蛸と表現の自由(PART 2)
お粗末な言論統制
日本帝国政府と表現の自由
昭和15(1940)年3月、(日本帝国)政府は映画会社やレコード会社に、芸名が「ふまじめ」「不敬」「外国人と間違えやすい」ものを改名するように命じました。 国粋主義で徹底しようというわけですね。
漫才師のミス・ワカナ、歌手のディック・ミネ、東宝映画の藤原釜足(かまたり)、日活の映画の尼(あま)リリスなどがだめで、ディック・ミネはたしか、「三根耕一(みねこういち)」と改名したと思います。 黒澤明監督の『七人の侍』などに出演した藤原釜足も、後に元に戻しましたが、戦争中は藤原鶏太(けいた)と改名したはずです。
また戦争なんかしていないのに、「敵性言葉」を使うな、というのでプラットフォームは「乗車廊(じょうしゃろう)」、ビラは「伝単(でんたん)」、ラグビーは「闘球(とうきゅう)」、パーマネントは「電髪(でんぱつ)」、ペニシリンは「碧素(へきそ)」、カビだから緑なんですね。 またアメリカンフットボールは「鎧球(がいきゅう)」、スキーは「雪艇(せきてい)」、野球のスタルヒン投手は須田博(すだひろし)と変えられました。
ストライクは「よし」、ボールは「だめ」、というのは有名な話ですが、実際そこまでやったかはさだかでないものの、少なくとも横文字は片っ端から禁止と槍玉にあげられた記憶があります。 とにかくすべては国粋主義でいかねばならなくなった。
また時局にあわない不真面目なことはいかん、という命令が出て、落語協会までが、あるまじきことながら「自粛」して、遊郭、妾(めかけ)、不義、好色など53の噺を演じないことにし、浅草本法寺に「はなし塚(づか)」をつくて葬ってしまいました。 いやはや、お粗末な話でした、というしかありません。
(注: イラストはデンマン・ライブラリーより
赤字はデンマンが強調)
276 - 277ページ
『昭和史 (1926-1945)』
著者: 半藤一利
2009年6月11日 初版第1刷発行
発行所: 株式会社 平凡社
どうですか、小百合さん。。。アメーバ・ブログ(http://ameblo.jp/)の芸術が理解できない愚かな管理人がやっていることは葛飾北斎の「蛸と海女」の絵を不真面目だと決め付けて“amebaの健全なサイト運営にふさわしくない表現”と断定しているのですよ。
でも、そのように判断する権利がアメーバ・ブログ(http://ameblo.jp/)の管理人さんにもあると思いますわ。
その通りですよ。。。でもねぇ、言論の自由がある限り、そのような愚かな行為を僕は批判しますよ。
だたら、直接アメーバ・ブログ(http://ameblo.jp/)の管理人さんに注意すればよいではありませんか!
あのねぇ~、言っても分かりません。
なぜ、そのようにデンマンさんは断定なさるのですか?
なぜなら、これまでにも僕はGOOGLE検索結果を何度も記事の中で表示したのですよ。
■『あなたが読んでいる現時点での検索結果』
( ↑ ここをクリック!)
当然、アメーバ・ブログ(http://ameblo.jp/)の管理人はこの検索結果を見ている。 とにかく、表現の自由を認めず、言葉狩りをしているようなサイトからはメンバーが離れてゆく。
でも、何をするにもアメーバ・ブログ(http://ameblo.jp/)の管理人さんの自由でしょう!?
そうですよ。 でもねぇ、自分が愚かな事をしていると気づいていれば、「蛸と海女」の絵を見て僕の記事を未公開にするような愚劣なことをしないものです。
それなのに、どうしてくどくどとデンマンさんはアメーバ・ブログ(http://ameblo.jp/)の管理人さんの事を話題にしているのですか?
あのねぇ~、僕はアメブロの管理人のためというよりも、他のサイトで管理人をしているネット市民の皆様のために書いてるのですよ。 表現の自由を認めず、言葉狩りをしているようなサイトの管理人は、その教養が疑われるのですよ。
人の振り見て我が振り直せ!
アメブロの愚かな管理人は、太平洋戦争中の愚かな言葉狩りや、“不真面目統制”をしていることが未だに分からないのですよ。 本人は教養がないから芸術的に価値のある、国際的にも認められている葛飾北斎の絵まで記事の中に表示することを禁止してる。 だけどねぇ、10年も待たなくても、3年も経ってみれば、自分が馬鹿やってた事が判るようになりますよ。
マジで。。。?
それが教養を身につけた大人になるということですよ。 (微笑)
でも、アメーバ・ブログ(http://ameblo.jp/)の管理人さんに分かる時がやってくるでしょうか?
いずれ分かると思いますよ。。。僕は人間の良識を信じてますからね。。。(苦笑)
【レンゲの独り言】
ですってぇ~。。。
確かにそうですよね。
葛飾北斎の絵は国際的にも認められている芸術性の高い作品です。
その絵をポルノチックだと思うのは個人の自由ですけれど、その絵を管理人として表示できないようにしてしまうのは、人間として極めて愚かなことだと思います。
あなたは、どう思いますか?
とにかく、次回も面白くなりそうですわ。
あなたもどうか、またあさって読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。
ィ~ハァ~♪~!
メチャ面白い、
ためになる関連記事
■ 『きれいになったと感じさせる
下着・ランジェリーを見つけませんか?』
■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』
■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』
■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に
別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』
■ 『今すぐに役立つホットな情報』
■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』
■『夢とロマンの横浜散歩』
■『愛とロマンの小包』
■『下つきだねって言われて…』
■『銀幕の愛』
■『パリの空の下で』
■『夢の中華パン』
■『愛の進化論』
■『漫画家と平和(2011年3月6日)』
■『畳の上の水練(2011年3月15日)』
■『パール判事とゴーマン(2011年3月18日)』
■『軍隊のない国(2011年3月21日)』
■『士風と「葉隠」(2011年3月23日)』
■『アナクロニズム(2011年3月27日)』
こんにちは。ジューンです。
何をもって言葉狩りとするのでしょうか?
差別そのものと同様、
言葉狩りは、用語が使用された場合ごとの
関係者の主観に基く部分が大きいですよね。
規制が過剰あるいは
不適切な場合が多いようです。
たとえば、かつて、フルーツブログでは
「セックス」が禁止語でした。
「セックス」を禁止用語にするなんて、
ちょっと考えられませんよね。
呆れて開いた口がふさがりませんわ。
葛飾北斎の漫画を表示禁止にするのも
「セックス」を禁止用語に指定するほど
滑稽だと思います。
あなたも、滑稽な事をすることはあっても、
愚かな人間にだけはならないでくださいね。
うふふふふふ。。。
ところで、英語の面白い話をまとめました。
興味があったら、
次のリンクをクリックして
読んでください。
■ 『あなたのための 楽しい英語』
■ 『性の俗説 (2008年3月4日)』
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます