ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「謀略のステルス艇を追撃せよ!」(上・下)クライブ・カッスラー 読了!

2020年02月05日 15時37分01秒 | 作家 か行
謀略のステルス艇を追撃せよ! 上・下 (扶桑社ミステリー) 2020.2.4読了。
クライブ・カッスラー&ジャック・ダブラル (著)

外見は老朽化した定期貨物船だが、じつはハイテク装備を満載した秘密工作船オレゴン号。男気あふれるカブリーヨ船長の指揮のもと、精鋭の乗組員とともに、オレゴン号は世界を股にかけ、幾多の危機を切り抜けてきた。そしてカブリーヨはいま、決死の作戦に身を投じようとしていた。悪辣なロシア海軍提督によって、極寒のシベリアの監獄にとらわれている旧友を救出しようというのだ。しかし、そこは海軍提督の支配下に置かれた難攻不落の要塞だった!「現代の騎士」カブリーヨ、颯爽と登場。



久しぶりのカッスラー様。まあ面白いことは面白いんだけど、なんだろな、なんかもの足りないんだよな。
初期のころの作品とは比べようもないような。
あの時空と世界を一瞬にして飛び越えていくエンターテイメント感は他に読んだことがなかった。それに終盤に向かっての見事な伏線の回収。主人公のダークピットも魅力的だった。夢中になって読んだ。
そのころの作品と比べてしまうとやっぱり数段落ちるんじゃないだろうか。しかも、クライブ・カッスラー&ジャック・ダブラル (著)ってなっているし(謎)。ほんとはカッスラー様書いてないんじゃないのか?知らんけど。…5点。