デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

万葉集の謎 PART 1

2008-09-23 11:32:37 | 日本人・日本文化・文学論・日本語


 
万葉集の謎








Subj:ブログも歴史編になり

ますます 力 が入ってますね

\(^_^)/





Subj:虫の知らせと言うのでしょうか?

小百合さんからメールがあるような

気がしました。

\(^o^)/キャハハハ。。。


Date: 02/03/2008 7:02:55 PM
Pacific Standard Time
日本時間: 3月3日午後0時2分
From: barclay1720@aol.com
To: fuji@adagio.ocn.ne.jp

 

> ブログも歴史編になり
> ますます 力 が入ってますね


そうですよう。
今日の『小百合物語』は、かなり頑張って書いたのでライブドアでは1ページにまとまりきらずに
2ページになってしまいました。
確かに、最近、歴史の事や文学の事が多くなりました。
今日も万葉集の事と大化の改新が出てきますよ。
題して『ん?社会派?』



■ 『ん?社会派?(2008年3月3日)』

すでにライブドアに投稿して推敲も済ませましたよ。
時間があったらぜひ読んでみてくださいね。

小百合さんの、あの“思い出し笑い”のメールを使わせてもらいましたよ。
ありがとう!

あのメールは、メチャ使い道がありますよう!
\(@_@)/ キャハハハ。。。


> 今日はたまっていた、返信と検索が多い日です。


虫の知らせと言うのでしょうか?
小百合さんからのメールが、クリックするとあるなあああぁ~
僕はそう思いながらメールボックスをクリックしたのですよ。
あったア~!\(@_@)/うしししし。。。
こんな気持ちでしたよ!

やはり“以心伝心”ってあるものですよねぇ~。
小百合さんからのメールがありそうな気がしたものです。

デンマンでした。

じゃあね。






『聖徳太子の家庭教師 (2008年7月15日)』より




デンマンさん。。。また、小百合さんからの昔のメールを持ち出してきたようでござ~♪~ますけれど、今日の話題と直接の関係があるのでござ~♪~ますか?



もちろん、直接の関係がありますよう。

どのような。。。?

だから、僕の返信に書いてあるでしょう。今日も万葉集の事と大化の改新が出てきますよ、と。。。題して『ん?社会派?』

■ 『ん?社会派?(2008年3月3日)』

。。。で、こうしてリンクまで貼ってあるのですよう。卑弥子さんも読みたくなってくるでしょう?

でも、ビキニ姿の女の子が二人で日光浴をしながらストライキをしているのが、どうして万葉集と関係あるのでござ~♪~ますか?

だから、そこですよう。。。誰でも、卑弥子さんと同じような疑問を持つと思うのですよう。それで興味をひかれて、上のリンクをクリックして読みに行くわけですよう。僕が、説明しなくても、上のページを読めば分かるようになっているのですよう。

つまり、上のページを読んでもらおうと小百合さんのメールを持ち出してきたのですか?

違いますよう。ちゃんとタイトルにも書いたでしょう?

万葉集の謎

でも、小百合さんのメールには“万葉集”のことは全く書かれていませんわ。

だから、これから僕が説明するのですよう。

だったら、小百合さんのメールを持ち出してくる必要はありませんわ。

あのねぇ~。。。あくまでも、この記事は『小百合物語』なのですよう。だから、どうしても小百合さんに登場してもらわないとならないのですよう。

それで、あまり関係ないのに小百合さんのメールを持ち出してきたのですか?

卑弥子さん。。。、んもお~~。。。些細な事にこだわらないようにしてくださいよう。この記事が無駄に長くなるだけですからね。

分かりましたわ。。。んで、万葉集の謎って。。。どのような謎でござ~♪~ますか?

だから、おとといの続きですよう。大伴家持は日本史では歌人として扱われる場合が多いけれど、この人は反政府活動家としても活躍した。活躍したと言うより、反政府事件に加担して罰せられたと言う事実がはっきりしている。時の藤原政権に反対しているのです。


藤原広嗣の乱のあと、光明皇后の庇護のもとで頭角を現してきた藤原仲麻呂(藤原南家の祖・武智麻呂の次男)の後見する阿部内親王と、橘諸兄の後見する安積(あさか)親王に北家房前の三男八束(母が橘三千代の子である牟漏女王で諸兄の甥に当たる)と大伴家持もグループとして結束し、どちらを次の天皇にするか争いが生じていたのです。




『日本女性の愛と美の原点 (2006年5月28日)』より


それで。。。?

だから、当時の藤原政権に対して大伴家持が批判的だったことは、まず間違いないのですよう。

それで、柿本人麻呂がその事と関係あるのでござ~♪~ますか?

あるのですよう。「人麻呂歌集」と呼ばれる歌集は私家版で、7世紀に柿本人麻呂が編者になって集めた歌集なのですよう。この歌集を底本にして、8世紀に大伴家持が個人的な歌集も加えて取り纏(まと)めたのが万葉集だということが通説になっているのですよう。

柿本人麻呂も政府に批判的な人だったのでござ~♪~ますか?

僕はそう見ているのですよう。実は、この人麻呂は実に謎めいた人なのですよう。


柿本人麻呂の謎

人麻呂について史書に記載がなく、その生涯については謎とされていた。
古くは『古今和歌集』の真名序に五位以上を示す「柿本大夫」、仮名序に正三位である「おほきみつのくらゐ」と書かれており、また、皇室讃歌や皇子・皇女の挽歌を歌うという仕事の内容や重要性からみても、高官であったと受け取られていた。

江戸時代、契沖、賀茂真淵らが、史料に基づき、人麻呂は六位以下の下級官吏で生涯を終えたとされ、以降現在に至るまで歴史学上の通説となっている。

その通説に梅原猛は『水底の歌-柿本人麻呂論』において大胆な論考を行い、人麻呂は高官であったが政争に巻き込まれ刑死したとの「人麻呂流人刑死説」を唱え、話題となった。
また、梅原は人麻呂と猿丸大夫が同一人物であった可能性を指摘する。
しかし、学会において受け入れられるに至ってはいない。
古代の律に梅原が想定するような水死刑は存在していないこと、また梅原がいうように人麻呂が高官であったのなら、それが『続日本紀』などになに一つ残されていない点などに問題があるからである。




出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


柿本人麻呂は山部赤人(やまべのあかひと)と共に歌聖と呼ばれている。万葉集には長歌19首と短歌75首が掲載されており、万葉集第一の歌人と言っていい。それ程有名なのにもかかわらず、史書には、この人の事が書かれていない。

なぜでござ~♪~ますか?

だから、書けない事情があったのですよう。

どのような。。。?

ウィキペディアの次の部分を読むとヒントが得られますよう。


持統天皇の愛人だった?

賀茂真淵によって草壁皇子に舎人として仕えたとされ、この見解は支持されることも多いが、決定的な根拠があるわけではない。
複数の皇子・皇女(弓削皇子・舎人親王・新田部親王など)に歌をたてまつっているので、特定の皇子に仕えていたのではないだろうとも思われる。
宮廷歌人であったと目されることが多い(伊藤博・橋本達雄など)が、宮廷歌人という職掌が飛鳥時代にあったわけではなく、結局は不明というほかない。
ただし、確実に年代の判明している人麻呂の歌は持統天皇の即位からその崩御にほぼ重なっており、この女帝の存在が人麻呂の活動の原動力であったとみるのは不当ではないと思われる。
後世の俗書(『人丸秘密抄』など)では、持統の愛人であったとみるような曲解もあらわれてくるが、これはもとより小説である。

『万葉集』巻2に讃岐で死人を嘆く歌(巻2・220-222)が残り、また石見国は鴨山での辞世歌と、彼の死を哀悼する挽歌(巻2・223-227)が残されているため、官人となって各地を転々とし最後に石見国で亡くなったとみられることも多い。
しかし、この辞世歌については、人麻呂が自身の死を演じた歌謡劇であるとの理解(伊藤博)や、後人の仮託であるとの見解も有力である。
また、文武4年(700年)に薨去した明日香皇女への挽歌が残されていることからみて、草壁の死後も都にとどまっていたことは間違いない。
藤原京時代の後半や、平城京遷都後の確実な作品が残らないことから、平城京遷都前には亡くなったものと思われる。




出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


人麻呂は持統女帝の愛人だったのでござ~♪~ますか?

もちろん、そうではないでしょう。でも、持統天皇からかなり目をかけられていたようです。僕は、ある出来事がきっかけで、持統天皇に恨まれて、それで人麻呂の事が史書に書かれなくなったと見ているのですよう。

持統天皇の圧力がかかったと。。。?

そうですよう。そのように考えると、万葉集の第七巻の冒頭の並び方に隠された意図があるように見えてくる。

どのような意図ですか?

つまり、1068番から1088番までの“月の歌”の始まりと終わりは、「人麻呂歌集」から選んだ歌ですよう。その間はすべて“詠み人知らず”の歌になっている。

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