farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

旧土地台帳に出会う

2016-09-14 21:43:54 | Weblog

狭い谷筋の村々にも下水道が敷かれるようになり、目下その準備であわただしい昨今です。

今年田植え前、作業場に軽油をとりに行くと、大勢の市からの調査の人々に出会ってしまいました。

その中で、倉庫近辺の地盤が誰々の物だとのこと。初耳です。

まあ、なんということか!

突然この忙しい時ににと、ぷんぷんの私でした。

振り返ってみると、その言っている人は70年前、その方の分家筋から買ってと言われ、親たちが購入したものだということは知らない訳です。

土地の経緯を知らなくて、びっくりするような言葉でした。変遷がお分かりになっていないようでした。

 

母から聞く昔の話がまた続きます。

この辺にも土地があったそうだと。ずっと、わけのわからぬ話に戸惑いでいっぱいでした。

しかしいろいろ調べているうちに、旧土地台帳に出会い、確かに小さな畑4筆の記録がありました。

旧土地台帳の中で、3代前の先祖の名前を発見し、おもわぬ人との出会いでした。

その先祖が鮮やかに浮かび上がってきました。

台帳を通して、記録を通して、いろんなことがわかり、面白いと思いました。

冬休みは、この台帳閲覧をたのしみとしたいと思っています。わずかに残った知的好奇心に火がともったようです。

農業を始めて13年、土に対する思いも深まり、今後土地についての関心を深めて、歴史への興味も深めました。

土地に関して、あーだこうだと言っているうちに、思いがけない拾い物をしたようです。

わずかな土を守るのも、大仕事です。

次世代にバトンタッチするまで、私の様々な関心模索が続きます。

土を通して、いろんなことが解ってきます。

まだ1歳ちょっとの孫にいつか、語ってやる土地の話を温めたい。

まだ彼は、片言をしゃべり始めたばかりなのに。

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