外国製の世界一黒い塗料を頂けるそうである。塗ると輪郭の内側は光を吸収し、ただフラットな黒になると聞いた事があるが。記憶違いかもしれないが新東宝辺りで光を完全に吸収するのと反射するのと研究する二人の博士が出て来る〝透明人間物〟を 子供の頃観たような気がする。ナントカ博士、ナントカ人間物はまず逃さず観ていた。勿論、怪奇、恐怖が付いたら勿論のこと。 そんな癖から入手していた雑誌に大正時代、九州の死刑囚の執行直後に、取ったデスマスクがその罪状と共に、載っていた。私は悪かろうが偉かろうが、何かをやらずにおれない、という人間に興味があり、芸術家も犯罪者も等しく調べていたことがあった。誤解を恐れずにいえば、そんな 連中にしか興味がない。そう考えると三島由紀夫はその最たるものであろう。 ところで 死刑囚のデスマスクを取ったのはドグラマグラのモデルにもなった九州帝大のhttp://kimiaki.sakura.ne.jp/9dai-dogumagu.htm高山正雄(スマホにリンクの入れ方が判らず)であり、こっそり所持していたのを退官のおり役立ててくれと後輩に託したものらしい。東大医学部の標本室を見学したことがあるが、これらが一体何に役立つと言うのか、甚だ疑問ではあった。面白かったけど。
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アートコレクターズ(生活の友社)引用の美学 存在しないものを撮る 石塚公昭
『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ
2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube
※『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載12回『大つごもり 樋口一葉