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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 2-2 The Hounds of Baskerville その8

2014-07-16 21:28:25 | Sherlock S2E2
「バスカヴィルの犬」



今朝ゲイティスさんが「konnichiwa」ってツイートされていてびっくりしました。
本当にこの一言だけなのですが、たったこれだけでファンを翻弄するゲイティスさんてホントにね(涙)


引き続き顔芸なシャーロックです


シャーロックを置いてひとり外に出たジョン。

再びモールスのようなライトが点滅しているのに気づき発信源まで行きますが、
それはモールスではなく片方のライトが壊れた車の中で男女がHしていたため点滅しているように見えただけでした。
「Oh, God.」と脱力するジョン。そのまま引き返します。

そこにシャーロックからテキストが着信します。

S「Cross Keys のパブにヘンリーのセラピストがいる S」
J「だから?」
S「彼女に話を聞けば?」
J「なぜ僕が?」
ジョンがそう返信すると、画像が送られてきます。

「悪い奴だな」と返信するジョンの方が悪い顔つきになってるなーと思うのは私だけ?

デュベにくるまり真っ暗な庭に視線をやるヘンリー。
テレビの画面に数匹の犬が映ったのでチャンネルを変えた時、庭のセンサーライトが点灯します。
人影らしきものが通り過ぎますがヘンリーは気がつきません。
すぐに消えたので再び画面を見るも今度は犬のアップになったのでテレビを消します。
すると再びライトが点灯。
ヘンリーが立ちあがるとまた人影のようなものが通り過ぎライトが消えます。
ヘンリーは抽斗から銃を取り出します。精神は追いつめられてボロボロなんですね。
しかしこの場面はちょっとホラーな感じでドキドキします。

その頃、三大陸先生はモーティマー先生と楽しそうです。
「ワインは?先生。」とジョンが空いたボトルを手にします。
「私を酔わそうとしているのね、先生。」とモーティマー先生。
「してないよ。」
「だってさっきまで私を口説こうとしてた。」
「あれ?僕はどこで間違えた?」
「あなたが私に私の患者について尋ね始めたときよ。」
「僕はヘンリーの古い友人だって話しただろう。」
「ええ、そして彼は私の患者でもあるから彼の事を話すわけにはいかないわ。」
「うん」
「彼の旧友は全部聞いたけど、あなたはどんな友人?」
「新しい友人かな?」
モーティマー先生鼻で笑ってます。
「OK。ヘンリーの父親については?彼はあなたの患者ではないし。
彼は陰謀きちがい・・・・理論家ではないだろう?」
「それは正しいわ。」
「彼は間違っていた?」
「そう考えるべきだわ。」
「だけど彼はバスカヴィルに固執していたよね?ヘンリーはその影響で犬の幻影を?」
「私がそれを話と思ってるの?」
「あなたは彼の事を心配しているし、僕は医者でもあるんだ。それに・・・」
ジョンはそこで少し真剣な顔で、
「僕のもうひとりの友人も同じ問題を抱えているかもしれない。」
それを聞いたモーティマー先生も真剣な顔で俯きながら少し考えています。

そしてジョンの顔を見たとき、誰かが後ろかジョンの肩をたたきます。
フランクランド博士でした。
「ドクター・ワトソン!」
ジョンの顔が一瞬にして曇ります。
博士はモーティマー先生に挨拶したあとジョンに「調査はどう?」と聞きます。
ジョンはごまかすように博士に「ハロー」とか言ってますが、
「調査って?」と先生に突っ込まれちゃいます。
「彼のブログを読んでないの?シャーロック・ホームズだよ!」
「シャーロックって誰?」
「私立探偵だよ。で、この人は彼の秘書なんだ。」
「秘書?」
「そう、同棲中の秘書。」
「同棲・・・」と先生のご機嫌急降下。
(ここのセリフ、英語では「Live-in」と言っているのですが、住み込みとか同居の意味もあります。
でも公式が「同棲」としているので、「同棲」でいいんですよね?・・・・)

「こちらモーティマー先生。ヘンリーのセラピストだ。」と一応博士に紹介するジョン。
「ハロー!ボブ・フランクランドです。」と彼女と握手をする博士。
「私はステープルトンを見張っているとシャーロックに伝えてくれ。話したいときはいつでもどうぞ。」
そして博士は笑いながら立ち去ります。
モーティマー先生が帰り支度をしているのでジョンが話しかけようとすると
「彼に一杯おごれば?彼はあなたの事が好きなんだと思うわよ。」
そう言い残して先生も立ち去ります。ジョンは思わずため息。

翌朝。
ムーアの岩の上に立つシャーロック。

この時ドアをノックする音がして、シャーロックが後ろを振り向くんですよね。
おしゃれだなーと思いました。

シャーロックがヘンリーの家のドアをノックしていました。
ヘンリーがドアを開けると「モーニン!」とシャーロックがいかにも作ってますよな笑顔です。
「気分はどう?」
「全然眠れないんだ」
「それは遺憾な事だ。僕がコーヒーを入れるよ。」と言いながらシャーロックは天井を指さし、
「ああ、ほら雨漏りしてる」とヘンリーの注意を引いた隙にひとりでキッチンに向かいます。
その時、笑顔から一変して真剣な表情のシャーロックです。

ずかずかとキッチンに入ると棚を開け砂糖を見つけると少しだけこっそり持ち帰ります。
そこにヘンリーが入ってきたので急いでカップを運びコーヒーの準備をするシャーロック。
「あのさ・・・昨夜。」
とヘンリーの問いかけに変な笑顔で応えるシャーロック。

(初めてこの顔を見たとき固まりましたよ、私(笑)それ以来この場面のトリコです。大好きです。)
「なぜ君は何も見なかったと言ったんだ。一瞬だったけど犬(ハウンド)を見たじゃないか。」
「ハウンド」
再び真剣な表情でシャーロックが言います。
「え?」
「なぜ『ハウンド』って言い方をするんだ。なぜ『ハウンド』なんだ。」
「どういう意味?」
「不思議だと思わないか?変わった言い方だ、古風なんだ。僕がこの事件を引き受けた理由だよ。
『ミスター・ホームズ、それは巨大な犬(ハウンド)の足跡だった』なぜ『ハウンド』なんだ。」

「知らないよ。」
「コーヒーはやめたほうがいいな。」
そう言うとシャーロックは立ち去ります。

続きます。
バスカヴィルのシャーロックの表情はどこをとっても最高ですね~。
ベネディクトの顔芸、絶好調です。

8 コメント

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Unknown (如月。。)
2014-07-16 23:13:30
ああ・・・
そうそう、砂糖をかすめとるあのシーンは
シャーロックの怪しい態度がこれでもかってかんじで、わたしも大好き。
作り笑い的なおもしろさなんだけど、わたしにはもう胸キュン笑顔なのです。
あと、高いところにいるシャーロックって何気にかっこよすぎると思うのですがなぜでしょう・・・
返信する
かじゅさんの ショルトー少佐考察 (黄梅)
2014-07-17 10:09:16
違う箇所からで恐縮なんですが、S3E2のジョンとショルトー少佐の友情も、なかなか意味深ですよね。どんなことがあったのかなー、と。正典だと、JWは瀕死の重傷を負って敵兵の手に落ちるところを、伝令の部下に担いで運ばれ、辛くも生き残れた・・・とあったので。

従軍した軍隊も、全滅とはいかなくても、結構な被害を受けたようですし。従軍時代の友人、正典でもぽつぽつ出てきて、治療ありがとうとかエピソードがあり、好きです^^

砂糖のくだりのシャーロックは、奇行全開ですね!確か、バスカビルははじめのほうに、S1より先に見たので、「うわーこの人、ヘン・・・」と半ば呆れた記憶があります。ただでさえ弱っているヘンリーを、振り回すはやめましょう(笑)

>この時ドアをノックする音がして、
>シャーロックが後ろを振り向くんですよね

初めて気づきました!細部までこっていて、おしゃれですね。全編そうですが、バスカビルでは岩の上のシーンといい、怪しい荒野に研究所・・・とビジュアルイメージも豊富で楽しいです。

ここのフランクランド博士、うざくないですか爆。当初からなれなれしい(失礼)態度だったけど、お前だまってろ!と内心思っちゃいました。同棲中の、のくだりは笑いましたけど・・・。正典のフランクランドさんもかなりアレですが、うざったいのは同じだなと苦笑しました。正典では近所に一人はいそうな偏屈で意地悪でゴシップ好きな、娘にも優しくないおっさんです。その娘さんの結婚後の姓がライアンズなんですよー。

こんにちはツイート、かわいいですね。ツイッターは見てないのですが、ちょっと気になるなー。

そうそう、ベネディクトさん人気ありますって伝えたかったら、ベネディクトさん紅です!って言わないといけませんね^^ベネさんの名前はどう書くんだろう・・。個人的に、日本語のカタカナや韓国のハングルのほうが、外来語表記しやすくて、漢字はちょっと難しいような気もします。どちらかというと表意文字だし。漢字で起こすから、原語とあまり近くならないんじゃないのかなー?とか思います。中国語で外来語使われると、韓国語以上にわからないし・・(韓国語だとかなり原語に近いから、原語を知っていれば、比較的簡単に予想がつく)。

「情人」は「チンレン」とよむのですが、同音異義語が多いのが中国語で、「チン」と読む漢字、頻出するんですよ。「親」もチンだし、「干」もだし、「親親」でとても仲の良い、の意味になります。発音は・・日本語だと恥ずかしいです--;同じ漢字を繰り返すことが多いのも特徴で、「非常に綺麗、穢れのない」という意味で「干干清清的」と言いますね。こちらの「清」もチンと読むので、発音するのをひるみますねー。

英語のブラザーやシスターが年齢差を含まず、日本語では兄弟姉妹とわかれているように、中国語では父方母方、おじおばも血縁のある人とその配偶者、などで全部呼び方が違い、おじいさんも父方母方で違いますし、親戚づきあいは密だしで、だんだん覚えることをあきらめる気持ちになってきます(笑)地域差もあるから、覚えてもなー、いいや、みたいな。

10歳差設定、洋泉社から出た「シャーロックホームズ映像読本」というので見たんですよ。今までの日本放送にあたっての、俳優さんやスタッフさんのインタビューの邦訳を集めた感じの本で、シャーロックに一番重点を置いてました。月刊カドカワなんかに載ったのを、再構成したみたいでしたね。そこでマークさんのインタビューに書いてあって。そういうところは律儀?なんですね!

ロシア版はそうです、体育会系で若いイケメンで、SHの弟分のJWです(笑)イケメンだなーと思っていたら、やはりモテモテだったらしく、二回結婚して愛人もいたとか・・・。役柄では誠実な性格だったので、あのマスクで実生活がそうだと、がっかりしました(余計なお世話)。SHを演じたイワーノフさんはご健在です。

ロシア版、グラナダに劣らず、もしくはそれ以上に正典に忠実、英国制作のロシア語吹き替えのようだ、と聞いたのですが、正典に忠実なのはそうだけど、セットがそこまでかなー爆と思いました。何でも、撮影で時間がかかったのは、ロケに使う建物の修復だったとか。旧ソ連で使えそうな建物が豊富ではあったものの、どれも傷みが激しく、撮影と同時進行で修復をしたので大変だったそうです。

だから、クリスタルパレス(水晶宮)を出したところとか、すごく頑張ったんだろうなあと^^馬車とヘンリー邸だけ、ちょっと修復が追いついてない感じがありました。でも内容はいいし、怪我をしたJWをSHが救い出して馬車で運び、よしよしする姿とか、普段はない感じ(SHがJWの保護者っぽい)がありましたね。それにJW、笑わないしポーカーフェイスで、常識人ですが温厚って感じではないです。独特ですね。

ずいぶん前のコメントからで恐縮なのですが、乗馬、されたことあるんですね。いかがでしたか。私も試そうとはしたんですが背が低く乗れる馬が見つからず、ポニーにしようかと言われた時点で萎えてしまい、結局乗りませんでした・・・・。騎手は小さいほうがいいと聞いていたんですが、何がいけなかったんだろう・・・。英国王室の女性で乗馬でオリンピックに出た方いらしたんですよね。王位継承権、300番くらいまで決まっているみたいだから、そのプリンセス(?)は何番目なんだろー、なんて思いました。


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追伸:シャーロックの中国語表記 (黄梅)
2014-07-17 20:08:12
何度もすみません、調べたら都合よくヒットしたので、お知らせしてみようと思い再度書き込みました。

サイトでシャーロックについて探したら、キャラクター・俳優さんたちの漢字表記は下記みたいです^^

http://baike.baidu.com/subview/4030071/12604060.htm

夏洛克·福尔摩斯(シャーロック・ホームズ)
约翰·H·华生(ジョン・H・ワトソン)

ドラマ名は「神探夏洛克」。「神探」は推理物や捜査ドラマにつけられる決まり文句です。名探偵とかそんな感じかな?

ベネさんは「本尼迪克特·康伯巴奇」、マーティンさんは「马丁·弗里曼」。マークさんは「马克·加蒂斯」で、モファットさんが多分「安鲁·斯科特」なのかな。それかルパートさんかも・・・

個人的にマーティンさんの当て字が音通りとはいえ、なんか適当な気が泣。文字化けせずに表示できると良いのですが。

ちなみに公式漢字表記とか、誰かが決めるという事もないので、メディアによってブレが出てくることも多いです。人気俳優なんかだと、徐々に統一されてきたりもするので、かなり水物なんですが。ホームズは「卷福」とも書きますし(dicoさん以前書かれてましたね)、ワトソンは「花生」でもいいみたいです。

これは簡体字(大陸本土)なので、台湾香港だと繁体字でまた少しずつ違いますけど・・・^^

しかし、マーティンが馬丁はかなり音が近い感じがしますが、ワトソンが花生だと、hua sheng=ホアション、みたいな感じで、やっぱり原語から結構離れてる気がします(汗)。


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Unknown (黄梅)
2014-07-17 20:12:17
本尼迪克特(間に点)康伯巴奇 ベネさん
馬丁(間に点)弗里曼 マーティンさん
安徳魯(間に点)斯科特 マークさん

です!文字化けしちゃったので・・
本当に何度もすみません。
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さらに訂正です (黄梅)
2014-07-17 20:13:21
×安徳魯 → 馬克 です。
マークさんは「馬克・斯科特」です。
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Re.Unknown (dico360)
2014-07-17 22:43:58
如月さん
バスカヴィルはいろいろ胸キュン場面が多いですね。
なーんて、バスカヴィルだけではないですけど(笑)
高い所にいるシャーロック。
それはきっと見下ろしている姿がかっこいいんじゃないでしょうか!!
とにかく絵になりすぎで、む、胸が苦しいわ。
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Re.かじゅさんの ショルトー少佐考察 (dico360)
2014-07-17 23:15:49
黄梅さん
ジョンと少佐の関係、気になりますよねー。
わざわざ招待してるし、少佐もあんな状況でもちゃんと出席してるし。

シャーロックはS1からちゃんと始めても、多分「この人へん」って思いますよ(笑)
フランクランドは最初から怪しさ、うざさ、全開でしたね。
正典、読まなきゃー。

こんにちわ、ホントにあれをゲイティスさんが打ったのかと思うと可愛いですよね~。

中国語、そういえばパンダも同じ音がふたつですもんね。
叔父、伯母は日本語の漢字も母方、父方で番うんだってことを最近知りました・・・お恥ずかしい。
そういえば、私の上司はよく中国の南方に行くのですが毎回かなりハードな話を聞かされます。主に食べ物ですが(苦笑)
先日も、ディナーをごちそうするよって取引先の中国人を誘ったら、家族総出で来たらしいですよ。それこそおばあちゃんまで。ビジネスディナーなのにって(笑)

SHが保護者、うーん、やっぱり想像つかないですね(笑)
天才でしかも面倒見がよくてジョンを助けちゃうと、ジョンの立場がなくなるような・・・ロシア版は何だか逆なんですね~。

乗馬は一度だけですが、でも本当に怖かったです。
馬の背中って想像以上に高いし、手綱もかなり力入れてないと掴んでられないし、甘く見てましたね。
もっと簡単にパカパカ走れるんだと思ってましたよ^^;
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Re.追伸:シャーロックの中国語表記 (dico360)
2014-07-17 23:44:53
黄梅さん
ご丁寧に詳細をありがとうございます!
しかーし、まったく読めないですね(笑)
でも英国は英国なんですね。犯罪も犯罪だし。
マーティンだけは何となくわかりますが、ベネディクトなんてお経ですか?なくらい漢字が並んじゃって・・・・長いですからね。
そりゃ、文字化けもしちゃいますよ。
でも、追記と訂正もありがとうございます!助かりました。
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