トルコの女狐
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デンマンさん。。。、トルコの女狐 を動物園で見たのですか?
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何で、僕が動物園で トルコの女狐 を見たと思ったのォ〜。。。?
デンマンさんは動物が好きなので動物園に行ったと思ったのですよ。。。動物園じゃなかったら、バンクーバーのスタンレー公園を散歩していたときにトルコの女狐に出くわしたのですかァ〜?
なんでスタンレー公園にトルコの女狐が居るわけぇ〜?
トルコの移住者が狐を離したかも知れないじゃありませんかァ〜!
トルコの移住者が狐をカナダに持ち込めるはずがないだろう!? 僕がトルコの女狐に出くわしたわけじゃないのだよ!
じゃあ、「トルコの女狐」という名前のベリーダンサーのショーを見に行ったのですかァ〜?
いや。。。残念ながら、ベリーダンサーのショーは上のクリップで見ただけなんだよ!
じゃあ、いったいどういうわけでトルコの女狐というタイトルを持ち出してきたのですか?
ちょっと次のリストを見て欲しい。。。
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■『拡大する』
■『卑弥子さんの大学』
■『利口な女狐(PART 1)』
■『おばさんパンツ調査』
■『女子大生の多い混浴』
これは GOO の僕の「デンマンのブログ」のバンクーバー時間で6月22日の午前6時18分から午後12時18分までの6時間のアクセス者の棒グラフと日別・週別のランキングの記録だよ。。。アクセス元ページ の赤枠で囲んだ3番と4番に注目して欲しい。。。
Yandexで画像検索 したネット市民がいたのですねぇ〜。。。
そうなんだよ。。。3番のリンクをクリックすると次の検索結果が出てくる。。。
(yan22-06-22.jpg)
■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
■『利口な女狐(PART 1)』
あれっ。。。 女狐のマネをしている次の可愛い女の子の画像を探すために画像検索したのですねぇ〜。。。
(vixen05.jpg)
そうなんだよ。。。この画像がネットでは人気らしいのだよ!
トルコの Yandex で検索したのですねぇ〜。。。トルコに留学している日本人が検索したのですか?
いや。。。イスタンブールに住んでいるムスタファ・オジャラン(Mustafa Ocalan)君が検索したのだよ。。。
(ip19645.jpg)
ムスタファ君はイスタンブールで何をしているのですか?
イスタンブール大学の音楽学校で作曲を学んでいるのだよ。。。
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■イスタンブール大学
イスタンブール大学の音楽学校で作曲を学んでいるムスタファ君が どういうわけで女狐で画像検索するのですか?
オマエは女狐から何か連想するものがあるだろう!?
別にありません。。。
あるだろう! よ〜♬〜く考えろよ!
考えてみても女狐から連想するものはありません。。。
あのさァ〜、せっかくオマエを呼び出したのだよ! オマエと関係あるのだよ!
オイラは女狐にも、ベリーダンサーにも興味がありません。。。
ムスタファ君が読んだ『利口な女狐(PART 1)』では、オマエと僕が作曲家のヤナーチェクのことで語り合ったのだよ。。。だから、ヤナーチェクのことを思い出せば、女狐から連想するものがあるだろう!?
あります。。。あります。。。思い出しましたよ。。。そう言われてみればヤナーチェクが作曲したオペラに「利口な牝狐の物語」というのがありました。。。オペラ芸術において5本の指に入る美しい傑作です。。。
利口な女狐の物語
『利口な女狐の物語』(チェコ語:Příhody lišky Bystroušky)は、レオシュ・ヤナーチェク作曲の第7作目のオペラで、彼の代表作である。
台本はルドルフ・ティエスノフリーデクの物語に基づき、作曲者自身が作成した。
動物が大勢登場し、一見民話風あるいは童話風の外観であるが、その中に死と再生を繰り返す生命の不思議や自然への感動、あるいは畏怖の念が表現されている。
ヤナーチェクは自身の人生観が込められた第3幕の森番のエピローグを、自分の葬儀で演奏するよう生前に希望しており、その葬儀の際には実際に演奏が行われた。
原作について
このオペラの原作は、ブルノの新聞「リドヴェー・ノヴィニ」に掲載された、スタニスラフ・ロレク( Stanislav Lolek )の絵にルドルフ・ティエスノフリーデク( Rudolf Těsnohlídek )がキャプションをつけた絵物語であった。
画家のロレクは、ボヘミア南部の猟場の番人助手をしていたこともあって動物たちをよく知っており、活き活きとユーモラスな絵を描くことができた。
ティエスノフリーデクはこの絵に詩をつけるように依頼されたが、最初は乗り気でなかった。
しかし、方言を使うことを思いつき、リーシェニュ地方の方言を用いた散文で物語を書いた。
作家は主人公を「機敏な女狐」(Liška Bystronožka)と名付けたが、印刷の際に植字工が「早耳の女狐」(Liška Bystrouška)と間違えてしまった。
不思議なことに、これが修正されることなく主人公の名前となった。
オペラのタイトルも直訳すると「早耳の女狐の冒険」となるが、一般に『利口な女狐の物語』で親しまれている。
『ずるい女狐』の訳題も用いられ、まれに「女狐」を「子狐」とする場合もある。
作曲の経緯
「早耳の女狐の冒険」は大変な評判になった。ヤナーチェク家の家政婦マリー・スティスカローヴァも愛読者の一人であり、この物語でオペラを書くことを作曲家に奨めたのはこの家政婦だった。
その時の様子を彼女は回想録に書いている。
「早耳の女狐の冒険」が連載されるようになって以来、マリーは新聞を主人に渡す前に台所で読むのを楽しみにしていた。
ある日の絵がとてもユーモラスだったので彼女は思わず声を上げて笑ってしまった。
その時ヤナーチェクが台所に現れ、「何がそんなにおかしいんだ」と尋ねた。
彼女はバツの悪い思いをしながら「ビストロウシュカ(早耳)です。」と答えた。
ヤナーチェクが何のことだか判らない様子だったので彼女は驚いて「ご存じないんですか? 新聞に載っているじゃないですか。」と言ってその絵を見せた。
その絵と文章を見てヤナーチェクが微笑んだので、彼女は「旦那様は動物たちのことをよくご存じですよね。これはすてきなオペラになるんじゃないでしょうか。」と言った。
ヤナーチェクは「早耳の女狐」が載った新聞を集め丹念に研究を始め、作者のティエスノフリーデクに面会を求めた。
1921年にこの物語が単行本になると、これに基づいてヤナーチェクは台本を書いた。
翌1922年2月10日の手紙で、作曲を始めたことをカミラ・シュテスロヴァーに知らせている。
作曲は1923年3月に完了した。
完成の翌年1924年10月に改訂され、改訂直後の1924年11月6日、ブルノ劇場でフランティシェク・ノイマンの指揮により初演された。
なお、日本での初演は1977年11月8日に大阪厚生年金会館にて行われた二期会関西支部公演である。
このオペラには、ヤナーチェクが生涯描き続けた重要な2つのテーマが盛り込まれている。
1)生命の森
原作は、このオペラでは第2幕にあたるビストロウシュカの結婚で終わっている。ヤナーチェクは台本を作成する際に、様々な工夫をして第3幕を書き足した。書き足された第3幕で演じられ、語られるものこそ、ヤナーチェクが語りたかったことであり、それゆえに彼はこの第3幕第3場が自分の葬儀で演奏されることを望んだのである。それは東洋の輪廻思想にもつながり、現代のエコロジー思想にもつながる生命の再生、自然のサイクルということである。この生の円環(えんかん)や照応は観念上のものであるよりは、ヤナーチェクの生活上の体験から感得されてきたものである。ヤナーチェクは、彼の父が音楽を教えたパヴェル・クルジージュコフスキーに音楽を学んだ。クルジージュコフスキーが父イジーと出会ったのも、ヤナーチェク自身が修道院でクルジージュコフスキーに出会ったのも、少年が11歳の時であった。また3歳の時に父親を亡くしたフィルクスニーにヤナーチェクは音楽を教えたが、自身は息子を2歳半で亡くしている。
また、生命を語ることは性を語ることである。『利口な女狐の物語』では随所に性を扱う箇所が見られる。第1幕第2場で犬のラパークが恋というものがわからないと言うと、ビストロウシュカは自分が見た小鳥の交尾を語る。第2幕第4場の雄狐ズラトフシュビテークとビストロウシュカとの恋の駆け引きはこのオペラの見所の一つであり、濃厚な音楽がつけられている。巣穴に巨大なベッドを用意する露骨な演出で演じられたこともある。そして夜が明けて彼らの結婚式の場面となる。原作ではこの結婚式はごく簡単に語られているにすぎないが、ヤナーチェクはこれを拡大し、祝祭的なクライマックスとした。この場面を描くことにより、第3幕で子狐を登場させることが可能となったのである。そして第3幕第3場で森番は、結婚式の翌日に森で新妻と寝ころんだと歌い、性交渉を暗示する。森は命をはぐくむ場所であり、老いた身を再生させる場所なのである。この歌を歌うために森番の役割は原作に比べ、はるかに重要なものとなっている。
モラヴィアの森を描く際、ヤナーチェクの音楽語法「発話旋律」、すなわち話し言葉の抑揚と音楽のメロディを一致させる手法は、オペラの持つ土俗的要素を強調する上で実に有効に機能しており、生き生きとした描写の成功に貢献している。
2) 拘束からの自由
第1幕第2場でビストロウシュカが雌鶏たちに向かって行う、雄鶏からの解放を訴えるアジテーションは、実に興味深い。元来、抑圧からの解放は、ヤナーチェクの重要なモチーフであった。それは『利口な女狐の物語』の前作に当たるオペラ『カーチャ・カバノヴァー』のメイン・テーマでもあった(ヤナーチェクのテーマ参照)。結婚を拘束と捉えることは、たとえば本作の第2幕でビストロウシュカがズラトフシュビテークと巣穴に入ると、巣穴の前でトンボがダンスを踊る場面に現れている。実は第1幕でビストロウシュカが森番に捕まった時にも、やはりトンボが踊っていた。これはヤナーチェクにとって、結婚はすなわち囚われの身になることなのだという意味づけを象徴している。ズラトフシュビテークと出会う前の第2幕では森番の射撃からも逃げおおせた機敏なビストロウシュカも、囚われの身となった第3幕では夫と子供のために行商人の銃弾を受け、殺されてしまうのである。
夫や婚家の都合で抑圧され命を奪われる女性というテーマは、この時期のヤナーチェクを強く支配していた。この背後には、若い人妻カミラ・シュテスロヴァーへの強烈な思慕があった。彼女の結婚が(自分自身のそれと同様に)不幸なものであるというフィクションが彼の片思いを支えていた。しかし実際には、カミラの結婚生活は幸福なものであって、25歳(出会った1917年当時)の陽気で賢明なこの女性は、38歳も年上のヤナーチェクに対して、年長の友人に対する節度ある態度で接していた。「夫の支配から自由になれ」という訴えに対して雌鶏が耳を貸さなかったという物語は、滑稽で深刻な意味を持っている。
出典: 「利口な女狐の物語」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
つまり、ムスタファ君は「利口な女狐の物語」に触れた記事を探すために女狐で画像検索したのですか?
そうだよ。。。
でも、『利口な女狐(PART 1)』は日本語で書いてあるのですよ。。。ムスタファ君は日本語が読めるのですか?
残念ながらムスタファ君は日本語が読めない。
じゃあ、『利口な女狐(PART 1)』を見つけても猫に小判じゃないですかァ〜!
でも、ムスタファ君は読んだのだよ!
どのようにして。。。?
GOOGLEを使って日本語の記事をトルコ語に翻訳したのだよ。。。
(art19-04-18.jpg)
■『拡大する』
■『トルコ語に訳された記事』
(クリックしたあとで全文を翻訳する作業に2分ほど時間がかかります)
■『利口な女狐(原文)』
ムスタファ君は熱心なのですねぇ〜。。。
そうなのだよ。。。作曲の勉強のために、少しでも多くの関連記事を読もうとしているのだよ! オマエが書いた記事も翻訳されてムスタファ君に読まれたのだよ。。。
ヤナーチェクについて書いた甲斐がありました。。。
最近オマエは記事を書いてないじゃないかァ〜。。。死んでしまったのかァ〜?
縁起でもないことを言わないでください。。。虫の息でまだ生きてます。。。うへへへへへ。。。
じゃあ、虫の息で面白い記事を書いて欲しい。。。
分かりました。。。でんマンさんの要望に答えて面白い記事を書こうと思います。。。
(laugh16.gif)
【レンゲの独り言】
(manila07.gif)
ですってぇ~。。。
貴方もヤナーチェクのオペラ「利口な女狐の物語」を観てみようと思いますかァ〜?
ええっ。。。「そんなことはどうでもいいから、何か他に面白いことを話せ!」
あなたは、そのような強い口調であたしに命令なさるのですかァ~?
分かりましたわ。。。
実は、デンマンさんは太田さんについて
しばしばコケにした記事を書いて
ネット上にアップしたのです。
そういうわけで、太田さんは次のサイトで抗議録を公開したのですわ。。。
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■『実際の抗議録』
(デンマン注:しかし太田将宏が上の抗議録を掲載したサイトは消滅してしまいました!)
デンマンさんも上の抗議録を読んで ムキになって反論しています。
■『嘘を書く日記』
太田さんは、これに対しては反論ができないのか、それ以降 無言で通しています。
でも、そのうち 忘れた頃にまたコメントを書き込むかもしれません。。。
あなたは、どう思いますか?
とにかく、ネットには “めちゃキモい”人たちがウヨウヨしています。
太田将宏さんは、まだ良い方ですわ。
中には、まるで得意になって、愚かな事をして遊んでいる オツムの足りない人たちがたくさん居ます。
また、見かけは普通のブログでも、悪徳スパマーが手を変え品を変えて 悪徳サイトへ誘い込もうとしています。
スパムコメントで褒められると、ついついその気になって、
相手のブログへ飛んでゆき、お返しに、あるいはお礼にと思って
読者に登録してしまったりするものですわァ。
どうか スパマーの思う壺にはまらないでくださいね。
悪徳スパマーは悪徳サイトへ誘おうと
てぐすね引いて待っているのですから。。。
悪徳サイトを利用して、
メールアドレスで登録したりすると、
あなたのメールアドレスは第3者や第4者に売られてしまう危険性があります。
あなたは、そのようなスパム・コメントや 成りすましスパマーには
騙されないと思い込んでいるでしょう?
でもねぇ~、もしかすると騙されているかもよ。。。
とにかく気をつけてくださいね。
次回も、さらに面白い話題が続きます。
あなたも、どうか、また記事を読みに戻ってきてください。
では。。。
(hand.gif)
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