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Band of Brothers Part Six 衛生兵 後編

2013-07-24 14:36:01 | Band of Brothers
原題:Bastogne



続きです。
夜のシーンが多いので画像がわかりづらいです。
明るめに加工しましたがこれが限界でした。すみません。

夜。
咳き込むへフロンにユージーンが声をかけます。
「へフロン大丈夫か?」
「へフロンじゃないよ呼び方知ってるだろ?」
「エドワード?」
「そんなの尼さんしか呼ばないよ」
「あー・・、モルヒネ持ってる?」
」ないって言っただろ?」と走り去るへフロンに「聞いてないよ・・」と困った顔のユージーン。
何、八つ当たりしてるんだへフロン(笑)何でそんなに機嫌悪いんだー。


それにしてもへフロンのこの荒み具合と言ったらもうびっくりです。
初期のへフロン↓ かわいいのに・・・

最近のへフロン↓何があったへフロン。


ハサミはパーコンテがもってるという情報をゲットしたユージーン、今度はパーコンテを探す旅に出ます。
前線にいるトイの様子を見に行くと、ブーツをはいていませんでした。前回の爆撃でブーツが飛んでいってしまったようです。

「凍傷になっちゃうからちゃんと毎日靴下かえて、足を濡らさないで」とアドバイスに「努力するよ」とトイは言いますが、
前線で物資不足の現状でそれを実行するのはやっぱり難しいかも。

再びハサミを求めて三千里をしているとガルニアに捕まっちゃいます。
「おしっこすると痛むんだよー」とちょっと情けない顔で訴えるガルニアに「今ペニシリンがないから、とにかく水分とってね」
ともはや医療相談所となっているユージーン。「おしっこすると痛いのにー」と水分とるのを嫌がっているガルニア。尿道炎なのね(笑)

どこかで歌を歌いだす隊員。その声を聴いたコンプトンがあわてて「誰が歌ってるんだ」と飛び出してきます。
ガルニアが「やめさせますから」と宥めますがコンプトンは少し神経質になってるようにも見えます。


自分のタコツボに戻って一息つくユージーン。
隊員たちは皆、過酷な環境に身体も心も変調をきたしている感じなのでかなり大変そうです。
「主よ私に慰めを与えてください。人を理解し愛せますように。心から愛せますように。」
そうつぶやくユージーンがとても印象深いです。


野原をはさんで両側の森にお互い潜んでいる状態のバストーニュ。
次の日、銃撃戦がありシスクが負傷します。
痛がるシスクにモルヒネを打とうとすると「足りないんだからいらないよ」と何かかっこいいシスクでした。
町にある救護所に運ぶときついでに血漿を取りに行くからとユージーンも付き添います。

教会が救護所になっていました。
救護所は負傷した兵士でいっぱいでしたが町もドイツ軍に包囲されているので動かせない状態です。


看護師らしき女性がいたので血漿をもらおうと声をかけますが「ちょっと待って」と、負傷した兵士たちを忙しそうに介抱しています。
しばらくしてお酒を持ってシスクのところにきました。「モルヒネのかわりよ」とお酒を飲ませて癒すようにシスクの額に手を当てます。

「こっちにきて」とユージーンに声をかけ血漿や包帯をわけてくれました。
ルネと名乗る女性はユージーンが前線に戻るときに「ショコラよ」とチョコレートをくれました。


前線にもどると中隊が敵の監視所の視察に出発するところだったので、
ついて行こうとするユージーンにマーティンが「今回は戦闘があるから」と制止します。
雪の中、隊員たちが歩いていった方向を見つめひとりじっと待つユージーン。


監視所近くでジュリアンが撃たれます。
へフロンが必死に助けようとしますがドイツ軍が間髪入れずに撃ってくるので近寄れません。
マーティンはやむなく撤退を指示します。へフロンは必ず助けに戻るからと去っていきます。
撤退の途中でなたひとり撃たれ待機していたユージーンがすぐに手当てをします。

中隊に戻り、落ち込むへフロンを心配そうに見つめるユージーン。
視線に気づいたのかユージーンをチラ見するへフロンがちょっと可愛いです(笑)

マーティンは視察の報告をウィンターズさんにします。戦死者が出るといつもウィンターズさんは心を痛めている感じです。

夜。
へフロンが見当たらないのでユージーンがあちこちのタコツボを覗きながら探します。
へフロンはスピナと一緒にいました。生気のない顔をしてスピナにもたれています。
そんなへフロンにルネからもらったチョコレートを渡そうとしますが反応がありません。
もう一度、今度はチョコの紙を剥いてあげて「エドワード」と名前を呼んであげると顔を上げてチョコを受け取ります。

「あいつと約束してたんだ。死んだらお袋に遺品を送るって。でも何も取れなかった。」
激しい銃撃戦だったのでジュリアンを連れて帰ることができなかった事をとても悲しんでします。

へフロンが眠った後、スピナはユージーンに「ルイジアナでは治療師はなんていうの?」と話しかけます。
「トレイテュール。おばあさんは治療師だったんだ。患部に手をかざすとガンでもなんでも治ってたよ。
 よく祈ってた。『患者から取り出した痛みを取り去ってください。』って」
めずらしく自分の話をするユージーン。
そういえばルネも額に手をかざしてしました。ユージーンはおばあさんとルネを重ねたんでしょうね、きっと。

そんな話を聞いていたシスクは「何でおれは衛生兵に選ばれたんだろうな。もうウンザリだよ」と本音をポロリ。
ユージーンに「お前は?」と聞きますがユージーンは何も言いません。
ここで「辛い、苦しい」と弱音をはければ少しは楽なのにね。

完結編に続きます。

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