コスタリカの屋内での一般的な遊びと言えば、やはりトランプである。
スペード、ハート、ダイヤ、クラブのスペイン語での呼び方は、それぞれ espada(エスパーダ、剣)、copa(コパ、カップ)、oro(オロ、「貨幣」、「金」が原義)、basto(バスト、棍棒)となる。
いろいろな遊び方があるとは思うが、筆者が経験したのはセブン・ブリッジに相当する「ロン」のみ。
チェス(スペイン語では ajedrez「アヘドレス」)もするとは思うのだが、チェスをしようと誘われたことはない。メキシコで見たチェスのコマには、「スペイン人の征服者」対「インディオ」のデザインのものもあった。
チェスと言えば、チェック(check、王手) とメイト(mate、王手詰み)が必須の語彙である。スペイン語ではそれぞれ jaque (ハケ)と mate(マテ)になる。
手許の英語の辞書によると check はペルシャ語の「王」に由来するらしい。スペイン語の jaque は名詞及び間投詞だが、これに対応する動詞の原形は jaquear で、英語の check と同様の用法もある。
mate は英西語で発音が違うだけで同じ綴りである。英語の mate は「友達」という意味もあるが、チェスの mate は全然別の語のようである。スペイン語では mate は動詞 matar (殺す)の丁寧な命令形にもなる。日本語で「待て」というと、スペイン語話者には「殺せ」と聞こえることだろう。
それはともかく、チェスにおけるスペイン語の mate は matar と関係があるのだろうか。
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スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
はじめてのスペイン語 (講談社現代新書)
コスタリカの歴史 (世界の教科書シリーズ)
人名の世界地図 (文春新書)
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いろいろな遊び方があるとは思うが、筆者が経験したのはセブン・ブリッジに相当する「ロン」のみ。
チェス(スペイン語では ajedrez「アヘドレス」)もするとは思うのだが、チェスをしようと誘われたことはない。メキシコで見たチェスのコマには、「スペイン人の征服者」対「インディオ」のデザインのものもあった。
チェスと言えば、チェック(check、王手) とメイト(mate、王手詰み)が必須の語彙である。スペイン語ではそれぞれ jaque (ハケ)と mate(マテ)になる。
手許の英語の辞書によると check はペルシャ語の「王」に由来するらしい。スペイン語の jaque は名詞及び間投詞だが、これに対応する動詞の原形は jaquear で、英語の check と同様の用法もある。
mate は英西語で発音が違うだけで同じ綴りである。英語の mate は「友達」という意味もあるが、チェスの mate は全然別の語のようである。スペイン語では mate は動詞 matar (殺す)の丁寧な命令形にもなる。日本語で「待て」というと、スペイン語話者には「殺せ」と聞こえることだろう。
それはともかく、チェスにおけるスペイン語の mate は matar と関係があるのだろうか。
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