イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

I won’t make excuses

2005年11月01日 | NFL
録画しておいたNFL第8週、グリーンベイ・パッカーズvsシンシナティー・
ベンガルズの一戦を観戦しました。
ここまで主力に負傷者が相次ぎ、1勝5敗と苦戦を強いられているパッカ
ーズと、攻守に才能溢れる若手が揃い、5勝2敗と好調のベンガルズと
の対戦。ここはパッカーズの鉄人QBブレット・ファーヴ(写真#4)と、3年目にして大き
な飛躍を見せているベンガルズQBカーソン・パーマーに注目してみました。

試合はチームの勢いの差が如実に現れる展開に…。第4Q残り13分24秒にQBパー
マーからFBジェレミー・ジョンソンにTDパスが決まって21-7とベンガルズがリードを
広げますが、ここからパッカーズが反撃。残り3分18秒にQBファーヴからTEバッバ・
フランクスにTDパスが決まって21-14。
更に残り56秒から始まった次のオフェンスで、ファーヴのパスが相手の反則を誘って
大きく前進!このまま逆転も!?と思われた場面で、一人の観客がフィールドに乱入
してプレーが中断するハプニングが…。
この中断でパッカーズに傾いていた流れが止まってしまったのか、中断直後のプレー
でファーヴが相手ディフェンスのサックの餌食に。残り5秒からのオフェンスでも必死の
パスを試みましたが、これは反則を取られてジ・エンド。結局21-14でベンガルズが
勝利を収めました。

「追い上げられて肝を冷やしたね」と語るパーマー。この日はパスで237ヤード、3TD
を稼ぎましたが、味方DF陣の好守で良いフィールド・ポジションを与えられながらも、パ
ッカーズDF陣を攻めあぐねていた様に見受けられました。
マービン・ルイスHCも、「もっと得点できるチャンスはあったのだが…もっと堅実に前進
してゲームを支配していかなければ」と苦言を呈しています。

一方のファーヴ。この日はパスを39回投げて26回成功、279ヤードを稼いで、通算獲
得ヤードで史上2位に躍り出ましたが、なんとキャリアワーストの5本のインターセプトを
食らってしまいました。
「いろいろあったけど、それらを言い訳にするつもりは無いし、ここに立ち止まっているつ
もりも無いよ。ウチにも勝機はあったけど、それをモノに出来なかった…そういう事だね」
と語るファーヴ。チームを必死に支える大黒柱の意地が伝わって来る猛追撃でしたが、
今のファーヴは見ていて痛々しいです…

何はともあれ、AFC北地区の首位の座を守ったベンガルズ。去年あたりから「そろそろ
ブレイクの予感!」と言われ続けて、今年のこの躍進。
次週は敵地でのレイヴンズ戦、一週の休みを挟んで、ここまで全勝のコルツとホームで
対戦と気の抜けない戦いが続きます…が、ここを乗り切れば、15年ぶりのプレーオフが
見えて来そうです。NFLのトラ軍団、大躍進なるか!?

Cincinnati Bengals


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