勝てばいいのか! ジョッキーとは何ぞや…。

今日は書くつもりなかったんだけど、なんか気持ちが収まりつかないんでね。岩田康のことだ。例の蛮行のことはみんな知ってると思うけど、あの件には私はあえてほとんどふれなかった。悲しい気持ちになるだけだし、ただ岩田に心を入れ替えてほしいと。あの話を聞いて、ジョッキーの仕事はどういうこと? と改めて感じた人もいるだろうし、それだけ危ない行為があっての岩田激怒なのか、とも。それにしてもその後の行動は人間として、ジョッキーとして許されないと思う。レースの場に入っていて、しかも馬を武器に使っての壁ドン、顎クイで脅し、相手を恐怖に陥れた。不良生徒やヤーさんの行為に等しい。それを馬場内でレース直前に行うという非常識。開催裁決委員などが即時に対応したことをみても、弁解の余地のない蛮行だったのだろう。　そして、復帰した岩田は昨日の中京メイン鞍馬Sをクリノガウディーで勝った。ゴールした瞬間に大きなガッポーズを2度3度。それも未曽有の騎乗停止を受けてた者としてはどうかと思うが、その勝ち方が。あと1ハロンを切ってから鋭伸したクリノガウディーは、岩田の追い方ムチの関係もあったのか、大きく内側に斜行しての曲芸ゴール。みんな全力でのゴール前だから、大事に至らなかったのは幸いとしか云いようがない。普通なら大きな斜行を恥じるところだが、岩田は前記の大きなガッツポーズだ。もう完全にあの人は自分さえ良ければ…という人なのだね。情けない…残念…見ているこちらが恥ずかしい。当然この斜行には罰金制裁が科せられている。くれぐれも他馬とクラッシュしなかったのは運が良かっただけだ。それをあのガッポーズの連発…。なんかとても哀しいんですけど。望来が成績を上げてきた頃から、私はこの欄でも岩田パパと書いてきたが、もうやめる。望来が人としてなるべく母親に似ていることを。あんな理由で騎乗停止を受け、復帰した途端に大きな斜行で罰金と、JRAも御せない感じだよなァ。柴田善ほどは乗り続けないでほしいね。ほんと見ていて哀しくなる人いるんだな。