今週は当然中山記念が看板。 昨秋の天皇賞を異次元のスピードで駆け抜けたジャスタウェイの登場。 勝ち味に遅い印象のあった馬がすっかりモデルチェンジという感じ。 ヴェルデグリーン、トウケイヘイロー、ロゴタイプと、さすがG2というメンバーだね。
ま、それはさておいて(笑) アーリントンC。 ミッキーアイルとエイシンブルズアイは、最終追い切りも絶好の動きを見せた。 エイシンは無理しないでミッキーを追走するコメントが出ている。 すんなり折り合ってしまえば、どこまで行っても2頭の一騎打ちという図式だ。 アドマイヤメテオ、タガノグランパ、フェルメッツァがどう頑張るかだね。
すみれSはヤマノウィザード、ワールドインパクトの再戦にレーヴデトワールが加わる。 3頭共それぞれの思惑で臨む一戦だ。 少頭数だし言い訳はできないね。 ゴール前は結構激しい叩き合いになるか。
そして両レースに出走するタガノグランパ、レーヴデトワールの追い切りに併せた馬がいる。 同じ松田博厩舎のエース・ハープスターだ。 それが…、なんともお粗末に大きく遅れてしまったのである。 レーヴからは約6馬身、グランパからも4馬身程度遅れた。 たしかにハープスターにとっては1週前追い切りなのだが、ちょっと心配なところではある。 牧場でどの程度乗り込んだかわからないが、帰厩してからはソフトな調整で、いくら目標が4/13の桜花賞とはいっても、仕上げが緩い印象は否めない。 レッドリヴェールもフォーエバーモアもいないチューリップは、どう乗っても勝てるレースだろうが、ただでさえ出走回数の少ないハープスター、出し惜しみすることもないと思うのだが。 ハンパな仕上げですべてが暗転することは避けたい。
プラス34kで復帰戦を敗退したパリーアークは、また放牧となった。 今のところは短期の見込みで、4月には使うようだが。 デビュー戦圧勝のトーセンマタコイヤも放牧中、こちらは明確な指針が出ていない。 馬が柔いのかもしれないが、この2頭、同じ厩舎である。 なんも云えねェ。
レッドメイヴは帰ってきた。 惜敗続きで軌道に乗れなかったが、本来の能力はそれなりのもの。 角居センセの腕の見せ所じゃないかな。 ま、デニムアンドルビーとは云いませんけどね。