういうものが欲しい!



 この看板も荒尾干潟には是非欲しい!時刻の数字はマグネットです。



 真昼でしたが夕陽を見た~い、と皆さん異口同音に叫びました。



 藤原さんは聞く人を惹きつけるハートの持ち主です。ガイドは言葉でするのではなく、ハートでするものだと実感します。藤原さんを囲んでハイ、ポーズ。



 お昼は豊後高田市香々地(かがち)にある「味処豊後」。小さい店なので貸し切りでした。



 名物の昼御前。一杯飲みたいなぁ、と言う声が聞こえました。



 見送ってまでいただきました。次回は花の岬・香々地。長崎鼻リゾートキャンプ場、花公園などを予定しています。

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わがまち(荒尾)の四つ角(四)・・・野原・府本編

2015-02-20 | 郷土 荒尾
 平成27年2月20日(金)

 今回は市の東部の野原(のばら)・府本地区にある四つ角を紹介します。野原地区には荒尾梨の農園が広がっています。



 国道208号線(起点・熊本市-終点・佐賀市)は幹線になって車の往来も多く、産業交通の核になっています。終戦直後は産業道路と言っていました。



 交わるもう一つの道路は県道46号荒尾長洲線線です。山は小岱山。山に向かって進み、次の小さな交差点を右折すると野原八幡宮があります。



 ヘーロイ・ハーロイのかけ声で有名な神社の大祭「野原さん」が毎年10月15日に催されます。ひと足早い七五三でも知られています。



 小岱山麓にある四つ角。その昔、高瀬(玉名)ー金山(荒尾)ー府本ー岩本(荒尾)を経て三池筑後に続く三池往還として交通の要路でした。



 自転車が走っているのは市道。 



 この界隈には小代(岱)焼の窯元が5軒あります。 



 旧三池往還に面したその名も「府本宿町簡易郵便局」。その昔は人馬の往き来も多かったのでしょう。



 郵便局から北へ行くと御成門があります。御成間は既になくなっていますが門だけは残っていて、市の有形文化財に指定されています。



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荒尾物語cafe

2015-02-17 | 郷土 荒尾
 平成27年2月17日(火)

 下記のような趣旨で「荒尾物語cafe」が開かれました。



 プログラムの合間々々にピアノ、オカリナ、フルート演奏してくれるのは「花の女性4人グループ ミヤビシモ」の皆さんです。(写真左前)



 司会は市産業振興課の馬場さんです。



 フルート演奏の日高さん。ミヤビシモの皆さんは会を大変盛り上げてくれました。





 読み手は下田さんです。



 次の読み手の前川さん。



 司会の馬場さんは読み手も兼ねました。



 最後の朗読は辛川さんです。ラムサール条約に向けた一人の男の物語のモデルはおなじみの安尾征三郎さんです。その安尾さんはきれいどころのミヤビシモ、朗読者の皆さんに囲まれて、ことのほかご機嫌でした。



 第2部の荒尾物語cafeトーク。冒頭のプログラムにある4人の方がトークをされました。

 

 カフェは毎回賑わいます。いつも献身的なHさんが中心になっておもてなしをされます。画面右下の鳥は有明海の流木を削って作られたものです。長洲町の水町さんの労作です。

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オリーブモデル農園 その後・・・

2015-02-14 | 郷土 荒尾
 平成27年2月14日(土)

 市の東部、小岱山山麓に樺(かば)と言う地区があります。樺地区にはまた「海行原」(かいごばる)と呼ばれる小字の地区があります。ここのお年寄りたちが土曜、日曜、祝日だけ開いて農産物を販売する「百姓村」があります。



 この広場の片隅に飼われているポニーは来客の人気者です。





 ここから少し山手に上るとオリーブモデル農園があります。私が初めて見たのは2年半前の平成24年8月でした。



 その頃からするとかなりオリーブの木が生長していました。ちょうど居合わせたUさんやKさんにお聞きすると、来年当たりはぼちぼちと収穫できるとのことでした。



 またこのオリーブの植樹に中心的に携われた建設業協会オリーブ推進委員会のTさんからお話を聞くことが出来ました。植樹されたのは5年前、苗木はまだ30センチくらいだったそうです。苗木はイタリアからの直輸入でした。Tさんが小岱山の頂上から眺めた時の風景がイタリアに良く似ていたことがオリーブ導入と結びついたのかなとおっしゃっていました。



 今は「海行原」(かいごばる)地区の方々が中心になって管理されているとのことです。他にもオリーブ畑があり、梨と共に荒尾の名産になる日も近いかも知れません。

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わがまち(荒尾)の四つ角(三)・・・万田坑前

2015-02-02 | 郷土 荒尾
 平成27年2月2日(月)

 四つ角シリーズ、今回は世界遺産を目指している万田坑前周辺を紹介します。今、市は関係自治体と連携して遺産登録に懸命の努力をしています。



 正面が万田炭鉱館です。



 写真の向正面は万田公園。その昔、炭坑全盛期は桜の名所で知られ、大勢の行楽客が押しかけていましたが、今は正直言って遊びに来る人はまばらなようです。



 バス停にも人がいません。



 公園内の遊具も手持ちぶさたの感じです。



 生徒数激減で閉鎖になった中学校の看板は残っていました。市立保育園も民間に移管されるようです。



 ここから東へ足を延ばすと倉懸西区という所です。この坂を上った左手に「一丸館」と言う映画館がありました。小学生の時に5キロ以上を歩いて映画見学に来たことがあります。菊田一夫の「鐘の鳴る丘」でした。緑の丘の赤い屋根 とんがり帽子の時計台 鐘が鳴りますキンコンカン~・・・と映画を見終わってみんなで歌いながら帰った思い出があります。



 今は更地になっていました。



 この坂道の向こうにも荒尾第四小学校がありました。ここも他の学校と統合されて、校舎は市の福祉センターになっています。



 ずうっと東になりますが「高専だご」で有名なお好み焼き屋があります。鉄板一杯の太さが名物です。店舗はこんな感じですが味は抜群です。



 もう2月。2月は逃げると言いますが、逃げないで欲しいですね。

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退任の前畑市長へシロチドリから感謝状贈呈

2015-01-21 | 郷土 荒尾
 平成27年1月21日(水)

 3期12年の任期を終えた前畑荒尾市長の退任のセレモニーが先日、市役所でありました。市職員から花束を受け満面笑みの市長です。



 お孫さんも駆けつけ、花束を贈りました。



 荒尾干潟の鳥たちから感謝状が届いたと安尾さんが代読しました。市長もこれにはびっくりです。



 これが感謝状の文面です。



 幼少の頃から遠い八代から荒尾干潟の探鳥会に来ている水上健太さん(現在・大学1年)が描いたシロチドリのペン画と私・どんこのシロチドリ親子の写真を併せて贈呈。



 健太さん贈呈のペン画です。



 私が贈った写真です。



 大勢の人に見送られて庁舎を後にされました。清廉潔白で温厚なお人柄でした。本当にお疲れさまでした。新・山下市長も副市長時代にオオソリハシシギがオーストラリアで放鳥された話を聞いて、「姉妹都市を結びましょう」と言ってくださった方です。市民のためにしっかり頑張ってくださることでしょう。



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わがまち(荒尾)の四つ角(二)

2015-01-18 | 郷土 荒尾
 平成27年1月18日(日)

 国道208号線と県道314号線が交わる宮内(くない)交差点。右手(東)にグリーンランドの観覧車が見えます。



 左折するバスは九州産交です。荒尾市営バスが廃止され、合併吸収されました。



 赤い車はグリーンランド方面からやってきています。



 ここは国道208号線と県道126号線が交差していいる本村(ほんむら)交差点。この付近にはその昔「有明映画劇場」があり、郊外の客を集めていました。今も建物が残っており、そこで映画館創立者の子息が金物屋を経営しています。



 私はこの映画館のスピーカーが聞こえる中学校で学びました。午後になると「街頭ご通行中の皆様、ご家庭の皆様、こちらは有明映画劇場でございます。今晩上映の映画のご案内を申し上げます・・・。」と言う声が聞こえると、授業中に何が上映されるのか聞き耳を立てたものでした。



 次の四つ角は今、中心街になっている地帯です。シティーモールと言われ、大型商業施設が出来、周辺にはマンション、各種店舗や医院などが林立しています。元は炭住と呼ばれる炭坑社宅がマッチ箱のようにびっしりひしめいていました。



 すぐそばには緑ヶ丘小学校があります。炭坑関係者の子供が増えて創立された小学校です。



 ここの高台から眺めた雲仙普賢岳です。



 テーマパークのグリーンランド。市では最も集客力のある観光施設です。



 県道314号線は東西に延びています。



 校区にある荒尾第三中学校はかつては生徒数が2千を超えたために新たに第五中学校分離、独立しました。その第五中学校も一時は1500を超える生徒数でしたが、炭坑閉山に伴う人口流出、社宅の撤去などに加え、全国的な児童生徒数減少の波も受け、ついに閉校になってしまいました。
 緑の建物はホテルヴェルデです。【この稿はまた時期を改めて続編をアップする予定です。】

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わがまち(荒尾)の四つ角(一)

2015-01-15 | 郷土 荒尾
 平成27年1月15日(木)

 交差点と言うより四つ角と言った方が似合う感じの私の町・荒尾の点描です。市役所通りです。正面が南、軽自動車の進行方向が北・市役所方面、信号の左手は東・グリーンランド方面です。



 正面の東には小岱山が見えます。黒の軽自動車の進行方向には旧競馬場がある国道389号線。福岡との県境方面へつながっています。



 ここは大正町交差点。以前はここが中心街でした。大型商業施設が市の中央部に出来たためにすっかりさびしくなっています。



 それでも商店街の人たちは町の活性化のために頑張っています。



 今回、最後に紹介するのが福岡県との県境の変則交差点です。右手に四ツ山神社のある小高い山が見えます。地元では山の名前もここの虚空藏の祭も総称して「こくんどさん」と言っています。国道389号線はここに通じています。左手には映画館が二つもあって人通りも多かったです。この交差点の手前まで、大牟田市の市電が乗り入れていました。 



 軽自動車の進行方向は大牟田市三川町商店街。この界隈は戦後闇市でも賑わっていました。炭坑景気で湧いていた頃、三川町商店街通りは特飲街の赤い灯、青い灯が灯り、深夜まで人の流れでざわついていました。



 一歩路地へ踏み入れてみました。三番方の炭坑夫たちを迎える大盛りの朝ご飯と味噌汁の定食物が名物の「さくら食堂」。今は看板のみが往時を偲ばせています。



 そのそばにあるMパチンコ店も随分前に閉店しました。



 オーナーの子息はかつてボクシングで名を馳せていました。閉店しているショーウインドウに名残がありました。



 幹線なので車はひっきりなしに通過していきます。



 ここにも「新世界」という映画館があり、新世界通りと呼んでいました。メロンパンで有名な万幸堂が元気のない四ツ山商店街では頑張っているようです。

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荒尾競馬場跡は今?

2014-12-07 | 郷土 荒尾
 平成26年12月7日(日)

 3年前に閉鎖した荒尾競馬。跡地利用を巡っていろいろ取りざたされていますが、荒尾市民病院移築計画が出てきました。現在、大牟田まで来ている沿岸道路が荒尾を通りお隣の長洲町まで延長され、ここ競馬場跡地をを南北に縦断する計画も出ています。今は荒涼としています。



 第2コーナー付近です。北を望みます。向こうに四ツ山が見えます。



 走路も削り取られています。白い建物は厩舎関係者の住居でした。



 九州最南端、「海の見える競馬場」として有名でした。



 この辺りでは騎手たちの激しい声も聞こえていました。



 のどかなパドック。もう見ることが出来ません。



 女性騎手たちの熱い闘いは人気がありました。



 荒尾競馬最後のセレモニー。平成23年12月でした。この日だけは超満員でした。



 馬も人もいなくなったフェンスにスズメがとまっていました。



 初冬の陽が降り注いでいました。今は「ウインズ荒尾」として全国で開催される競馬の馬券売場、払戻所として名残をとどめています。 



 第1コーナーの見張り台。カササギが飛んでいました。

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