Ｉｔ ｃｏｕｌｄ’ｖｅ ｇｏｎｅ ｅｉｔｈｅｒ ｗａｙ

デルレイビーチ国際選手権は第２ラウンドが行なわれ、第１シードのアンドレ・
アガシが、４－６、７－６、６－０でラモン・デルガド（パラグアイ）を破り、８強進
出を決めました。

アガシは第１セットを落とし、続く第２セットも４－５で迎えた第１０ゲームには、マッ
チポイントを２度握られるという苦しい展開。最初の２セットではフォアの調子が悪か
ったとの事ですが、第３セットでは相手に８ポイントしか許さずに締めてしまう辺りは、
流石の一言です…

「第２セットでも、デルガドは自分より良いプレーをしていた。どっちに転んでもおかし
くないゲームだったよ。オレのプレーがもう少し拙かったら、彼が勝ってたんじゃない
かな」と語るアガシ。
昨年の全米以後、長引く腰の痛みや足首の故障などで目立った活躍が無かったア
ガシ。ここらで復活の烽火を上げて欲しいところ…次の相手は、ギリェルモ・ガルシ
ア-ロペス（スペイン）です。

またパンパシでは、マルティナ・ヒンギスが好調の様ですね。今日も第３シードのナ
タリー・ドゥシー（仏）に２－１で競り勝ち、８強に駒を進めています。
敗れたドゥシー曰く、「マルティナはゲームが進んで行く中で、プレーのレベルが上
がって行った。彼女はツアーを離れる前だって良い選手だったけど、先日の全豪で
自信を掴んだんじゃないかしら」

ヒンギスの次の相手はマリア・キリレンコ（ロシア）。ヒンギスの戦いぶりも、アガシ
同様気になるところです！