フィリーズレビュー・本番はさておき(笑)

今週はフィリーズレビュー。　桜戦線は、すでに駒が揃っている。　チューリップで予想以上に強いレースをしたココロノアイ、G1で物凄い瞬発力を披露したショウナンアデラ、同厩のキャットコイン、牡馬のクラシックダンディーを子供扱いしたルージュバック。　なんか既視感に満ちた桜花賞である(笑) 従って今週のメンバーは本番での穴馬候補選出会みたいな雰囲気だね。
　早くに名を挙げていたコートシャルマン。　松永幹厩舎はティルナノーグも不振に陥ってしまったし、シャルマンもここ2走は期待外れ。　さすがにこの程度の顔ぶれなら、なんとかしてしまうかな、とも思うんだけどね。　大物を出して勢いあるマンハッタン産駒のクイーンズリング、惨敗後も巻き返しを狙うスマートプラネット、ダノングラシアス、クールホタルビ、逆に上昇気配のペルフィカ、ラッフォルツァート。　ムーンエクスブレス、レオパルディナもこの相手なら充分上位を狙えるね。　
　何度も云うが(改正されるまで)このレースの方がチューリップより賞金高い。　JRAは変なプライドというか、固定観念を捨ててほしい。　実情を優先することが、ファンに対する最大の説得力であり、誠意でもある。

弥生賞・本番へどうだ!?

弥生賞はそれなり面白かった。　サトノクラウンはセンスあるねェ。　福永も予断を持たずに乗ったと思うが、前がちょっとバタバタしても普通の競馬をさらりとやってのけた。　動き出しの反応もいいし、しっかり脚を使っていたね。　私が思っていたより上の馬なんだな。
　ブライトエンブレムは対抗印を付けたが、自分のペースで自分の競馬をしての2着。　サトノを追い詰めるまでは行かなかったが、充分今年のクラシックを戦えるレベルだろう。　何度も云ってきたが、朝日杯は田辺の騎乗ミス。　あんなに四角く回ってのG1戦じゃ負けて当たり前。　私が今回対抗にしたのもそういうことだ。
タガノエスプレッソ、グァンチャーレは共に意識してためた感じかな。　結果として遅く動いても上位へ入れたレースになった。　
　トーセンバジル。　まあ現時点ではこんなものかな。　中団&後方の馬では一歩早目に動いたが、岩田としても勝つつもりで乗ったのだろうから、これは仕方ない。　ほんとなら手綱を持ったまま4角を回りたかったけど、ちょっと追い出していたからね。　それでも直線向いてからもっと弾けるかと思ったが。　久しぶりに馬場状態とか弁護の余地もあるのだろうが、今回はお疲れさん、だね。　この後どうするのかな。　強硬策なら、毎日杯→京都新聞杯→ダービーというローテ。　京新に絞った場合、2着ではダービーに出られないだろう。　青葉は2着で優先権だが、それはそれ難しい所もある。　毎日と京新を両方2着なら、多分ダービーは出れる。　ま、勝ちゃあいいんだが(笑) 　それにしてもレースの翌日からこんなことを妄想するのだか、競馬ファンとは幸せなもんだ。
　シャイニングレイはやはり気性面がネックになってきた。　この血統にしては真面目に走っていたから、この馬は関係ないのかと思っていたが、たしかにレースを使うごとに荒れてくる馬もたまにいる。　本番はペースが速くなってどうなるかだね。　スプリングSのダノンプラチナ、リアルスティール、ベルーフなどと、若葉のアダムスブリッジ、ポルトドートウィユあたりが、どういう走りを見せてくるか。　まあ弥生の1.2着は本番でも通用するだろうね。
　ティルナノーグは京都新聞杯を第一に考えている模様。　バジルとの第三戦があるかな。　

弥生賞・穴人気は来ないってのが…。

昨日のことは忘れて(笑) 馬券はさておき、ココロノアイは強かったね。　一昨日ノリと岩田は勝つことにしか興味がない、と書いたが、ノリが勝った。　今日は…。
　弥生賞史上でも屈指のステークスウイナー7頭。　しかしトーセンバジル売れてるねェ。　重賞に出たことすらないのに。　まあほんとは札幌2才Sに出るプランもあったんだけど、抽選の確率が低そうとか、色々あってやめたんだよね。　今回はあえて間隔をとってのメインTR勝負。　普通に考えれば6番人気ぐらいだけどな。　穴人気は来ない、というのは競馬の代表的なセオリー。　ちょっと複雑だ。　ま、行きがかり上はバジルで押すしかない。　負けるとわかっていても出て行かなければならない時がある。ん。　なんか永遠のゼロじゃないっての。
　天候の方だが、中山は小雨が結構渋太く降る感じ。　レースの頃は止むとしても稍重かな。　中山二千、キレ勝負でなければバジルも差はないとは思う。　穴人気はやっぱり心配だが(笑)
朝日杯下手乗ったブライトも面白いよ。　シャイニングとの3頭を重視。　サトノとクラリティを加えて5頭に絞った。
　大阪城S。　休養明けは3頭しかいないが、ヒストリカルとアルバタックスを中心にした。　人気面からはヒストリカルに食指が動く。　休養続きで忘れられた感満載だが、中間が絶品。　昨年のこのレース5着だが、出遅れたしね。　兄カンパニーのようにこれからもうひと花咲かせてほしい。　
ポラリスS。　このところ凡走続きのアースソニック。　今回は距離を延ばして新味を期待しているね。　ダート2戦の内容も着順ほど悪くもないし、バルジューの一発に賭けたい。
　最終はモツれることを期待してメイショウユメゴゼから。　前走はややアクシデント的な敗戦。　藤岡佑で2走前の再現、いや勝ってくれ。
　中山に戻って上越S。　中山は初となるセイスコーピオン。　あえての遠征で蛯名と、ここは勝負掛り。　前走はコースロスも大きかったかな。　正義頼むよ。
　最終は一度叩いたアンレールを軸にしたい。　マイルは久々になるが、前半流れに乗りさえすれば問題ない。　杉原騎乗だけど、相性はいいよ。
中山・10R 11-16 11-14 2-11 11-13 8-11 4-11 6-11
11R 5-8 3-8 4-8 8-9 3-5 4-5
12R 6-7 6-12 3-6 5-6 6-13 6-8 7-12
阪神・10R 3-5 5-12 1-5 4-5 5-11 2-5 5-83-12
11R 10-13 1-13 7-13 13-16 9-13 12-13 (ワイドも)
12R 4-6 6-12 6-15 6-9 6-13 3-6 4-12

チューリップ・あの後手馬どうする?

弥生賞楽しみだね。　なんかバジル思ったより印がついていてビックリ。　重賞優勝馬が7頭もいて、バジルは出たこともない。　ま、また明日。
　チューリップ賞。　いいメンバーだ。　毎回云ってることだが、早くG2にしなければ、だよね。　桜花賞のメインTRは紛れもなくこのレースなのだから。　フローラSはG2なんだからね。　さて、見渡したところ、先行馬が少ない。　オリエンタルが逃げるにしても、そんなにハイペースにはならない感じ。　立ち回りのうまい馬を狙いたいところだが、やはりロカを「応援」したい。　今日はミルコが乗る。　果たしてこの後手馬をどう導くか。　馬場もちょっと気になるし、ほんと「応援」という感じだ。　コンテッサトゥーレ、レッツゴードンキ、クルミナルが有力は当然。　ココロノアイは馬体重も注目だね。　ディープの素質馬タッチングスピーチ、アンドリエッテも印は付けたい。　あとは好調教のティーエスクライまで。
　オーシャンS。　ここは思い切って穴狙い。　バクシンテイオーで食い込めないか。　ハイペース必至のここは結構長い末脚を使う同馬で一発。　人気のストオリオン、ベステゲシェンクは好勝負だろうし、ワキノブレイブも虎視眈々。　バクシンからなら点数多くしてもOKだろう。　全部で8点行きたい。
　スピカS。　モーリスのポテンシャルは高いと思うが、軸はシベリアンスパーブにした。　すっかり安定してきたし、初騎乗の勝春とも合いそうな印象。　トレクァル、ダイワもチャンスはありそうだね。
　阪神に戻って武庫川S。　サトノとオースミが人気か。　遠征馬マンボネフューから好配当を狙いたい。　人気で惨敗の前走はとっちらかったレースで、勿論能力負けではない。　調子落ちは窺えないなら妙味のある存在と思う。　ファントム、タガノ、ミヤジ、ピーク、マカハ、ウインあたりまで。
　最終はメイショウウタゲが取消したので、ちょっと面白みが減った。　キングブレイクで行く。　結構前掛かりになりそうなレース。　直線は二転三転を期待したい。　叩き3走目で阪神千八なら、キングの食い込みは狙いどころ。　5点行きたい。
中山・10R 5-7 5-11 1-5 3-5 5-10
11R 10-14 10-13 8-10 10-12 10-15 5-10 3-10
阪神・10R 2-3 3-6 3-4 3-10 3-7 1-3 3-12 3-8 2-6
11R 7-12 12-15 3-12 12-14 1-12 6-12 9-12
12R 11-12 11-14 5-11 11-13 11-15

弥生賞枠順決定! モツれる?

弥生賞の枠順が決った。　十中八九ハナを切りそうなジャストフォーユーは7番だ。　とにかくスタートまともに出れば、戸崎は迷いなく逃げるだろう。　今回太目の可能性があるベルラップが最内1番枠。　とりあえず浜中も出して行くだろうが、ジャストのペース次第では掛かり気味で行かせてしまうかも。　これまでスッと出て行ってるシャイニングレイと、大外引いたコメートが先行集団となる。　シャイニングは後ろの馬に比重があるだろうから、当然強引な競馬はしない筈。　ただ馬が浜中ベルラップの動きに呼応してしまうと、川田シャイニングも少しガソリン使ってしまう可能性はある。　まあもっと賢い馬かもしれないが。　失うもののない嘉藤コメートも、キレ勝負では厳しいから、前半強気に行く可能性はある。　なんとなく当初思っていたよりモツれそうな気がしてきたよ(笑)
　サトノクラウンは4番枠と恵まれた。　出たなりだろうが、中団はキープするかな。　微妙なのがクラリティスカイとトーセンバジル。　攻め手は色々ありそうだし、ノリと岩田。　勝つことにしか興味のない二人だよね。　一発狙ってのレースになりそう。　ブライトエンブレムはスタートダッシュがつかない時がある。　まだ馬が緩かったせいかもしれないが、メンバー的にやはり後方からになりそう。　四角く回った朝日杯は参考外と思うが、今回の方が相手は強いかな。　武豊のグァンチャーレは真ん中の6番。　それよりチューリップのブチコが大外17番。　また目立つ配置だね。
　心配される天候だが、関東は今夜遅くから降る模様。　明日は午前中残るみたいだが、降水量はそんなに多くない見込み。　日曜も小さい傘マークは付いてるけど、馬場には大きなな影響はないか。　パンパンではないとしても、結果を左右することはなさそうだ。