注目の有馬記念だが、最大のポイントは逃げ先行馬が少ないということだろう。 内枠に好かれているブエナは、当然ある程度出して行っての中団か。 オルフェーヴルは三冠馬という守りの部分と、3才馬という気楽さが交錯する。 まあブエナラストランというムードからして、池添は割りと自由に乗れるのでは。 スタート次第だけど、案外前に付けるかも。 という前提からすれば、アーネストリー、トーセンジョーダンに有利は明白だね。 エイシンフラッシュ、キングトップガンあたりが思い切ったレースをする可能性もなくはないけどね。
一方土曜のラジニケ。 こちらも逃げ先行馬が少ない。 思い切ったレースをしそうな馬も見当たらないので、普通に先行有利だろう。 グランデッツァに中間不安説が流れたこともあって、トリップが人気となるのかな。 クロフネ産駒として大化けしてくれたら、クロフネのPOとしても嬉しい。 陣営は早くも将来のダート参戦を視野に入れているようだが、クロフネ自身は、芝でもダートでもG1を勝ち、芝でもダートでもレコードを打ち出した馬である。 ダートでの異次元の強さから、イメージが固まっているけど、芝でG1勝ってるんだからね。
エネアドはなんと大外16番となってしまった。 前述したようにスローが予想されるレースだけに、この枠はかなり痛い。 ハイペースなら外枠もかえっていいくらいだが、これで上位入線は厳しくなった。 こうなったら腹をくくって直線で何頭抜けるかぐらいでいいよ。 大敗さえしなければ、来年がある。 能力的には重賞勝てる馬だと思っているので。 ただ調教師の…、云うまい。