描いてみて判ったが、私がイメージしていたのはヒトダマというより鬼火に近いかもしれない。中心に球上の物があって尾をひいて燃えているという感じではなく、ポッと中空に現れた火という感じを出したかった。勿論筆で描こうというのだからリアルな炎ではない。 筆のかすれは効果的だと思っていたが、ただ炎の滑らかさを損なうだけであった、筆にまかせて描いた最初の一筆が決め手になる。クロッキー帳1Pに7から8個。8割程に描いて中から50数個選び複写しデータ化した。最初の頃は1Pに使えて2個だったが最後の方はほとんど採用となった。やれば上手くなるものである。最終的にアウトラインを滑らかにした物が圓朝やお露、お米の周辺に浮ぶ予定である。それぞれ撮影、配置後に、合わなければまた描けば良い。そのままでいくか重ねるか、色はどうするかは未定である。
HP
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