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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 1-2 The Blind Banker その11

2016-03-07 12:47:10 | Sherlock S1E2
「死を呼ぶ暗号」

Directed by Euros Lyn
Written by Stephen Thompson


シャーロックとジョン、そしてサラは221Bに戻ります。

JW「やつら、明日までに中国に戻るんだろ。」
SH「まだ帰らない。探し物が見つかってないからな。僕たちは隠れ家を見つけないと。落ちあう場所。」

シャーロックは暗号の画像の前に立ち言います。
SH「このメッセージのどこかにそれが記してあるはずだ。」

その様子を見ていたサラが「私は帰った方がよさそうね。」と言うと、
シャーロックとジョンが同時に答えます。
SH「そうしてくれ、そのほうが調査もはかどるし。」
JW「帰ることないよ、な?シャーロック。もうちょっといなよ。」


シャーロックの言葉を聞いたジョンがすかさずフォロー。
「彼は冗談を言ったんだ。君さえよかったらいてよ。」
ジョンの言葉にサラは少し笑顔になります。
Sa「私だけ?他にお腹空いている人は?」

ジョンが慌てて冷蔵庫の中を探ります。
シャーロックはイライラしながら資料を確認していきます。

Sa「これがあなたの仕事なの?あなたとジョン。パズルを解くのね。生活のために。」
SH「僕は諮問探偵だ。」
Sa「・・・そう。」


ジョンがずっとキッチンで食べるものを探しています。

Sa「この曲がった線は何?」
SH「数字だ。古代の中国の文字で書かれている。」
Sa「なるほど、知ってるべき事なのね。」

ジョンが格闘しているとハドソンさんがトレイを持ってきます。
MrsH「パンチを作ったわ。それとおつまみよ。」
JW「ハドソンさん、あなたは天使だ。」
MrsH「月曜日だったらスーパーに行けたんだけど。」

スーリンの書いたメモの入った袋をサラが手に取ります。
シャーロックはすごく嫌そうです。
S
Sa「それで、この数字が暗号なのね。」
SH「そうだ。」
Sa「そして数字が二組で言葉になるのね。」

それを聞いたシャーロックが初めてサラに興味を持ちます。


SH「どうしてわかった?」
Sa「ふたつの言葉がここに訳してあるの。」
SH「どうやった?」
Sa「私がやったんじゃないわ。ここに書いてあったのよ。」

シャーロックは袋からスーリンのメモを取り出しながらジョンを呼びます。

SH「ジョン、見ろ。スーリン、彼女は博物館で訳し始めていたんだ。気づかなかった。」

シャーロックはふたつの言葉を読みます。

「Nine」「Mill」

SH「 Nine Mill・・・?」
JW「Million(百万)の事じゃないか?」
SH「900万ポンド。何が?文章の終わりを知りたい」
シャーロックは慌ててコートを着ます。


JW「どこに行くんだ?」
SH「博物館の修復室だ。僕たちはそれをずっと見ていたに違いない。」
JW「は?」
SH「本だよ。暗号解読のカギだ。スーリンは訳すために使ったはずだ。
僕たちが博物館の中を走り回っている間に暗号解読を始めていた。修復室にその本があるはずだ。」


シャーロックは外に飛び出し、キャブをつかまえようとしますがダメでした。
その時に「A to Z of London」に没頭しているふたりのドイツ人の旅行者とぶつかります。
シャーロックは謝りながら彼らが落とした本を拾い上げます。

シャーロックはキャブを探しながらあたりを見回します。
向かいの日本人の旅行者ふたりも「A to Z of London」を手にしているのが見えます。


シャーロックはヴァンクーンのフラットに同じ本があったのを思い出します。
ルーキスのフラットやヴァンクーンのオフィスのデスク、そしてスーリンのフラットにも置いてありました。
シャーロックはドイツ人の旅行者を追いかけ本をひったくります。


その頃のジョンとサラ。

Sa「夜は静かに過ごす事は医者も勧めてるのよ。
つまり私は外に出て中国のギャングと取っ組み合うのも好きなのよ。
でも女性にはちょっと過激すぎね。」
「何か頼む?」とジョンはテイクアウトのメニューを出します。

シャーロックは路上でずっとAtoZを調べています。
そして15ページの見出しを読みます。
「Deadman’s Lane(デッドマンズレーン)」

SH「死人。彼らを殺すと脅迫していたんだ。それが最初の暗号なんだ。」

シャーロックは次々と暗号を当てはめていきます。

「Nine Elms Lane」「Mill Hill」「Fore Street」「Jade close」
「Pin street」「Dragon Road」「Den Close」「Black Acre Close」「Tramway Avenue」

221Bのドアをたたく音がするのでジョンが「早かったね。僕が出るよ。」と下に降りて行きます。
ドアを開けると中国人が立っていました。
「待たせてごめん。いくらかな?」
男はジジューでした。
「宝はどこだ?」と聞いてくるので「は?」とジョンが答えているといきなり殴られてしまいます。


その頃、シャーロックは暗号のメッセージを解きます。
「「Nine Mill Fore Jade Pin. Dragon Den Black Tramway 」
(900万の翡翠のピン。ドラゴンの棲み処。暗黒の鉄道。)


暗号を解いたシャーロックが部屋に戻ります。
「ジョン、わかったぞ。暗号を解く鍵。本だよ。London A to Zだった・・・」

部屋は空っぽで窓ガラスの黄色のペンキでメッセージが書かれていました。


ジョンが目覚めるとそこは暗い洞穴のような場所でロウソクが灯されていました。
ジョンは椅子に縛られていて、隣にはサラも同じように固定されていました。
目の前にはサーカスで司会をしていた女性、ブラックロータスのシャン将軍がいます。


シャン「本はポケットに入れて持ち運べる魔法の庭のようだ。」

シャンはゆっくりとジョンに近づきサングラスをはずします。
シャン「中国のことわざよ、Mr.ホームズ。」
JW「僕はホームズじゃない。」
シャン「あなたの言葉を信じなくてごめんなさいね。」
シャンはジョンのポケットから財布を出しクレジットカードを確認します。
シャン「ホームズ名義のカード。」
JW「僕のじゃない。彼に借りたんだ。」
シャン「シャーロック・ホームズあての5000ポンドの小切手も。」
JW「預かったんだ。」
シャン「ホームズ名義の劇場のチケット。」
JW「OK.この状況じゃそう思われても仕方ないと思うけど、僕は本当に・・」
シャン「あなたも自分でそう言ってたわ。」

「僕はシャーロック。誰も僕の素晴らしい知性に張り合う事ができないからいつもひとりで仕事をする。」


JW「本当に僕が言った?・・・・モノマネだって言ってもダメなんだろうな。」
シャンが銃をジョンに向けるので驚くジョン。


シャン「あなたの写真を撮ったのよ。知ってた?」
そう言ってシャンは携帯電話に入っている画像をジョンに見せます。
ジョンの写真がたくさんありました。


シャン「あなたの友人、ジョンのステキなブログも読んだのよ。
私はあなたを研究したの。だけど、とても熱心なファンの事をあなたは何もしらないのね。」


シャン「私はシャン。」
JW「お前がシャン?山?」
シャン「シャンは2つの意味があって、エレガントの意味に使われる。」
シャンはインターネットで検索をします。
シャン「『僕の友人、シャーロック・ホームズが解けないパズルやエニグマはない』テストをしてみましょう。」

シャンは銃の引き金に指をかけます。
シャン「私たちは3回あなたを殺そうとした。
チャイナタウンのフラット、博物館、そして今夜のサーカス。どうして撃たなかったかわかる?」

シャンは引き金を引きますが、空砲でした。
シャン「本気じゃなかったからよ。」

221Bではシャーロックが大きな地図をテーブルの広げてアジトの場所を急ぎます。


続きます。