またエピファの大物か。

エピファネイアは種牡馬ランキングで8位程度だと思うが、徐々に質の高い馬が増えてきている印象はあるね。実際にデアリングタクト、アリストテレスと大物も出ている。とはいえエフフォーリアの2馬身半差快勝は少々驚いた。何せこれまでの戦績が、新馬戦0.1差、百日草0.2差。そして今回の根幹レース共同通信杯が0.4差の完勝。母方ハーツクライだし、二千でデビューと距離面は全く不安ない。たしかに昨日の府中では、同じ千八戦でゴールデンシロップの勝った未勝利が1.46.7。デゼルが勝った初音が1.45.4と速いタイムが出たのに、共通は1.47.6と抜けて遅い。千m通過が未勝利は60.3、初音は58.5。共通は61.9とかなりのスロー。準OP勝ったデゼルの上りは34.4。エフフォーリアはちょうど1秒速い33.4となっている。基本は前残りのペースだったわけだ。エフ以外の先行態勢にいた3頭が弱すぎたのもいえるが、ヨコタケにしてみれば会心の一戦だろう。2着争いは4頭が接戦。あえて云えば松山の勢いと腕が印象的だな。本命にしたシャフリヤールはスローで持ち味を活かせなかった点はあったか。新馬はもっとスローだったけど、重賞とは同じに比べられない。おっと、と思ったのはキングストンボーイ。4角でもかなり後方だったが、内をグングン伸びてきた。上がり最速。これまでのイメージとは違う脚だった。
京都記念はラヴズオンリーユー。相手が下がってミルコから川田だからね。勝って当たり前というところ。ステイとダンビュの残り対決はあったけど、なんかあまり語るもののないレースのような。
今年最初のG1フェブラリーS。ややメンバー薄いかなァという感じも。見渡してもそんなにペース速くならないかもな。インティが穴になるのか。川田はレッドルゼルか、ルメはカフェファラオ。オーヴェルニュは誰になるのかなァ。松山も結構乗ってたけど、エアアルマスで決まりなのか。3走前は丸山が乗ったな。まあ明日までには決まるだろう。前走根岸でやっちゃったけど、ワンダーリーデルのもう一丁はないかな。ノリに戻るみたいだが、このところノリちゃんはチョイとストレス溜まってるんじゃない。典型的な追い込み馬を、ペース落ち着きそうな中で押すのも何だがね。
2月はまだ2週ある。新人騎手たちは気合入り過ぎてるかもだな。去年デビューの泉谷たちもそうだが、とんでもない時にデビューするわけだ。気を付けることが増えて、大変だろうがやりがいを求めて頑張ってほしいね。