スパニッシュ・オデッセイ

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ゴルフ‐「左か、右か、まっすぐか」

2014-01-15 12:00:02 | スペイン語
 ペルーのスペイン語を覚えるのも一興だが、やはりゴルフも楽しみたい。素人のことゆえ、グリーンにたどり着くまでは前に飛ばすだけで精いっぱいで、キャディーのアドバイスはあまり必要としない。アドバイスが欲しいのはグリーンに乗ってからである。「右か、左か、まっすぐか、強くか、弱くか」が基本である。
 右は derecha(デレーチャ)、左は izquierda(イスキエルダ)とそれぞれ女性形を使う。男性形は derecho と izquierdo である。まっすぐは derecho(デレーチョ)である。ご覧のとおり、「右」と「まっすぐ」が紛らわしい。「まっすぐ」は directo(ディレクト)というのがあるから、筆者は「まっすぐ」かどうか確認するときは、“¿Directo?”と聞き返していた。
 タクシーで道を指示するときも同様で、メキシコでもやはり筆者は「まっすぐ」のときは、directo と言っていた。運転手は derecho を使っていたが。コスタリカでは運転手も普通に directo と言っていた。
 ただ、「右へ」というときは“a la derecha”、「左へ」は“a la izquierda”、と女性形の名詞にする。「左右」を名詞として使う時、女性形なのは“a la dirección derecha”(右の方向へ)の dirección「右」が省略されたためではないだろうか。
 それはともかく、「まっすぐ」は derecho だけで“a la”がつかないので、間違えられる心配はいらないのかもしれない。
 さて、メキシコはペルーに比べると、やはり全般に豊かだった。気候のせいもあるだろうが、ペルーのような砂漠っぽいゴルフコースはお目にかからなかった。
 最後に、ゴルフのプレイヤーは英語では golfer だが、スペイン語では golfista となることはすでに述べた。語尾の -ista は英語の -ist にあたる。-ista は人を表すわけだが、語尾が a だからと言って、女性というわけではない。男だからといって、-isto にしてはいけない。男女同形なのである。性別は男性なら el や un 、女性なら la や una などの冠詞をつけて区別する。

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