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縦横社会(PART 1)

2020-01-12 11:54:31 | 海外留学・国際化・グローバル化
 

縦横社会(PART 1)

 


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デンマンさん。。。 どういうわけで縦横社会を取り上げたのですか?


(kato3.gif)

ジュンコさんと縦社会と横社会について語り合いたいからですよ。。。

でも、どうして急に縦横社会を取り上げたのですか?

あのねぇ~、ライブドアの僕の「徒然ブログ」のアクセス解析を見ていたら次のリストに出くわしたのです。。。

 


(liv00109a.png)


『拡大する』

『“縦社会”と“横社会”(再考)』


 



これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で1月8日の午前11時15分から翌日9日の午前3時17分までの「生ログ」の一部です。。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。



あらっ。。。 1月8日の午後12時55分にGOOGLEで検索して『“縦社会”と“横社会”(再考)』を読んだネット市民がいたのですわねぇ~。。。

そうなのです。。。 実は、新宿区下落合に住んでいる佐渡屋君江 (さどや きみえ)さんが読んだのです。。。

また、IPアドレスを調べて君江さんが読んだことを突き止めたのですか?

そうです。。。

 


(ip982b.gif)

 



この上の写真の女性が佐渡屋君江さんですか?



そうです。。。

。。。で、君江さんは新宿で何をしているのですか?

学習院大学の文学部で史学を専攻している女子大生です。。。

 


(gakushu02.jpg)



 



君江さんはタームペーパー(term papeer)を書くために縦社会と横社会について調べていたのですか?



そういうことです。。。

。。。で、君江さんは、どのようにしてデンマンさんが書いた記事を見つけたのですか?

次のように検索したのですよ。。。

 


(gog00109a.gif)


『拡大する』

『“縦社会”と“横社会”(再考)』

『現時点での検索結果』


 



。。。で、君江さんは記事を読んでどの部分に興味を持ったのですか?



次の箇所ですよ。。。



(tateyoko2.jpg)

 



スマットさんは海外で暮らした事がありません。
つまり、欧米の“横社会”に住んだことがありません。

スマットさんは“縦社会” と “横社会”について聞いたことがあるかもしれません。
しかし、実際にはそのような横社会を肌で感じた事がありません。

本題に入る前にここで“畳の上の水練”ということについてちょっと考えてみたいと思います。

 


(tatami91.jpg)

 

あなたが、もしこれまでに海外で暮らした事がないとしても、あなたは自分のことを国際感覚が無いとは思っていないかもしれません。
あなたは恐らく海外事情についてかなり知っていると思っているはずです。

なぜなら、テレビで海外の事を良く見ているから知っているつもりになっている。
映画でも、海外の事を見た事がある。
ネットでも、海外の情報が手に入る。

あなたは“畳の上の水練”と言う事を聞いたことがありますよね。
畳の上でいくら泳ぎを練習したとしても、水に入って練習しなかったら絶対に泳げないという事です。
あなただって、このことなら良く理解が出来ると思います。

つまり、実際に海外で生活してみない事には海外事情と言うのは表面的にしか分からないものです。
何度他人が泳いでいるのを見ても泳げるようにはなりません。
畳の上で手足をばたつかせても泳げるようにはなりません。

実際に水に入って泳ぎを学ばねばなりません。

 


(golfer20.gif)

 

あなたはゴルフをやりますか?
やる?
10年ぐらいうの経験がありますか?

あなたはテニスをやりますか?
やる?
10年ぐらいの経験がありますか?

もしそうなら、ゴルフクラブを素振りしている人を見て、
あるいはテニスラケットを素振りしているのを見て、
その人が初心者か、上級者か分かるはずです。

僕は人生の半分以上を主に欧米で暮らしています。
だから、“縦社会” と “横社会”がどういうものなのかを肌で感じて知っています。

スマットさんが書いてくれたコメントの中で触れているPREPというのは、関西地区を主なサービスエリアとしている
ブログサービス運営会社です。
スマットさんも僕もこのブログのユーザーです。

“PREP公式側”と書いていますが、PREPという組織は官庁でもないし、公社でもありません。
日本の小さな一企業に過ぎない。
だから、“公”ではあり得ない。

どうして、“公”と書くのか?
“PREP側”で充分ですよ!
無意識のうちに“公”は“親方日の丸”、つまり、“上位の者”という意識が働いています。

こういうところが“縦社会”に住んでいる者の発想ですよね。
要するに。。。

 



(echizen.jpg)

 

“上位の者にたいしてお伺いを立てました。

私の言う事を取り上げてくれ、

きっとあなたを懲らしめてくれるでしょう。”



 



そのような気持ちがスマットさんの上の文章の中に込められています。

この“お上にお伺いを立てる”という考え方は、江戸持代の“身分制度”の名残(なごり)ですよね。
あの“士農工商”という身分制度です。

 


(musash2.jpg)

 

その当時、この身分制度の一番上にいた武士には“切り捨て御免”という特権があった。
つまり、町人や百姓が武士に対して無礼な事でもすれば、武士は剣を抜いて町人や百姓を切り殺しても、何の咎(とが)めも無かった。
ひどい話です。
このように同じ日本人なのに“お上”は人間に上下をつけた。

もちろん、民主主義の現在にあっては、こんな非常識な話はどこの国に行っても通用しないでしょう。
でも、スマットさんは、無意識のうちに、この“縦社会”の“掟(おきて)”を持ち出して“お上(公)”にお伺いを立てたのです。
“お上”に何をして欲しいのかと言うと、僕に対して“切り捨て御免”をやって欲しいわけです。

“横社会”の人間はこの様な発想をしません。
お互いに平等同等なのだから“上位の者”と言う考えは無い。
あくまでも当事者間で話の決着をつける。
“お上”を持ち出しません。

結果としてスマットさんは一体どうなったか?
すでに10日以上が経過していますが、スマットさんは、この件に関しては全く触れていません。
つまり、“お上”に無視されたわけです。

【デンマン注釈:】 
これを書いている時点で、すでに3ヶ月が過ぎようとしていますが、
スマットさんのお伺いはPREPによって無視されてしまいました。


何らかの返事が来たのなら、スマットさんは得意になって勝ち誇り、報告するはずです。
つまり、この“お上”の対応も“縦社会”の良い見本です。

 



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“スマットよ!

オマエは下々の分際(ぶんざい)で

何を下らない事をほざいているんだよ!

お上は忙しいのだよ!

そんな下らない事で手を焼かせるな!”


 



このようにPREPは思ったのでしょうね。 へへへへへ。。。。
スマットさんのお伺いを無視したのです!
これが“縦社会”の実態です。

日本国憲法の下では、日本人は法人も含め、法の下に平等です。
例え国を訴えても、日本国憲法の下では公人も私人も平等です。
法律的にはそうなっています。

しかし、現実には“縦社会”の日本は、なかなかそのようにはゆかない。
なぜなら、江戸時代の“負の遺産”である身分制度の名残があって、
上で僕が説明したように“縦社会”に生まれ育ったスマットさんは
無意識のうちに“縦社会”的思考にすっかりはまっています。

 

じゃあ、“横社会”ではどうなっているのか?

僕のエピソードをここでお話します。
カナダには全国に支店網を持っている大きなカナダの銀行が7つあります。
その一つがノバ・スコシア銀行です。

 


(scotia01.jpg)

 



バンクーバーのロブソン・ストリートの支店に僕はアカウントを持っているのですが、
ここで働いている女子行員と借入金の限度額について交渉していた時の話です。
担当の女性は“オフィサー”という肩書きを持っていましたから、日本流に言えば個室を持っている課長級の人でしょう。

ところが、電話したのに折り返しの返事はよこさない。
僕がその事を追求したら、対応の仕方がふざけている。
僕と電話で話している最中に、同僚と冗談言って笑ったりしている。
僕が常識を持ち出して相手の非を説明したのに全く取り合おうとしない。

僕はかなり頭にきたので、本社の人事・教育担当の副社長にタラタラと苦情の手紙を書きました。
要するに訓練・教育の不行き届きですよ!と書いたわけです。
“お上”にお伺いを立てたのではありません。
僕と法の下で平等同等な副社長の責任を追求したのです。

もちろん僕はその副社長と面識はありません。
彼は僕の事も知りません。
でも、2ページに亘(わた)る丁重な手紙をもらいました。
翌日、支店長から謝罪の電話をもらいました。

つまり法の下での平等ですよ。
対等ですよ。

どこの馬の骨だか分からないような僕が手紙を書いたからって、無視しません。

ところが“縦社会”では、このようには行きません。
ナイトメア・ネッツ(仮名)というブログサービスを運営している会社があります。
中国地方の小さな会社ですよ。
この社長がナイトメア・ブログの管理人をしています。

もちろん、“お上” の “縦社会思考” にどっぷりとつかっている“田舎侍”は“武士気取り” で “問答無用!”と言って、僕のブログを丸ごと“切り捨て”てしまいました。

問答無用!のあとの削除です!




『“縦社会”と“横社会”(再考)』より
(2006年2月25日)




。。。で、中国地方の小さな会社の社長が管理人をやっているナイトメア・ブログは今でもやっているのですか?



このブログ・プロバイダーは消滅してしまいました! だいたい、この愚かな社長は海外に行ったこともなく、それにもかかわらず、海外かぶれで自分を CEO だと自称して、そのことに喜びを感じている小心者なのですよ。。。 こういう愚か者がやっているブログサービスは、とうてい国際化したネットの世界ではやってゆけないのですよ。。。

。。。で、上のPREPという、関西地区を主なサービスエリアとしているブログサービス運営会社は、どうなったのですか?

この会社のブログサービスも、消滅してしまいました。。。 だから、記事の中のリンクをクリックしても次のようなメッセージが表示されます。。。

 


(cant01.gif)

 



ネットは国境の無い世界ですよ。。。 いつまでも縦社会の“お上”だと思いながらブログサービスを運用していたら、他の横社会のブログサービスに対抗できないですよ。。。



。。。で、佐渡屋君江さんも、その事に納得したのですか?

そうです。。。 できたら学習院大学を卒業したらバンクーバーの UBC (ブリティッシュ・コロンビア大学) に留学して国際学 (Internationa Stdies) を勉強したいそうです。。。

。。。マジで。。。?

君江さんは、そうメールに書いてよこしました。。。



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 (すぐ下のページへ続く)






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