そのまんまのタイトルしか浮かびませんでした・・・
引き続きシャーロック関連で、今回は御大のインタビューとシャーロックの名場面という記事。
この雑誌がメルボルンだったので、
11月23日にオーストラリアで開催される公式イベントを踏まえての記事なんでしょうね。
最初は御大が選んだTop7かと思っていたんだけど多分この記者が選んだ場面のようです。
しかもこの記事を読み始めた時に軽い既視感に見舞われたので、
昔の記事なのかしらーと日付をみたら最近の記事でした。
なのでまたこの話題か!とちょっと頭が痛かったのですが何気に御大がとても大事な事を言っていました。
シャーロックに関する事ではなく、
手に入れるのも消費も早いこの世の中でいつも長い間待たせるのは悪い事ではないよ、
だって食欲をそそるでしょ?という話をしていました。
すごく大切な事だなあと。
今はすごく便利になって何かを買うのでもお店で食事をするのでもあまり待たされないじゃないですか。
それどころかちょっとでも待たされるとイライラしたりしますよね。
でも空腹は最高の調味料という言葉があるように、
少し待った方が手に入れた時の喜びが大きくなるんですよね。
そうは言ってもあまり待たされると暴れたくなるけど。
この記事を目にしたのは先々週くらいだったのですが何だかすごく訳すのに時間がかかってしまいました。
今に始まったことではありませんが更に頭がまわらないのはやはり劣化?
とりあえずわかる範囲で訳してみましたが誤訳も多いかと思いますのでご容赦ください。
そして、意外に長いです(笑)
元記事です。
Sherlock: From Script to Screen interview with Mark Gatiss and the top 7 Sherlock moments
2年に一度3つのエピソードだけなのに驚くべきほどのファンを得ている。
健全とは言えない表現でシャーロックとジョンの関係を再考するファンサイト
(カンバービッチーズの検索は自己責任で。)には、
ミーム(インターネットで広まる情報や画像)やスラッシュであふれている。
今月、我々はオーストラリアで初めて開催されるイベントで
脚本、制作のスティーブン・モファットとマーク・ゲイティスを迎え
メルボルンはシャーロックフィーバーを味わう事になる。
マーク・ゲイティスによれば「我々は次の世代のショーランナーと対話をしているんだ。」とマーク。
「我々が70代になった時に仕事を与えてくれるかもしれない。マスタープランがあればきっとそうなるよ。」
シャーロックファンによる妄想がアイデアを与えてくれるという。
シャーロックの兄、マイクロフトも演じているマークは、
あなたたちを取り込むのはファンであるということを多少なりともわかっている。
彼はDr.Whoに夢中になって育ち、2005年のリバイバル脚本家として演奏会を成功させる前には
多くの小説やTime Lordをフューチャーさせたオーディオドラマを書いている。
「スティーブン・モファットやラッセル・T・デイヴィス、
そして私自身や知人たちみんなが業界で働き始めたのもまさにそうなんだ。
私たちはみんな何か別のファンからスタートしてるんだけど、
番組のエンドロールをじっくり見ながらどうやって作られたか知りたいと思ったんだ。
そして物語をしたくて学校のノートがストーリーでいっぱいになったよ。」
確かに、ファンが今の映画やテレビ産業を運営していると感じる。
Dr.Whoやスタートレック、スターウォーズはみな復活し、それを見て育った人たちによって制作されている。
「率直に言えば、ルーカスの過去の抑圧的な影響が彼が作ってきた素晴らしいものを崩壊させた。
おもちゃを売りたいだけの人たちではなくスターウォーズを大事に思う人の手に委ねられていくのはすごく嬉しいよ。」
彼ら「狂人」がテレビや映画のプロとして業界でのキャリアを築いたと強調する。
一方でマークはコメディ劇団「The League of Gentlemen」で評判を得ている。
シャーロックのマスタークラスは参加者に同じような影響をもたらす
実用的で幅広いアドバイスを伝えるよう工夫されていた。
「みんなが君に実質的な質問をし、君は実質的な答えを返す。
それがやれることのすべてなんだ。君がインスピレーションやアイデアを授ける事はできないしね。
実際に何かを作るのと、座って想像するのでは大きな違いがあるんだ。」
彼がシャーロックやDr.Whoの最も好きなものを振り返ることで彼の愛情に影響するかどうかはわからない。
「ある意味、台無しになるのではと一番恐れている事だった。
しかしそうではない。
子どものころから頭にあったものを取り出してみんなに見せることができるんだ。
Dr.Whoでディビット・テナントと演じたとき人生で一番エキサイティングな時間だったが
最初に脳裏に浮かんだのは他の仕事だったらどうだったのか、だった。
それまではそんなことはなかったのに。「‘Oh my god, I’m in Doctor Who!’」の瞬間まではね。」
シリーズとは一線を画した次のエピソード「The Abominable Bride」は
ホームズの伝統的なビクトリア時代に我々を誘う。
このエピソードは1回限りで彼とモファットが生涯にわたり愛してきた
ラズボーンの映画から発想を得ているとマークは言っている。
それが終るとシャーロックファンは新エピソードのために再び長く待たなくてはならない。
次のシリーズは2017年までに放送されることはないようだ。
マークはファンの興味を失うとは思っていない。
実際、彼はドラマを観ながらそれについてツイートする時代において長い待ち時間はめったにないご馳走だと考えている。
「すぐに手に入らないと感じる怒りに消費の速度が増す傾向にある。
だから2年半待たせるのは良い事だ。人は待つのが好きなんだよ。
それにより更に食欲をそそられるからね。」
Top 7 Sherlock moments
1-「Do you have a boyfriend?」
同性愛の演出がバディドラマにおいて大きな役割を果たしているが、
ホームズとワトソンの間でこんなに露骨なセリフは今までにはなかった。
最初にふさわしい会話としては言ってみるなら、
ジョンは勢いよくテーブルにそれを置く(すみません、「John plonks it down on the table」が
よくわかりませんでした。私が読むとどうしてもジョンがシャーロックを押したお・・・・)
100万のファンフィク作家が狂喜乱舞するだろう。
2- The Mind Palace
シャーロックにおけるビジュアル革新は画面上にテキストを使ったことだったが
(今ではほとんどのテレビドラマで使われている)「マインドパレス」のコンセプト
(仮想の家でシャーロックはここに重要な情報を格納します)は名探偵の頭の中を垣間見ることができる。
シリーズの最後で270分前に起きたほぼすべての出来事の説明をするのに効果的に使われている。
3- Irene Adler
人気のある女性キャラクターの全裸を採用するのはかなりの厚かましさが必要だけど
モファットはマスタープランがあるのだと我々を納得させることができる。
天才的なアイリーンはゲームへの興味を失わせるためにベストを尽くしたが
我々は彼が女性に興味を持つとは思えない。
しかし、モファットが彼女を探偵と恋に落としすべてを台無しにしたとしても
彼女がボーイズクラブに加わったことを歓迎するだろう。
(愉快なモリーもジョインし、ドラマの呼び物になっている。)
かわいそうなアイリーンはジョンの後ろに並ぶんだ。
4- Moriarty steals the Crown Jewels
アンドリュー・スコット演じるモリアーティは少々大げさなジェスチャーに見られることもあるが、
優れた犯罪の妙技で華々しく最後まで演じた。
一体誰が同時にイングランド銀行を襲い刑務所に押し入って王冠を盗むことができるのか?
利口ぶったヒーローは確かに好敵手だった。
5- Sherlock dies
モリアーティとの最後の戦いのあと、ヒーローは彼の親友を救うために建物の屋上から身を投げた。
原作のファンなら結果は既に知っている。
しかしこのシリーズではシャーロックを追い込む新たな方法をかろうじて見つけることができたようだ。
6- Sherlock doesn’t die
当然ながら、シャーロックが落下からどうやって生還したかについての考察にファンは18ヶ月を費やし、
それを喜んだ番組側が我々には何も教えない事にし、
ありそうもないシナリオで何が真実かを決めるのは我々に任せることにした。
7- Sherlock shoots the bad guy
一度くらい裏をかこうと、悪役のマグヌッセンはシャーロックに直接手を下させた。
今回は「ソシオパス」としての探偵を踏まえて展開したが、少なくとも勇敢なヒーローは健在だ。
見事なまでに希望のない驚くべき瞬間だったが、本当に彼が殺したと思っている?
以上です。
苦労したわりには大した内容ではなかったような(泣)
そういえば、オーストラリアのイベントってもうすぐじゃないですか。
ここからボチボチ始まりそうですね。
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