なかなかはかどらない物の整理。整理中、意外なものがぽろっと出てきて中断になっています。
その中で古い写真です。
珍しく長男との写真です。
小さいころから弟達に手を取られて、構ってもらえず、叱られてばかりの長男でした。母親の教育ママぶりに、親子戦争勃発。
期待に応えきれず、母の不満?にしっかり抵抗してきた長男。
何で生んだんや!と返されていた私。
物ごごろつく頃から親の不和の中で育ったので、はけ口がなかったであろう。また二人の弟達に手を取られているので、なぜか二人の写真がなかったけれど、これがありました。やっと長男に向き合えて、喜んでいる様子。残っていてラッキーでした。
この子も3月末、49歳なりました。受験勉強も好きなサッカーにも身が入らず、悶々としていたでしょう。大学卒業後もふらふらしているので、家を出るように言い渡したきつい母の私でした。
その後、東京生活、結婚に際しては二度も東京へ。
結婚式で3度目の行ったりきたりでした。
その長男が49歳で感慨深いです。
そんな彼も丈夫な体に生んでくれてありがとうとメッセージを送ってきます。
子育てで忙しく、夫婦の不和の中で、十分な愛情を注げず、不満ばかりを口にした母親に対して、元気に育ってくれてありがとうです。
古い写真がいろんな甘い、酸っぱい、苦い味を引き連れていろいろ、あんなこと、こんなことを思い出させます
三人の息子たち、皆それぞれ、いいパートナーに巡り合い、幸せなのが一番の
未熟だったお母さんへの贈り物のようです。
よかった!ありがとうを三人の息子たちにも送りたいです。
そんな気にさせた一枚の写真です。
