明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



町へ出たついでに図書館に寄る。日本画の技法で調べたいことがあった。私は何をしているのか。それはともかく。 そんなものを調べていれば、当然画集を見ることになる。数百年前から新しいところで明治あたりか。それもともかく。そもそも寒山拾得をやろうと思ったのは蛸に絡まれた葛飾北斎がやれたのなら、という訳だが、寒山拾得が出来るのなら、蝦蟇に乗る蝦蟇仙人や、鯉を馬のように乗りこなす琴高仙人も制作可能ということになる。実在した生身の人物を陰影をもって手掛けている限り、そこまではやれない。せいぜい勝鬨橋に絡む大蛸と円谷英二であった。考えて見ると、ジャズ・ブルースから始まって、こう見えて枝葉を伸ばすように地味に変化してきた、つもりである。それにしたって今日のところは何が蝦蟇仙人だよ、という話である。旧HP
『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家たち』 2018年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutube
2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube



『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載11回『猛虎図』


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