今日のドン言

私の競馬ファイル。POGをはじめ競馬に関することを違和感感知カメラでとらえた世界です。他に社会問題、スポーツ、芸能etc

川田リバティ・ロスあり負荷なしの衝撃!

2023-04-10 | 日記
 同じ年に生まれ、同じような育成過程を経て、それぞれ競馬場でデビューする。それでもこれだけの個体能力の違いが現出する。生き物の素晴らしさ、恐ろしさ、すべてを見せつけたリバティアイランド。凄いもの凄いことの目撃者になってしまった。ほんとオソロシイな…オレ! お前かい。
 ゴール前1ハロン、鮫島駿もヨコタケもフォーム構わずに追っていた。「オレが桜…」夢見たんだろうな。しかし川田リバティは我関せずにすっ飛んできた。
 レースの中途では誰もが単勝1.6倍の馬が消えた、と思った。それが豪快過ぎる大外一気で、すべての景色を変えてみせた。それもクラシックだ。言葉がないね。今回川田の騎乗を表現するなら「ロスあり、負荷なし」と云っておく。あの人気であの形、それでも帳尻合わせには走らず、馬とのコミュニケーションを最大に優先した。度胸なのか、信頼なのか、頭が真っ白…なんてことはないか。でも川田自身直線向いたあたりでは、正直届くという確信はなかったと思う。ただひたすら彼女がスーパーホースであってくれと。で、スーパーホースだった。
 ヤンキーローズから始まり、ロムネヤを経てリバティに結び付く。私の競馬に対する考え方の1パターン、1セオリーがハマりにハマッた馬といえる。輸入肌馬を抜きにして、一口やPOも勝ちはない、と云ったら云いすぎだろうか。少なくとも私はそう思っているのだが。 ヤンキーローズの仔は、DI→ドゥラメンテ→ロードカナロア→キズナとなっていて、更にコントレイル→サートゥルナーリアとなってるそうだ。
 JRAは海外のレースに触発され、賞金額を結構いじってるが、3才牡馬の2冠で5億円なのに対して、牝馬の2冠では2億9千万とだいぶ違う。アーモンドやリスグラなど牡馬相手に頂点に立つ牝馬が結構いるのにね。因みに昨年からの増額分は、皐月5千万・ダービー1億なのに、桜と樫は共に1千万だけの増額。今年は特にリバティの出現で色合いがおかしく感じられてしまう。でもリバティがダービーに行くことは現時点でほぼない。オークスでの2冠を目指す。距離は多分大丈夫。大体が3才春のレースでは血統や走りからの適性はそれほど反映されない。その時点での能力というか、成績が説得力になる。ソウルスターリングは一番強いレースがオークスだったが、彼女を二四最適という評価はないよね。今思うのだが、私はほんと牝馬で助かっている。メジロラモーヌから始まり、ブエナビスタ、トールポピー、ハープスター、ソウルスターリング、レーヴディソール、リバティアイランド…多分忘れてる馬いそう(笑)。
 さて皐月賞。ほんと困ったね。桜花賞は(◎-▲)の第二本線で当たったが、こちらはチョット、ちょっとちょっと。中山だし馬場状態もあるかな。土曜に降雨で日曜は一応回復のようだが。なんか勝ちっぷりに凄味のある馬が少ないというか、賭けたいと思わせる馬がね。フリームファクシはレーンだな。人気ないならシャザーンも面白いと思うが、多頭数でチト不安もある。ダノンは1週前の時点で川田が辛口だったね。昨日のコナコーストを見ると、キタサンのソールオリエンスも気になる。川田の後はルメというオチでファントムか。根幹レースを勝ったのが、タスティエーラとベラジオオペラ。それならトップナイフやホウオウも差はないし、更にマイネルとか。な、わからんでしょ(笑)。
 ま、リバティの衝撃を継ぐ好レースを期待したい。
コメント
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