さて、いよいよ釣る段になったが、釣れないと、昼食にありつけない。義兄が“El que no pesca no come”(「釣らない人は食べない」が直訳だが、「釣れないと飯抜きだよ」といった語感か。)と言っている。聖書の文句、「働かざるもの、食うべからず」(スペイン語では“Aquel que no trabaje no podrá comer”または、“El que no quiera trabajar, que no coma”) をもじったのだろうか。
ところが、なかなか釣れないのである。そのうちに女房殿がやっと一匹釣った。しかし、その後は全然アタリもない。いろいろと場所を変えるが、やっぱりだめ。釣れないと、釣り堀も儲けにならないので、スタッフがこの池の少し上のほうにある養殖用の水槽に連れて行ってくれた。この中にマスがたくさん見える。まず、女房殿がやってみたら、すぐ釣れた。2匹目である。次に筆者がやってみたら、やはりすぐ釣れた。結局、義兄は坊主であるが、女房殿の一匹を義兄の分にした。
これでやっと食える。スタッフに「やれやれ、やっと釣れた」と礼を述べた。
「やれやれ」とか「おかげさまで」というときは、“Gracias a Díós”(「神に感謝」、「神様のおかげで」が直訳)というものだが、あえて、“Gracias a San Pedro”と言ってみた。San Pedro とは「聖ペテロ」のことで、聖ペテロは元は漁師であった。まじめに聖書を読んでいなくても、カトリック信者が大多数のコスタリカ人には常識と踏んでのことであるが、通じたようで、ニヤっとしてくれた。
調理人が魚を捌いて、料理している間に、ビールを飲む。筆者は Pilsen、女房殿は Imperial である。義兄は運転手なので、アルコールはだめ。最近は年のせいか、あまり飲まないようなので、問題はなかった。
レストランは下の写真の噴水の向こう側の屋根のあるところである。客は筆者の一行3人だけであった。
上の写真の中央上のほうにあるマスの看板のアップが下の写真である。
程なく、料理が出てきた。こげ茶色の部分がマスである。付け合せには先日食べた patacón (調理用バナナチップ)もある。初めてコスタリカに住んだ35年ほど前に patacón を食べたかどうか、どうも記憶がはっきりしないが、今回すっかりお気に入りになってしまった。
とても全部は食べきれないので、残りは包んでもらったが、この日の夕食になるのであった。
さて、あまり暗くならないうちに出発する。この日の夜は、義兄が紹介してくれた、Cargato のホテルに泊まることになっているのである。予約は入れていないが、豪華ホテルでもないので、予約なしでも大丈夫だろう。
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