【ヒマラヤの花】
朝の脈拍は80で相変わらず高い。
今日は高所順応のためにルクラからチュタンガ(Chutanga:3500m)まで往復する日だ。ガイドのパサン・ダワは自分では案内せず、キッチンボーイのテンジンを付けて出発させる。初めてT氏と一緒に歩き始めるが、超スローペースだ。
高所順応にはビスターリ・ビスターリなので後に着いて歩く。スイス人が寄付して建設した病院に寄ったりしたので、13時のランチタイム帰着するためには、このペースでは予定のチュタンガまで行けそうに無かった。それに、余りにも遅いペースなのでしびれが切れてしまって、途中から自分のペースで歩き始めて先に行く。
トゥクディンでT氏を待ったが、T氏はトゥクディンで私のチュタンガ往復を待つ事になった。スピードを出した私は息を切らしているがキッチンボーイのテンジンは平気な顔で着いてくる。あまりにも私が息が荒いので、ナップサックを持ってくれた。
トゥクディンのバッティ(茶店)では標高3000mと表示されていた。ヨーロッパ系の人が多く、Tシャツに短パン姿の涼しげな女性もたむろしていた。下りも、13時のランチタイムに遅れまいと早く下ったが13時を過ぎてしまった。でも皆のんびりしているので特段問題は無かった。どうしても日本的な時間厳守感覚になってしまう。
ルクラ泊(2840m)の2日目も高所順応を心がけた積もりだったが、余り順応出来た気がしなかった。
【スイス人が建設した病院】
【小集落】
【橋のある風景】
【いよいよ登り始め】
【渡渉地点の渡し】
【川沿い】
【2つ目の渡渉地点】
【振り返るとルクラの町が遠くに見える(中央)】
【トゥクディンが見えた】
【ヒマラヤの花】
【トゥクディンの小屋(ここに3000mと記されている)】
【トゥクディンから少し登ると、遠くにチュタンガが見える】
【チュタンガ入口のマニ岩】
【チュタンガにはヨーロッパ系の人が大勢居た】
【ルクラに帰ると、コックは火器の修理をしていた】
【高所順応にルクラ~チュタンガ~ルクラ】
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