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デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

裏切られた愛 PART 3 OF 4

2009-06-13 03:07:55 | 恋愛・失恋・不倫・性の悩み・セクハラ



 
裏切られた愛 (PART 3 OF 4)


オマエと対話しないのは、

わたしはオマエが嫌いやからです。


2005/01/09 08:56 編集 返信



オマエに暴言吐かれてバカにされて憶測でわたしを非難した。
オマエのコロコロ変わる態度も不安感を与えてるんや、
今は耳障りのいい言葉を使ってるけど、
いつお気に召さないことがあって
コテンパンにやられるかって不安な相手と付き合いたかないやろ。

オマエと対話するって事は、
一か八かのバクチみたいなもんや。
わたしはおべんちゃら言う気はないからな。

でもオマエは自分の周りに、
耳ざわりのいい事ばかり言ってくれる
おべんちゃらの上手な、
オマエの思い通りになる、
ふぬけばっかり集めたいんやろ?
太鼓もちみたいな人間、
それでいて対話してて手応えのある
知性も兼ね備えた人材がほしいんとちゃうか?

甘いな。
そんなヤツおらへんわ。

頭のいいヤツは、そんなバカげた輪の中には、はいらへん。
入ってもすぐ気付いてどっかいってまうわ。
残ってるのは、かしこくない・気がついてない人間とちゃうか?

それに、何も裏づけもないのに、
わたしの事決め付けて余計なこと書くのもやめや。

オマエ、わたしに対話を申しこんでるんやろ?
あんだけクソミソに書かれて、
オマエのことなんか考えたくなくなるんちゃうん。
普通の神経やったらな。



あいかわらずの北風さんやな。
上着ぜったいぬがへんわ。
オマエの価値観、人に押し付けて洗脳でもしたいん?
オマエのせいで、「精神的な苦痛」を与えられ続けてるの、わかる?

告訴したろか?
さっきの不法アクセスの事も含めて。

by レンゲ




『ゴスロリと黒パンツ (2009年5月6日)』より




もう何度も読まされている人はうんざりしていると思いますわ。



レンゲさんの「白と黒の世界」を理解するためには、どうしてもこの絶交状を読まないと良く理解できないと思うのですよう。

そうでしょうか?

レンゲさんは「気付き」を得ることによってボダを克服したのですよう。

デンマンさんも認めてくださるのですか?

もちろんですよう。。。だから、レンゲさんと僕は仲直りできたのですよう。

それで。。。、デンマンさんは、めれんげさんとも仲直りができたのですか?

めれんげさんから「仲直り状」を受け取っていないけれど、僕はめれんげさんも、今回のことでは「気付き」を得たと思っていますよう。

どうして分かるのですか?

めれんげさんも江戸川乱歩先生の熱烈なファンですからね。次の小文を読んでいるはずですよう。


欺瞞の根本原理



上の図を見てください。
O は円の中心、 AB の長さ 14センチ、 BC の長さ33センチという事だけ分かっている。この円の半径は何センチですか。
別にむつかしい計算は要りません。
30秒で答えてください。
もし30秒で答えられなかったら、考えるのをやめて、この小文を終わりまで読んでください。

 (中略)

手元にあったロースン (Clayton Rawson) の長編は Death from a Top Hat (1938)というので、この題名は手品師のシルクハットから兎や鳩が飛び出すように、「死」が飛び出したという意味。ディクスン・カーが褒めるはず、この作はカーの手品趣味をさらにいっそう極端にした徹底的な手品文学である。

 (中略)

その他、この小説にはオカルティズムと手品趣味が充満していて、手品小説愛好者をヘトヘトに堪能させてくれる。結末の種明かしそのものには非常な創意があるとは云えないが、そこまでの道程が面白いのである。カーですら極端だと思っていたのに、そのカーに輪をかけて極端な手品作家に接して、上には上があるものと、ほとんど呆れた次第である。

冒頭に記した謎の図も、マリーニー(主人公探偵)がこの図を描いて警部ともう一人の人物に示し、探偵学の一助とするのである。この図を示されると、誰でも一応は、図の半径 AO の内の AB の長さが分かっているのだから、残りの BO の長さを求めればよいと考える。 ところで、BOC という不等辺直角三角形の底辺 BC の長さは分かっているが、その他に何もデータがないのだから、これだけではどうしても BO の長さを算出する事ができない。これは不可能だ。とてもむつかしいと考える。そう考えたらおしまいである。まんまと手品師の術中に陥ったのである。

そんな考え方をしないで、BC を対角線とする矩形(くけい)を良く見ればよいのである。そして O から発して BC と相交わるもう一つの対角線を描いてみる。すると矩形に置ける二つの対角線の長さは相等しいのだから、O から円周に達する対角線の長さは即ちこの円の半径で、それは BC と同じく33センチなのである。

マリーニー名探偵は云う。
「どうだい、答えはちゃんと君の目の前にさらけ出されていたじゃないか。君はそれを見なかったのだ。なぜかというと、AB という余計な太線があり、その長さを14センチと、何か意味ありげに示してあったので、その残りの細線の長ささえ算出すれば半径が分かると、ついその方に気をとられてしまうからだ。この「目くらまし」にかかって、君の論理は脇道にそれ、袋小路(ふくろこうじ)に突き当たってしまった。手品師がハンカチや時計を消して見せるトリックも全くこれと同じなんだよ。左手で何か細工をしようという時には、見物の注意を右手の方に集めるのだ。右手にその品を握っていると思わせるのだ。そして、見物の目が右手に集中されているひまに、易々(やすやす)と左手で物を隠してしまう。見物は全然左手なんか見てやしないんだからね。つまりこの図のAB線は手品師の右手に当たるわけだよ」

名探偵はさらに言う。
「観察力がうまく間違った方向に導かれると、どんな利巧な見物でもごまかされてしまう。これが欺瞞の根本原理だ。この原理は手品師ばかりではなく、賢い犯罪者と、それから探偵作家が常に用いている。だから、これさえ飲み込んでいれば、君は手品や犯罪や探偵小説に欺かれる心配はないわけだよ」






785-789ページ
江戸川乱歩全集 第30巻 「わが夢と真実」
光文社文庫 2005年6月20日 初版1刷発行

『愛と心の構造 (2008年9月28日)』に掲載。


僕はメレンゲさんの愛を裏切っていないのですよう。

でも、めれんげさんはデンマンさんに裏切られたと信じていたのですわ。

そうですよう。確かにめれんげさんは、裏切られたと感じて次のように書いていたのです。


裏切りはやさしく
 
 

 
 
うらぎりは

やさしい言葉で

つつまれて

それがわたしを

深く傷つける

 
  
by めれんげ
 
2009.02.12 Thursday 13:39




『即興の詩 裏切りはやさしく』より

『昇華とカタルシス』に掲載。
(2009年5月10日)


でもねぇ、めれんげさんの上の短歌は「目くらまし」にかかって僕の愛を見失っていたのですよう。

その「目くらまし」って。。。具体的にどのようなものですか?

めれんげさんが自分で次のように書いていますよう。




愛あらば
他の女性と関わるなかれ

そのひとと睦まじきを見て
われはきみより去る

めれんげ




『愛の虚構 (2009年3月23日)』より

『嵐の去った静けさ (2009年4月7日)』にも掲載。


この「そのひと」と言うのは小百合さんでしょう?

そうですよう。



■ 『小百合物語』

めれんげさんは『小百合物語』をじっくりと読んだのですよう。上の乱歩先生の説明に従えば“AB の長さ 14センチ”に気持ちがすっかり奪われてしまったのですよう。

つまり、デンマンさんが小百合さんと睦まじくしているのを見て別れると決断したのですわね?

そうですよう。でもねぇ、「目くらまし」にかかって、めれんげさんの思慮と分別が麻痺してしまったために出した結論です。

めれんげさんにとって『小百合物語』が「目くらまし」なのですか?

そうですよう。『小百合物語』は、僕とめれんげさんの愛の物語とは、ほとんど関係が無いのですよう。

めれんげさんは、デンマンさんとの「愛の真実」を見ていないとおっしゃるのですか?

その通りですよう。冷静になって上の図を見れば、円の半径は図にはっきりと書き込まれている。

デンマンさんとめれんげさんの「愛の真実」も、『小百合物語』のようにネット上に、はっきりとその存在感があると、デンマンさんはおっしゃるのですか?

その通りですよう。

だったら、その存在感を見せてくださいな。

簡単なことですようよ。ちょっと見てください。

 (すぐ下のページへ続く)


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