呑んべぇ爺さん

呑んべぇ爺さん「音岳」の記録とつぶやき

BC → サマ(ロッジ泊)

2009年05月23日 | マナスル

 朝5:00の外気温は0℃で、最後のBCにも拘らず、未だにこれでもかと雪が昨夜から降り続きます。朝8時過ぎに、40日も居を構えたBCを降雪中に離れます。

 最初の尾根を下り始めると中途半端な積雪なので、スリップしそうな厭な所が続きました。その中でサマ村からの我々の荷物を降ろしてくれるポーターが次々と上がってくるのに出会います。その中には、もう見知った人も居ます。挨拶をしながら下ります。

 下るに連れて積雪が少なくなり、氷河湖付近は殆ど雪は見られません。ようやく春が来たのだなと思えます。急斜面を下ると、ようやく雪が無くなり、懐かしい地面を歩きます。高山植物も所々で見られてホッとします。

 サマ村では、入山前のロッジは満杯で、違うロッジに泊まります。久し振りに落ち着いてベッドで寝られます。しかし風呂はありません。湯で体を拭くのが精一杯です。濡れたものを干したりで結構忙しい中、今朝下る途中出あったポーターが次々到着します。

 ここでは、青氷のロープ手前で滑落死したハンガリー隊の残りの2人が何事もなかったように同宿していました。

 これまで、カトマンズを発ってからずっと禁酒していましたが、もう今日から自分で解禁にしました。ロッジでウィスキーを買って三つ指さん・ブログさんと一緒に飲みます。こりゃたまりません。

 夕食ではパダムが登頂記念ケーキを作ってくれ、シェルパを含めた全員で記念写真を撮りました。この時、エージェントの「ボチボチ・トレック」の社長のティカ さんがグルン族のシェルパ代表としてネパール人のみのエベレスト登頂に参加して、19日成功したという話題になりました。ティカさんは7年前のJWAF登山隊の時はコック兼ハイポーターで活躍した人です。

【朝5時の埋まりそうなテント】

【中途半端な湿雪でスリップし易い下りが続く】

【ここから急降下する】

【やっと懐かしい地面と高山植物】

【すっかり雪融けの氷河湖】

【サマ・ゴンパの中を通って行く】

【サマ・ゴンパからの眺め】

【サマ村の宿泊ロッジ】

【久々にベッドに寝られる!】

【登頂記念ケーキ】

【夕食】



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