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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 1-1 A Study in Pink その8

2015-04-18 09:11:15 | Sherlock S1E1
「ピンクの研究」

Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat

この人の横顔は本当に美しいですよね。
私が横顔フェチになるのも無理ないでしょう。


通りを歩くふたり。

JW「どこに行くんだ?」
SH「ノーサンバーランドストリートはここから歩いて5分だ。」
JW「君は彼がそこに行くほどバカだと思ってるのか?」
SH「いや、彼はかなり頭が切れると思う。僕は頭のいいやつが好きだ。
彼らは常に捕まりたくて仕方がないんだ。」
JW「なぜ?」
SH「評価!賞賛!ようやくスポットライトが浴びれるんだ。
天才が陥りやすい誘惑だよ、ジョン。信奉者が必要なんだ。
この街の中心、ここは彼の猟場だ。
被害者が拉致をされていたことがわかったからには状況は変えられる。
被害者は全員、人通りの多い路上や混雑した場所で行方不明になっているからだが、
彼らが拉致されるところは誰も見ていない。」

SH「考えろ!そいつの事を何も知らないのに信用する相手は?
雑踏の中で狩りができるのは?」
JW「わからん。誰?」
SH「まったく見当がつかない。空腹?」


アンジェロの店に入り「サンキュー、ビリー。」と言って窓際のテーブルに座ります。
SH「ノーサンバーランド・ストリート22.目を離すなよ。」
JW「だけど、彼はドアベルを鳴らさないと思うけど?気でも狂わないと。」
SH「彼は4人殺してるんだぞ。」
JW「・・・OK」

そこにアンジェロがメニューを持って現れます。
An「シャーロック。あんたの好きなものを何でも頼んでくれ。」
アンジェロはシャーロックと握手をします。

An「デートなんだし、店のおごりだよ。」
SH「何が食べたい?」
JW「僕は彼氏じゃない。」
An「この人は俺を殺人容疑から救ってくれたんだ。」← 聞いちゃいねー
SH「アンジェロだ。3年前、凶悪な3人の殺人事件が起こった時、
アンジェロがまったく違う場所にいて強盗をしていた事をレストレードにうまく証明したんだ。」
An「身の潔白を証明してくれたんだ。」
SH「部分的にね。向かい側で何か起こったことは?」
An「何も。この人がいなければ俺は刑務所行きだったんだ。」
SH「刑務所に入っただろう。」
An「キャンドルを持って来よう。もっとロマンチックになるよ。」
そう言いながら奥に入るアンジェロにジョンは「デートじゃないから!」と念を押します。
SH「何か食べた方がいい。長くなるかもしれない。」
ジョンがメニューを見ているとアンジェロがキャンドルをテーブルに置きます。

親指を立てるアンジェロになぜか「Thanks」とお礼を言うジョンでした。

窓の外をじっと見ているシャーロックにジョンがふと話しかけます。
JW「普通は宿敵なんていないぞ。」
思わす「何だって?」と聞き返すシャーロック。
JW「リアルライフでだよ。宿敵なんていない。そんな事あり得ないよ。」
SH「いないのか?退屈だな。」


JW「で、僕が会ったのは誰なんだ?」
SH「普通に生きている普通の人間には誰がいる?」
JW「友達だよ。知り合いとか好きな人、嫌いな人・・・ガールフレンド、ボーイフレンド・・・」
SH「ああ、なるほど、退屈だな。」
JW「じゃあ、君にはガールフレンドはいないのか?」
SH「ガールフレンド?No、僕の範囲外だ。」
シャーロックのそっけない返事にジョンはちょっと間をあけてから
「ああ、そうか。ボーイフレンドがいるのか?」と聞きます。
JW「僕はそれでも構わないよ。」
SH「わかってる。」
JW「で、ボーイフレンドはいるの?」
SH「No.」
JW「Right. Okay. 恋人はいないって事か。僕と同じだ。」


ジョンの言葉を反芻したのか、少し考えてから、あ!という表情してそれから言葉を選びながらジョンに答えます。
SH「ジョン・・僕は仕事と結婚しているって事を君には知っていて欲しい。
君の好意は嬉しいけど僕は誰かと付き合う気は・・・」
※ここで初めてジョンの名前を呼ぶのですが・・・
わかってたさ、ずっと名前を呼ばない事にあまり意味がないって事はさ(涙)
JW「違う、違うんだ。そういう意味じゃないよ。
言っただろう、君が何でも僕は構わないんだ。」
ジョンの言葉に「そうか。」と言い、再び視線を窓の外に向けてから
「ありがとう。」と言います。

ジョンのこの表情は「え?今ありがとうって言った?」のびっくり顔なんでしょうね。
それにしてもジョンのこの言葉はすごい口説き文句ですね。え?違う?
ジョンのセリフ、元は「I’m just saying, it’s all fine.」ですが、
名訳だなーと思います。

その時シャーロックが「向こう側を見ろ。タクシーだ。」と言うのでジョンも窓の外を見ます。


SH「止まっている。誰かを乗せたのか、或いは誰かを降ろしたのか。
なぜタクシーなんだ?ああ、賢いな。賢いのか?なぜ賢いんだ?」
JW「彼なのか?」
SH「あまり見るなよ。」
JW「君は見てるじゃないか。」
SH「見るのは終わりだ。」
そう言ってシャーロックは外に飛び出して行くのでジョンも後を追いかけます。
店にはジョンの杖が置き去りにされていました。


外に出てコートを着ながらタクシーを見ていると乗客が後ろを伺い、そしてすぐにタクシーが走り出します。
それを見たシャーロックが追いかけようと車に惹かれそうになりながら走り出します。
ジョンも車に「Sorry.」と謝りながら追いかけますがタクシーは走り去ってしまいます。

ジョンが「ナンバーを覚えたぞ。」と言い、シャーロックは「よし、いいぞ。」と答えた瞬間、
ロンドンの地図と道路標識でタクシーの進路をシミュレートします。


SH「右折、一方通行、道路工事、信号、バスレーン、横断歩道、左折オンリー、信号。」
シミュレートが終るとタクシーに追いつくため裏道を駆け抜けます。
通行人を押しのけて走るシャーロックですが、謝りながら後を追いかけるジョンがちょっと不憫(笑)

ビルを通りぬけ非常階段を上り屋上から屋上へ飛び移っていきますが、
シャーロックに何度も「急げ」言われているジョンでした。
一応病み上がりだしね(笑)

一応矢印入れていました。

屋上を飛び移るところでいったん躊躇するジョンの場面の信号も面白い演出です。


そしてタクシーの前に出たシャーロックは身体をはって止めちゃいます。
その瞬間、「END」が出るのもオシャレです。


SH「警察だ!ドアを開けろ!」
※この場面、「Open her up.」と言っていますが、車や船は女性名詞を使うそうです。
「乗る」というちょっと下世話な事が由来のようですけど、
アメリカでもよく「俺の女」とか言ってますもんね。

ドアを開け乗客を見た瞬間、シャーロックは憮然とします。
SH「白い歯、日焼け、カリフォルニア?
ロサンゼルス、サンタモニカ。着いたばかりだ。」
JW「なんでわかるんだよ。」
SH「荷物だ。」

※空港コードなら任せてください!←偉そう。
LAXはロサンゼルス空港、
LHRはロンドンヒースロー空港です。
ってこんなメジャーな空港でエバられても・・・・

SH「おそらく、初めてのロンドンだな。最終目的地までタクシーで行こうとしてるんだ。」
客「あの、あなたたちは警察?」
SH「そうです。問題はないですか?」
客「ええ。」
SH「Welcome to London.」
そう言ってタクシーから離れていくシャーロックですがジョンが
「困ったことがあれば知らせてください。」とちょっとフォローしています。

JW「要するに、タクシーは減速しただけか。」
SH「簡単に言えばそうだな。」
JW「犯人じゃなかったな。」
SH「ああ、犯人じゃなかった。」
JW「国がちがうんだ、良いアリバイだよ。」
SH「そうだな。」
ジョンはシャーロックが持っている警察手帳を指して
「なあ、これどこでゲットしたんだよ?」と手帳の中を見ます。
JW「レストレード警部?」
SH「ああ、ムカついたときにすってやるんだ。持っててもいいぞ。フラットに行けばたくさんあるし。」
その時ジョンが突然笑い出すのでシャーロックは不思議そうに「何だよ。」と聞きます。


JW「ロンドンへようこそ、はないよなー」
と、そんな事を言うジョンにシャーロックにも笑顔が見えます。


ふとタクシーの方を見るとさっきの乗客が警察に何かを訴えているのが見えます。


SH「まだ走れるか?」
JW「いつでもいいぞ。」
そうしてふたりはまた走り出します。


これだけ振り回しておいて普通は怒り出すのに笑っちゃうジョンがすごく不可解だったけど
シャーロックが夢中になれることを一緒に楽しんでくれる事が嬉しかったんでしょうね、きっと。

続きます。

マーティンがサントリーの「響」のCMに起用されたんですね。
響 JAPANESE HARMONY『響 THE PRESENTATION』篇 30秒 マーティン・フリーマン 長谷川博己 サントリー CM


すごーい、サントリー!と思いましたがよく考えてみればマーティンは「ホビット」の主演男優だし、
今では世界のマーティン・フリーマンなので不思議ではないんですよね。
で、ベネディクトは?日本のCMに出る予定は無いんですか?
しかし、マーティンのCMがツイートされた時にベネディクトの画像botがこの画像をツイートしてて全然botじゃないし(笑)

もしこのふたりが日本のCMで共演とかしたら、大変どころじゃない騒ぎになりそう。

Star warsのティーザー第2弾が出ていたのですが、だいぶ盛り上がってきちゃいましたよ~
Star Wars: The Force Awakens Official Teaser #2
「父も僕も妹もフォースを持っていた。そして君にもあるんだ。」ってルークが言ってるんだと思いますが、
「君」ってやっぱりルークの娘なのかしら。あ、でもジェダイは結婚できなかったような・・・
ハンソロとチューイも出てますよ。もう泣きそう。はやく見たいです。