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迷える古羊、どこへ行く/母入院

2017-11-20 18:54:45 | 日記

(今日は4日分です)

●11月13日(月)
*最近、体重を計るのは毎朝ではなくなった。今日、3日振りで計ったら58.35Kg。ちょっと下がり過ぎたかな。
*ブログ。
*トランプのアジア歴訪の旅は、APEC(アジア太平洋経済協力会議)のベトナからいよいよ最後の訪問地、フィリピンに。

*企業物価指数が上昇。円安で非鉄金属が上昇。石油関連製品も上昇。要するに国内の要因は少ない。国内の景気は物価が上がるほど循環してない。

*麻雀会、今日も今一が続く。
階段、1段飛ばしで13階。

*メガバンクのみずほが2026年度までに、全従業員の3分の1に当たる1万9000人を、自然減(退職者)の補充を抑制する方法で削減するとか。つまり新規採用を減らすということ? 更に店舗数も現在のおよそ500店を2024年度末には400店ほどに減らすという。

日銀の金融緩和による低金利政策の影響で利ざやが稼げなくなったことや、AIを活用し金融とインターネットを融合した新規の参入者に浸食されつつあること、により経営の効率化が必要になったとか。

業務効率化の動きは他にも、三菱がデジタル化により7年かけて9500人分に相当する事務作業を減らすとか、また三井住友はペーパーレス化やAI活用で19年度までに4000人分の事務作業を減らすという。

何だか直接首を切るんじゃないのかもしれないけど、何となくそれにつながるんじゃないかという気がしなくもない。

今は人手不足と言われているけど、AI等の活用で労働者が余る時代は遠からず必ずやって来ると思う。

*NHK世論調査。
 アベ内閣支持率
  支持する       46%(+7)
  支持しない      35%(-7)
 衆院選で与党が圧勝したことについて
  良かった       28%
  良くなかった     28%
  どちらとも言えず   39%
 衆院選で立民党が躍進したことについて
  良かった       33%
  良くなかった     10%
  どちらとも言えず   51%
 内閣が今後最も力を入れるべきことは
  社会保障       28%
  景気対策       19%
  財政再建       16%
  外交・安全保障    12%
  格差の是正      11%
  憲法改定        6%

内閣支持率が不支持率を久し振りに上回っちまった。気に食わねー。
与党圧勝について、「どちらとも言えず」が39%あるが、「良い」と「良くない」が同率。でも与党が圧勝。
「憲法改定」、少ない。そんなことより他にやらなきゃならないことが山積。

*今朝も早くから目が覚めたのでウトウトしていたら母から電話あり。明日の朝のこと。

*ブログ更新。
*ベトナムでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)やフィリピンでのASEAN(東南アジア諸国連合)関連会合、EAS(東アジアサミット)などの国際会議が立て続けに行われるが、参加各国の2国間会談も活発に行われて、実に賑やかである。

その中で思うのは、米中のつばぜり合い、駆け引きだ。各国を少しでも味方につけようと米中があらゆる場面で鎬(しのぎ)を削っている。
どうも中国の方に分がある?
フィリピンなんかアメリカの同盟国ではあるが、中国との経済的結びつきが強いので、というか経済で牛耳られているので、中国には逆らえない。どこの国も似たり寄ったりだ。

アメリカ自身、トランプが訪中した際に日本円にして28兆円もの巨額な商談が成立し、すっかり中国に毒気を抜かれた格好だ。

中国、恐るべし。

*そのトランプだが、ツイッターで訳の分からないことを言った。
「私は賢明にキム・ジョンウンの友達になろうとしている。多分その内そうなるだろう」
会見でも、
「奇妙なことかもしれないが可能性はある。実現すれば朝鮮と世界にとって良いことだ」

そりゃ勿論仲が良いに越したことはない。米朝の水面下で何らかの接触があるのかもしれないが、それにしても直前までの発言と打って変わった、まるで唐突とも言える今回の発言には、驚くというか呆れるというか・・・

トランプは口が軽いというか、思いつきで喋るというか、一貫性がないというか、突然何を言い出すか分からないというか、まるで政治家とは思えないというか・・・

●11月14日(火)
*9時、徒歩で新宿へ。小田急線改札口で母と待ち合わせ。2つ目の参宮橋で降りて脊椎専門の外科病院へ。母入院。1階の受付から2階の病室まで行くのに1時間もかかった・・・ 明日手術をする。
準備して持ってきた物の中に不要な物があったので、実家に戻すことに。京王線の初台駅まで歩いて下高井戸へ。

実家では父が冷凍のナポリタン スパゲティを出してくれた。といってもレンジで暖めたのは自分だが。大きめのトマトを半分に切って出してくれたが、全然半分こじゃない。父と2人きりで食事なんて生まれて初めてだ。何か奇妙な感じ。
父は今まで家事は殆ど母任せで、90年殆ど台所に立ったことはないんじゃないかな?
母が入院中は自分で動かなければ何も口には入らない。90を越えて可哀想といえば可哀想だが、まあ、たまには顔を出すことにしよう。

生協から毎週届く牛乳が今週は余ったそうで、期限が切れた牛乳と期限が切れてない牛乳と1本ずつ貰った。自分は牛乳をレジ袋に入れて電車に乗っても何とも思わないが、それじゃ牛乳が袋から透けて見えてみっともないからと父が言って、どうしても牛乳パックを新聞紙でくるむという。まあ、父優先、父の気の済むようにそうして貰った。

電車の中で電話あり。
新宿駅に着いて、元カミさんに電話。彼女がリーダーをやっている異業種交流会の朝会があって、自分も以前一度だけ顔を出したことがある。その会が明日あるが、そこでFX(外国通貨を利用した投資?)のプレゼンがあるので来ないかということであった。
自慢じゃないが金ならない。それにそもそも明日の朝は病院の予定がある。ということでその話はなし。
何でも、246の三宿の交差点で定食屋を創るとか。

*新宿から地元の歯医者まで歩いてギリギリ間に合った。
8月からやっていたブリッジの施術は先週終わった。今日は歯石を取って貰った。ずっと以前は歯石は年に1~2回取って貰っていたが、もう10年くらいは放ったらかしだった。
「もう、歯石がびっしりで4回くらいに分けないとダメかもしれませんね」
「いや、1回で大丈夫ですよ」
と話していたが、実際に1時間やってみて、やはり歯石が多くて半分しかできなかった。残りの半分は来週。

帰宅。階段、1段飛ばしで13階。

*トランプはアジア歴訪最後の予定であるEAS(東アジアサミット)出席を急遽キャンセルして帰国してしまった。
病気とかなら話は分かるが、全く信頼のおけない身勝手な行動である。

トランプの対朝姿勢は、日本・韓国訪問までと中国訪問以降とでは明らかに違う。最後には「キムと友達に」とまで言ってのけた。
話が変わる、行動が変わる。その時の気分・感情で突然態度を変える。
中国との間で巨額の商談がまとまった途端にニコニコして態度が変わった。中国に言いたかったことは言わずに済ませた。
トランプは政治家なのに、目先の利益があればそれで良い。
政治家としての資質に欠けるのではないかと思っていたが、今回その思いを強くした。

日本はこんなトランプとベッタリで良いのか?

*希望のオバさん、選挙が終わったら党の代表を辞めるだろうと思っていたが、自分の予想よりは随分遅く、しかも随分違った経緯で辞めることになった。

*国会における与党と野党の質問時間の割合をめぐって与野党がもめている。
民主党が政権を取ったときに、野党に転落した自民が自分たちの質問時間を増やすべきだと主張して、与党2、野党8に変わったという。それなのに自民が政権を奪還して、しかも今頃になって今度は与党1、野党1、つまり半分半分にするべきだと言って一歩も引かない。
そんな状況の中で、明日?の文部科学委員会の質問時間を、与党1、野党2にすることでようやく話し合いが着いた。今日決まった1対2の割合は、他の委員会の前例にしないということも併せて決まった。

●11月15日(水)
*軽く食事。
たまたま見た英語の番組で、PLASTER(しっくい、石膏)という単語が出てきて、
“教師”、「こういった将来あまり使いそうもない単語であってもちゃんと覚えておけば、いつか役に立つことがある。この単語は覚えなくても良いやという気持ちが英語の勉強を妨げるんですね。
ニュースでANTHRAX(炭疽菌)という単語が出てきた時に、そんな単語は絶対に使わないと思ってもしっかりと覚えておけば、いつか使うことがある。例えばヘビーメタルでANTHRAXというバンドがありますよね。ああ、こいつらは炭疽菌なんだ!」

“生徒”、「それもなかなかの偶然の出会いですよね。出会いそうもないですけど」

言えてる。ロック、ヘビメタ、しかもスラッシュメタルとなれば世間ではマイナー中のマイナーだ。

“教師”はメタル好き?

*今日は外科。いつものレントゲンに加えて、骨密度も測った。鎖骨を骨折してから3ヶ月経つが、結局骨はボッキリ折れたまま。くっつきそうもない・・・ 日常生活にさほど支障がないなら、このままだそう・・・ 「次回5週間後に肩をもう一度診てそれで取りあえず終わりにしましょう」・・・
骨密度、同年齢平均の92%ではあるが、若い人の平均と比べると76%で、これ以上は良くないというギリギリのところらしい。1年後にまた測って対策を考えましょうとのこと。

スマホをイエに置いてきてしまった。まだ時間も早いし、母の病院へ行くのは止めて、一旦帰宅した。

*タブレット、またWiーFiと繋がってない。前に同じことがあったときにビックカメラで教わったやり方を何となく思い出しながらやってみたら、若干手こずったが何とか接続できた。
ブログ更新。
軽く食事。

*7~9月期のGDPの速報値が出た。
11月4日に12社のGDP予測について述べたが、大体それと同じだ。
前期比+0.3%、年率換算+1.4%で、7期連続のプラス。
輸出が+1.5%で、スマホ部品や自動車の輸出が好調とか。
一方、GDP全体の6割近くを占める個人消費はー0.5%。賃金が伸びないし、天気も悪かったので。個人消費を含む国内需要全体もー0.2%。

企業の利益が消費に結びついていない。
アベノミクスは上手く行ってないし、税金や社会保障などの国民負担はどんどん増えると予想されるし、結局は節約して少しでも将来に備えておこう、ということか。

7期連続のプラスを喜ぶ状況にはない。
アベは何百回も「政治は結果が全てだ」と言っていて、しかもこれだけ数字が良くなりましたと自慢しているが、結果は出ていない。
消費は伸びていない。
もし上手く行っているというのなら、金融緩和、もうとっくに出口に向かっていても良いはずだ。

*今日、母は背中の手術。12時過ぎ、徒歩40分で参宮橋、母の病院。手術の結果とこれからの注意点などについて、明日、父が病院に来て母と一緒に説明を受ける予定になっている。その時間がまだ未定だったので母に会って時間を聞こうと思ってやって来たのだが、母はまだ手術中でしかもまだ時間がかかりそうとのこと。結局母には会えず、明日の説明時間も分からないまま。「手術が終わったらお母さんからお父さんに電話して下さい」とメモを書いて置いてきた。

*徒歩20分で新宿、西口のハローワークにちょっと立ち寄る。
更に20分歩いて帰宅。往復7Km。
階段、1段飛ばしで13階。
まだ2時半だ・・・

*一時は「影の大統領」とまで言われトランプの超側近だったバノン、今は訳あって公的な地位は退いたが、トランプとは週2回ほどは連絡を取っていて、今でも裏からトランプにアドバイズしているという。
そのバノンが来日、NHKでインタビューに応えた。

「朝鮮は中国の従属国だ。中国が石油を提供し、朝鮮を築くのに全てを与えている。
アメリカは中国に強い影響力を持っている。アメリカは中国経済にも制裁できるし、中国を世界市場から外すことも出来る。
アメリカが中国に圧力をかけ続けることで、朝鮮情勢は成果を得られるであろう」

完全に状況分析を誤っている。中国はバノンが考えるほどヤワじゃない。何の知識もない自分でも、バノンの考えが全く的外れなのは分かる。

こんなのがトランプにアドバイズしているのかと思うと、がっくりする。

*株(日経225)、上がり続けて11月7日には2万2900円を越えたが、ちょっと上がり過ぎたのか、今日は2万2028円にまで調整。

●11月16日(木)
*アメリカの物価上昇率は前月比で+0.1%で緩やかな上昇が続いている。小売業の売上高も前月比+0.2%と堅調。
年内、利上げか?

*徒歩で参宮橋の母入院の病院へ。昨日は手術中で会えなかったが、今日はベッドで横になっていた。5~6時間の大手術だったらしく、かなり疲れていて話をするのも楽ではないようだ。
昨日は分からなかった手術の結果説明の時間は4時半らしい。父にそのことを伝えていないらしい。すぐに父に電話したが、留守。父はまだ「4時半」を知らないはずだ・・・ どうしようと思っていたら父がやって来た。やはり「4時半」を知らなかったようだ。まだ昼前だ・・・ 母の昼食時間になったし、あとは父に任せて、また歩いて帰ってきた。イエの近くで買い物。
階段、13階まで。

*ブログ。歩き疲れてウトウト。

*国会における与党と野党の質問時間の割合について、与野党でゴタゴタもめていたが、加計学園認可問題を審議するために開かれる文部科学委員会においては与党1、野党2とすること、これを他の委員会の前例としないことの2点で一昨日ようやく決着した。

他の委員会の前例としないという意味は、今度の文科委員会の審議時間は特例ですよ、特別ですよ、1回コッキリですよ、他の委員会は今まで通り1対4ですよ、というふうに捉えるのが普通だと思うのだが。
少なくとも自分はそう理解したし、野党もきっとそう思ったからこそ文科委員会では1対2にすることで折れたんだと思う。

ところがどうも自民はやはり他の委員会については与党1、野党1の従来の主張を引き続き要求しているようだ。

かつて8年前自民が野党に転落したときに、民主党に強く要請して実現した与党1、野党4という現在のルールを、今度は自民自らが1対1、つまり野党を大幅に減らせと主張してテコでも動かない態度は、これこそ傲慢の極み、驕り高ぶり以外の何物でもない。

*受動喫煙防止強化対策で、厚労省は今年、健康増進法の改正案を作成して国会提出のため自民党と打ち合わせをしていたが、「前世紀」の自民議員は厚労省の改正案に激しく抵抗した。「飲食店内は原則禁煙だが30平方メートル以下の店舗は例外的に喫煙を認める」という厚労省の案に対して自民議員はこれを大幅に骨抜きにする「150平方メートル以下の店舗に例外を認める」という独自案を作成、これ以外は認められないと強硬な態度を貫き、結局厚労省は国会に法案を提出することすら出来なかったということがあった。
そして今回厚労省は受動喫煙防止強化対策の新たな法案を作成したようだが、何とその中身は、「前世紀」の自民議員が作成した骨抜き案と同じ「150平方メートル以下の店舗に喫煙を認める」というもの。

万単位の人が自らが望まぬ受動喫煙によって命を落としていると厚労省自身が発表しているのに、厚労省は国民の命を切り捨てた。国民の命なんかどうでも良いと言っているに等しい。国際機関から「日本の受動喫煙防止対策は前世紀」と呆れられているのに、そんなことはどうでも良い。

たばこ産業、飲食業界から金を貰って強化案に強行に抵抗した自民議員どもがどうしようもない人間であるのは明らかであるが、遂にその自民議員の軍門に降ってしまった厚労省もやはり全くの論外である。

厚労省は国民の命などどうでも良いということが明らかになった。

受動喫煙防止強化に反対している自民議員の親玉は野田毅、厚労省の大臣は加藤勝信。
そして、こういう非人間的な人物をのさばらせているのがアベ。

*アフリカ南部にジンバブエという国があって、経済が大混乱、人類史上稀にみる超インフレによって何と100兆ジンバブエドル札まで登場したという話をしたことがあったと思う。1ドル=3京5000兆ジンバブエドル、1円=300兆ジンバブエドル(100兆ジンバブエドル札が3枚)・・・ 人々は札束をいくつも抱えて買い物に・・・
その後ジンバブエドルを廃止、ドルや隣国南アフリカの通貨ランドなどが流通していると聞いたような気がする。

ここの大統領であるムガベという男は現在93歳で、イギリスから国を独立させた英雄であり、30年以上も国を率いてきた。当初は経済も順調であったが、元々大の白人嫌いで次第に欧米と反発、白人農場の強制収用(戦後日本の農地解放みたいなもの?)政策を切っ掛けに経済が完全に崩壊、政治も混乱、国民の生活もどん底に落ちてしまった。
最初の妻と死別したあと40歳以上若い女と再婚するが、二人の行動はかつてのフィリピンのマルコスとイメルダの関係と同じ、独裁、反対派への人権弾圧、贅の限りを尽くす、そんな風になってしまった。
世界の独裁者ランキングというのがあって、ムガベは常にトップクラス、朝鮮のキムが1位で、ムガベが2位ということも。アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどはムガベ等の入国を禁止しているという。
しかもムガベは、この派手な妻を自分の後継にしようと考え、第1副大統領派との間で対立が発生、今月大統領が第1副大統領をクビにしたことで混乱に拍車がかかった。
遂に昨日、軍がムガベを見限りクー(クーデター)を起こしてムガベを軟禁したとのこと。

因みに、欧米各国から入国禁止措置・経済制裁を受けているムガベ大統領は、何度か来日、去年もアベと堅い握手を交わしている。

*アベが選挙で掲げた幼児教育の無償化について、「このままでは認可外保育所が“なんちゃって無償化”になりかねない」というような記事を読んだが、それについては無償化策の結論が出てから。