デンマンのブログ

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M女史って誰?

2021-10-26 01:35:35 | 文芸・文学


 

M女史って誰?

 



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デンマンさん。。。、 今日はM女史のお話ですか?


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そうです。。。 いけませんか?

でも、すでにM女史が誰かということは一応この人がそうだ、ということで落ち着いたではありませんか!

もちろん僕と小百合さんの間ではケリがついたのですよ。。。

それなのに、どういうわけでまたM女史を取り上げるのですか?

ちょっと次のリストを見てください。。。

 


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『拡大する』

『M女史とは誰か?』


 



これは GOO の僕の「デンマンのブログ」の5月29日のアクセス者数の棒グラフと日別・週別のランキングの記録なのだよ。。。中段の左側の アクセスされたページ の1番と3番に注目して欲しいのですよ。。。



あらっ。。。M女史とは誰か?のPART 1とPART 2 が読まれたのですわねぇ~。。。

そういうことです。。。 明らかに google.com で検索して記事を見つけたのですよ。。。

どのように検索したのですか?

次のように検索したはずです。。。

 


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『拡大する』

『現時点での検索結果』


 



「M女史 誰」と入れて検索したのですわねぇ~。。。



このようにして記事を見つけたのにまず間違いありません。。。

つまり、検索したネット市民は、たまたま向田邦子さんの『眠る盃』を読んで次の箇所に出くわしたのですわねぇ~。。。

 


能州の景

 


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父は石川県七尾の産である。(略)
私は東京生まれの東京育ちだが、いつの日か父の故郷でありわが本籍地でもある能登を訪ねたいと思いながら、生来の横着で、実現したのは、テレビの台本を書く仕事もどうにか格好がついた30代の終わりであった。

わが能登めぐりには、同業のM女史・S女史も同行されることになった。
感激した父は入念なスケジュールを立ててくれた。(略)

第一夜は金沢泊りである。
凝った普請の旅館であった。
結構な夕食を終え、三つの布団をくっつけて、中年女三人が夜を徹してテレビ界を憂い、来し方行く末を語り合おうという段取りである。

私は父のことを話したかった。
逆境から身を立て名を挙げた波瀾の人生を、子供の頃から聞かされた能登の吹雪の烈しさや鱈のおいしさをまぜて語りたかった。
日頃敬愛する両女史も感動してくれるにちがいない。

ところが、電灯を暗くしようというときになって、鴨居に特大のゴキブリが這っているのに気がついた。

 

とたんにM女史が、

「それ!」と一声。

ぱっと浴衣を脱ぎ捨てた。

 


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紫色の半シュミーズと黄色の毛糸長下ばきに包まれた豊満な肢体が仁王立ちになったーーーと思った瞬間、女史は二人のあっけにとられた視線を感じられたか、

「アッ!」

と、叫んでガバと布団の上にうつぶされた。

だが、再び思いかえされたか、浴衣を羽織ると、ゴキブリに踊りかかり目にも留まらぬ早業で退治されたのである。

 


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M女史は大先輩である。
お人柄も大好きだ。
おまけに見てはならぬ姿まで拝見してしまったのである。

笑い転げては失礼にあたる。
お礼を申し上げ、電灯を暗くして天井を仰ぎ、目尻から流れる涙と、こんにゃくの如く打ち震えるおなかをさすって辛抱した。

それにしても不思議である。
私は蜘蛛の巣退治などには、おととしのブラウスを探して羽織るが、女史はなぜ浴衣を脱ぎ捨てられたのであろう。

彼女は男兄弟の末っ子で、火事だけんかだというときには、兄上たちはいつも裸で飛び出されたという。
名門の生まれで、兄上のなかには経済界で活躍されておいでの方もいる。

「その癖が出たのかな」
女史は小さな声でそう言われた。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




47-48ページ 『眠る盃』
著者: 向田邦子
2016年9月15日 第2刷発行
発行所: 株式会社 講談社


 



検索した人も上の箇所を読んで M女史 が誰なのか? それをネットで調べようとしたのだと僕も初めは、そう思ったのですよ。



でも、そうではないのですか?

あのねぇ~、もしM女史が誰かを突き止めるならば、M女史は向田さんと同じ同業者、つまり作家か脚本家なのだから、文筆家の名前を調べるはずなのですよ。。。しかも向田さんの大先輩なのだから明治か大正の生まれなのですよ。。。 そういう事を考えれば、次のように作家の名前を調べるはずです。。。

 


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『拡大する』

『現時点での検索結果』


 



こうして「女流作家 大正 一覧」と入れて検索すればトップにM女史が出てくるような記事が表示されるのですよ。。。



赤枠で囲んだ記事の中にマジでM女史が出て来るのですか?

出てきます。。。 見てください。。。

 


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『拡大する』

『実際の記事』


 



左側のサイドバーの名前の列の中の赤枠で囲んだところに 森茉莉 さんの名前が出てくるのです。。。 つまり、「M女史 誰」と入れて検索したネット市民は作家ではないM女史を突き止めようとしていたのですよ。。。



例えば、政治家のM女史ですか?

そうです。。。「M女史 誰」と入れて検索した結果を見ると、隠し子がいるかも知れないM女史も出ているのですよ。。。女性の一癖も二癖もある政治家ならば、隠し子がいても可笑しくないですからね。。。

じゃあ、検索したネット市民は「M女史 隠し子 誰」と入れて検索するつもりだったのが、うっかりして“隠し子”を入れるのをど忘れしたのでしょうね。。。。うふふふふふ。。。

たぶん、そんなところでしょう。。。おそらく女性週刊誌のゴシップ欄を読んで、隠し子がいるかも知れないM女史の記事を探していたのですよ。。。

。。。で、その隠し子がいるかも知れないM女史というのは誰ですか?

小百合さんが自分で探せばいいではありませんか!

 


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『拡大する』

『現時点での検索結果』


 



そのような時間があったら、僕はもっと面白い記事を書きますよ。。。



隠し子がいるかも知れないM女史を探すのも面白いのではありませんか?

じゃあ、上の検索結果に出てきた記事でも読んでくださいね。。。僕は隠し子が居るかもしれないM女史には興味がありません。。。



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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~

貴方も隠し子がいるかも知れないM女史の名前を知りたですか?

ええ。。。? 「そんな事はどうでもいいから、もっと面白い話をしろ!」

あなたは、あたくしに そのような強い口調でご命令なさるのでござ~ますかァ~?

分かりましたわァ。。。 あなたがそのようにおっしゃるのであれば、

元旦にバンクーバーで第100回寒中水泳があったのでござ~ますわよう。

その模様をお見せしますわねぇ~。。。

 


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ええっ。。。 「寒中水泳など つまらんから、もっと面白い話をしろ!」

あなたは、さらに、そのような強い口調で あたくしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわァ~。。。

個人的なお話ではありますけれど、

次の検索結果を見てくださいまし。。。

 


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『拡大する』

『現時点での検索結果』

 

「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわよう。

うふふふふふふ。。。

あなたも、ビックリするでしょう?

ジムに毎日通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわァ。

 


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どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、

最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

 

ところで、小百合さんが なぜ「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれているのか?

ご存知でござ~♪~ましょうか?

なぜ。。。?

実は簡単な事なのですわよう。

 


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小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。

小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。

分からない事ではござ~ませんわァ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。

現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。

 


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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

 

軽井沢・雲場池の紅葉



軽井沢のイルミネーション



秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩



 

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。

だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。

じゃあねぇ~~。


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ィ~ハァ~♪~!

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こんにちは。ジューンです。

日本のハーブティーは、なんといっても桜湯だそうですけれど、


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カナダ、アメリカ、イギリスではハーブティーとして

ローズティーが好まれています。

普通、ローズヒップティーと呼ばれます。

ローズヒップ(rose hip)とは

バラ科バラ属の植物の果実。

つまり、バラの実です。

ローズヒップ生産のため、バラの特定品種、

特にRosa canina(ドッグ・ローズ)が栽培されています。

ハイビスカスとブレンドしたハーブティとして飲用されることもあります。

また、ローズヒップオイルは食用油として、

ジャム、ジェリー、マーマレードにも用いられるほか、

スキンケアにも用いられます。

こんなエピソードがありました。

第二次世界大戦中、

イギリスはドイツ海軍Uボートの海上封鎖により

オレンジの輸入がストップしたのです。

ビタミンCの補給ができなくなったのです。

それで、英国の学童たちは生垣に生えている

ローズヒップの採集を命じられました。

ローズヒップティーにして飲んで

ビタミンCを補給したのですって。。。


(rosehip.jpg)

なんだか信じられないようなお話ですよね。

ところで、英語の面白い話を集めました。

時間があったら覗いてみてください。

■ 『あなたのための愉快で面白い英語』

では、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。



(chirashi.jpg)


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