明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



先ごろ亡くなった青島幸男は、どうも、とんでもなく近所に住んでいたようである。そういえばK越屋の親父さんが前を通ったと言っていた。青島といえば昭和30年代生まれにとって、黒人に対するジェームス・ブラウンに匹敵する影響力のあった天才である。こんな事なら一回くらい”見”たかった。都知事時代はさすがの青島も、狭い所育ちで気を使いの、東京生まれの欠点が出てしまったか。その点、現親バカ都知事は、よほど広いところで育ったらしく、思ったことを口に出さずにいられないタイプのバカである。三島由紀夫に向って小さいと面と向って言ってしまうし、こういう人間は、狭いところでは絶対生まれないものである。周りの空気が読めない事、はなはだしいが、こういうのを盆を読めない盆暗と言う。実はアメリカ育ちではないのか?ツラを見てるだけで腹が立ってくるのは、子供の頃、母がタンスに隠した『スパルタ入門』を母より先に読んでしまって以来である。そう言い出すと裕次郎にしたって、坊ちゃん臭くて良いと思ったことが一度もない。大根だし。さらに石原軍団(軍団がまたムカつくが)は全員虫唾が走る。新年早々石原のことなんて思い浮かべるもんではない。

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