大阪杯はゴール前で大激戦になった。ベラジオオペラにとってモヤモヤしたものが吹っ飛んだGⅠ制覇といえるね。セントポーリア、スプリングと違うパターンでの快勝は、一方の雄に成れる資質を感じたが、皐月は田辺騎乗で先団での負荷に馬場もあって脚が上がった。人気を落としたダービーはヨコカズでゴール前鋭伸。ちょっとの匙加減では戴冠もあったと思わせる形だった。長く休んでのチャレンジは、GⅢの馬じゃないとばかりにボッケリーニに競り勝つ。前走の京記はプラダリアにうまく乗られたが、精度の高さは見せつけた。そしてのGⅠ大阪杯である。ハナも狙うほどの構築されたレース。スタニングが来ての番手戦となったが、勝つために乗る…というヨコカズの意志はビンビン伝わって来る。向う正から3角へローシャムが一気に上がってきたが、人馬の強い気持ちは揺るがない。強く尽きぬ脚を繰り出すローシャムに、直線内目を一気に伸びてきた黒馬ルージュエヴァイユの強襲。もう簡単に勝てないGⅠがこれでもかと。それでもベラジオオペラは踏ん張った。それは正に魂の走りだった。
タスティエーラ、ソールオリエンスの着外は馬が生き物という面を如実に示しているが、後半反応のなかったタスティは何もなければいいが。 そして私はやった! 一番の穴はルージュエヴァイユと云っていたが、ワイドとはいえ11-13、2-13とダブル的中! ワイドという配当でもなく、これはクリーンヒットと呼んでしまおう。「菅原明の追い込みは不気味」昨日の稿が蘇る(笑)。更にひとつ前のキタサンブラックCでは、本命にしたスズハローム(3人気)が勝って、2着には12番人気(単勝76倍)のブリュットミレジメが突っ込んで、なんと馬連でも17370円と大穴的中! このブリュットも実は菅原明。7Rも8人気のアウグストで勝ってるし、ヨコカズもさることながら実は菅原明の日といえたのでは。私は満腹。
これで重賞は5レース連続で、1番人気が3着までに入ってない。逆に2番人気は5レースすべて3着内。もうはまだ、まだはもう…悩ましいね。
桜花賞。ルメールがドバイの落馬で乗れないだろう。チェルヴィニアは誰になるか。ムルザ、戸崎、松山あたりが単純にランクからはね。おっとヨコカズも(笑)。多少は人気面で割り引く感。アスコリピチェーノが思ったより状態良さそうなので、おそらく1人気だろう。展開からはチューリップを逃げたセキトバイーストと、フィリーズを逃げ切ったエトヴプレの先手争いか。キャットファイト、チェルヴィニアが好位を取りに行って、あとは抽選組のシカゴスティング、ショウナンマヌエラも行けるタイプだ。クイーンズウォークとステレンボッシュも人気になりそうだ。
モレイラが来るね。例の受験騒動から、やや距離を置いてた時期もあったけど、もう単なる短免のトップジョッキーとしてクリアに仕事する感じ。
桜も本格的に咲いてきた。私は明日の大腸内視鏡を乗り切れれば(といってもポリープは相当数ある筈)一日でも早くトンカツ食べたい。寿司、てんぷらに酒も…。人生では全く構築力のない私。そんなもんだろ(笑)。
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