明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



朝T屋に行くとS運輸を定年のKさん。私は明日、浜松まで撮影に行くが、Kさんもヒマなので一緒に行くことになっている。私は一人旅は好きではないし、それなら身長160センチで三島と身長が近いKさんに、撮影時に物差し代わりになってもらおうというわけである。ついでに浜名湖の舘山寺温泉で一泊しようということになった。オヤジが二人で浜名湖の夕陽眺めてムード出すこともないが、どうせなら露天風呂を、ということになり予約する。Kさん例によって、ニコニコしながらコンパニオンも、と小指を立てる。何をいっていやがる。ただでさえ、2、3カットのために浜松へいくのである。以前のように人形を捧げ持って現場で撮影するなら、一旅行で何カットもモノにできるが、今はもっぱらアダージョで始めた、背景に合わせて後に人物を造形するという手法である。労多くしてモノにできる作品数は少ない。しかしこう毎日のようにKさんが登場すると、ブログのカテゴリーにKさんというのを作るべきではないか、というくらいである。本日はたいして打ち合わせの必要もないのに2回も顔をあわせた。  異常な寂しがり屋のKさんだが、酒場で隣の女性と親しくなると、つい太股に手が行く。それがたとえ深川警察の婦警だろうと。(婦警とは知らなかったのだが)婦警もただ笑っていたというから、徳というものであろうか。店主がウチはそういう店じゃないよといっても、周囲がセクハラだよといっても、Kさんは一向に納得しないが、酔っ払ってしまえば別に女性じゃなくても、たとえば密林で保護した親のいない小猿にあてがう、何かに毛布を巻きつけ保温した物。とりあえずあれでも良いのではないか。毛布にしがみついている小猿がニコニコしたら丁度あんな感じである。そう思うと婦警でさえ怒らないのも判るというものである。

過去の雑記
HOME



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 北千住 浜名湖 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。