That's awesome

海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

FARGO/ファーゴ Season1の感想 4/3

2016-03-27 11:36:38 | FARGO
FARGO/ファーゴ

Created:Noah Hawley
Based on:Fargo by Joel Coen
Ethan Coen

これで最後にしようと思ったのですが読むのが嫌になるほどめちゃめちゃ長くなってしまったので
E9とE10を分けました。なのでこの次で終ります。


ネタバレを含みますのでご注意ください。

E9:狐と兎とキャベツ "A Fox, a Rabbit, and a Cabbage"
※川渡り問題です。ドラマの中でこの問題が出てきますが、
昔、私のまわりでも流行りまして出題された時は一晩中考えてましたよ。
いろいろなパターンがあるみたいですが私の時もこのパターンだったと思います。

マルヴォは次の仕事に取り掛かっていました。
保護承認プログラムで隠れているマフィアの男を見つけ出すために歯医者になりすまし
その男の兄弟のカントンに近づきます。
カントンの信用を得るために半年かけて良い人間を演じます。


そしてついにカントンが弟を会う時にマルヴォを同席させることになり、みんなでラスベガスに来ていました。
そんなマルヴォにレスターが声をかけますがマルヴォは他人のふりをします。


ここでレスターは素直に引き下がり部屋に戻っていれば良かったんです。
しかし「昔の自分とは違う」というレスターはエレベーターで部屋に戻ろうとしていたマルヴォ達を追いかけます。
マルヴォに今の自分を見せつけたかったんでしょうね。
マルヴォはレスターに「これがお前の望みなのか?」と聞き、
サムの時にはYesと言えなかったレスターは今度こそはっきり「Yes」と言います。


その瞬間、マルヴォはサイレンサー付きの銃を取り出すとエレベーターに居たレスター以外の人をすべて殺します。


半年かけたマルヴォの仕事をダメにしたレスターはこの時点でマルヴォの敵となってしまいました。
レスターはその場から逃げ出すと寝ているリンダを起こし、すぐにラスベガスを発ちます。
慢心しちゃったレスターの行動が結局すべてを失う羽目になります。

ファーゴのFRI支局では二人組が資料室で暇そうにしています。


ここで狐と兎とキャベツの出題をしています。
「狐と兎とキャベツを持っている男が川を渡ろうとしていますが舟には自分の他にひとつしか積めません。
キャベツを積むと男が居ない間に狐が兎を食べてしまいます。
狐を積むと兎がキャベツを食べてしまいます。
どうやってすべてを無事に向こう側の岸に運びますか?」

彼らはファーゴの組織を皆殺しした犯人を知っているというモリーの事を知りベジミーに向かいます。

この日はビルが不在なのでモリーが署長代理を務めることになっていました。
パパのダイナーで朝食をとっていると電話がかかってきます。
ベガスで起こった殺人事件をレスターが目撃しているというのでモリーはレスターに話を聞きに行きます。

突然孫娘が出来ちゃったパパですが結構気が合っています。

一方レスターは警戒しながらも家にたどり着きます。


家に入ってからも外の様子をしきりに伺いながら地下室に行きチャズの持ち物だった狩猟の道具から
獣用の罠と拳銃を取り出します。そこにモリーがやってきます。
レスターは目撃などしていないとシラを切り最後はリンダの機転でその場を切り抜けます。


ガスが配達しているとマルヴォによく似た男が運転している赤い車がガスの車を追い越していきます。


その車はマルヴォ本人でした。
レスターは新しい家に引っ越し自分の保険会社を設立していましたがそれを知らないマルヴォは
以前の家に行き住人から会社の所在地だけ聞き出すことができました。


今の家を知りたいマルヴォは情報を仕入れるためにパパのダイナーに入ります。
一方、モリーもFBIの二人組と落ち合うためダイナーに向かいます。


マルヴォはパパからレスターの家を聞き出そうとしますが、
そこは元警察官、パパは教える事はしませんでした。
そうしてマルヴォが店を出て行った瞬間、モリーが裏口から入ってきました。

FBIのふたりはモリーの作った相関図にとても興味を示し、
立ち会っていたビルの言い分をあっさり却下するとレスターを調べるためにベジミーに滞在することになりました。


レスターはリンダとメキシコに行くことし航空券を予約しますが、
パスポートが会社にあるので取りに行くことになりました。


会社の裏に車を停めると腰を痛めたと言ってリンダに自分のコートを着せフードを被せ取りに行かせます。
息をつめて車の中から様子を伺っているとオフィスに入ったリンダが隠れていたマルヴォに拳銃で撃たれてしまいます。

レスター、清々しいほど他人を犠牲にしています。

ところで映画版で2回ほど映し出されるポール・バニヤンの人形(上段)はアメリカの「ほら話」の象徴と言われているそうですが
この場面に出てくる人形(下段)もポール・バニヤンなんですね。
斧は持ってないけど巨大な青い牛を連れているのも特徴のひとつらしいので。


続きます。

コメントを投稿