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デンマンが徒然につづったブログ

萌える愛 (PART 1)

2018-04-30 11:24:52 | ミステリー
 

萌える愛 (PART 1)

 



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デンマンさん。。。今日もふざけていますわねぇ~?


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やだなあああぁ~。。。 ふざけてませんよう。 かなりマジですよう。

でも。。。、でも。。。、燃える炎のアニメを貼り付けて、写真をベタベタ貼って遊んでいるではありませんかァ~!

あのねぇ~。。。 遊んでいるわけじゃない。。。 タイトルだけ注目を集めるようにしても、内容が伴わないと面白くないのですよ。。。

つまり、上の炎のアニメを持ち出してきて、写真を貼り付けることで読みにやって来たネット市民の皆さんが楽しめるだろうと思ったのですかァ~?

そうですよ。。。 レンゲさんも、面白いと思ったでしょう?

なんだか目障りですわァ~。。。

そんなことはないでしょう!? このアニメと写真を見て、ネット市民の皆様は 更に興味を呼び覚まされると思うのですよ。。。

。。。で、どなたが萌える愛にハマったのですかァ~?

ちょっと次のリストを見てください。。。


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『拡大する』

『萌える愛長歌』


 



これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の日本時間で4月27日の午後1時54分から28日の午前3時1分までの約13時間の「生ログ」の一部です。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目してください。。。



あらっ。。。 4月27日の午後2時11分にGOOの検索エンジンで検索して『萌える愛長歌』を読んだネット市民がいたのですわねぇ~。。。

そういうことです。。。 実は韓国のソウルに住んでいる 金 明淑(キム・ミョンスク)さんが読んだのです。。。

またIPアドレスを調べてキムさんを突き止めたのですか?

そうです。。。


(ip236116b.png)



つまり、この上の写真の女性が金 明淑(キム・ミョンスク)さんですかァ~?



そうです。。。 女子大学では、韓国で一番古い歴史のある梨花女子大学の人文科学大学人文科学部の3年生なのですよ。。。


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。。。で、金 明淑(キム・ミョンスク)さんは何を専攻しているのですか?



史学科に籍を置いて日本史を勉強しているのです。。。

そのキムさんが何で萌える愛にハマったのですか?

キムさんは『萌える愛長歌』を読んで次の箇所を読んで衝撃を受けたのですよ。。。



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春すぎて 夏来たるらし 白妙(しろたえ)の

 衣(ころも)ほしたり 天(あめ)の香具山




この短歌は、持統天皇が詠んだものですよねぇ~。。。



そうです。。。

でも。。。、でも。。。、この短歌を読んでも衝撃を受けるようなところはありませんわァ。。。

確かにレンゲさんの言うとおりです。。。 文字通りに解釈したら全く平凡で、つまらない歌ですよ。 “もうすぐ夏になるのだなあああぁ~、香具山のふもとで農民が白妙を干しているから。。。” 初めてこの歌を読んだ時、僕はこの歌の素晴しさが全く分かりませんでしたよ。 一体、何のために大伴家持(おおともやかもち)は、この歌を『万葉集』に載せたのか?

つまらない短歌なのに、編者の大伴家持は、なぜ持統天皇の歌を『万葉集』に載せたのですか?

だから、僕も不思議に思ったのですよ。 つまらない歌をわざわざ『万葉集』に載せる訳がないだろう! 僕だって、そう思いましたよ。

それで、大伴家持が持統天皇の上の歌を選んだ理由がデンマンさんには分かったのですか?

だから、僕はずいぶんと調べまくったのですよ。

でも、デンマンさんはブログの記事を書くので忙しいのでしょう?

そうですよ。 でもねぇ、これは人類の謎だと思って僕は7世紀の謎々を解くようなつもりで、マジで熱中して調べたのですよ。

それで、分かりました?

分かりましたよ。僕は上の短歌を次のように解釈したのですよ。


春が過ぎて夏が来たようだ。

天の香具山に美しく真っ白な衣が干してあるなあぁ~

でも、私の心はあの山の裏にある

磐余(いわれ)の池を見ているのです。

 


(iware01.jpg)

 

大津皇子が自害する前に池の端で

辞世の歌を読んだという。

自害の後で、皇子の妻であり、

私の腹違いの妹でもある山辺皇女が

髪を振り乱し、裸足で駆けて行き、共に殉死したという。

痛ましいには違いない。

しかし私は、ああせねばならなかったのです。

怨霊になって私を憎んでいるのかもしれないけれど、

私には他にとるべき道はなかったのです。

どうか、心安らかに眠っていて欲しい。




つまり、デンマンさんのこの説明にキムさんは衝撃を受けたのですか?



そうです。。。 更に、持統天皇の腹違いの妹でもある山辺皇女が髪を振り乱し、裸足で駆けて行き、大津皇子と共に殉死したという、そのことに萌える愛を見たというのです。。。

マジで。。。?

こういう真面目な時に 僕はデマカセや悪い冗談を言いませんよ。。。 上の歌を持統天皇は藤原京の宮殿から香具山を見て詠んだのです。

 


(fujiwara3.gif)

 



この地図で見れば分かるように、香具山の裏に磐余(いわれ)の池があるんですよね。 この池の端で大津皇子は辞世の句を詠んだのです。 現在では、ほとんどの歴史家が大津皇子は持統天皇の陰謀によって死なされたと見ています。



デンマンさんもそう考えているのですか?

そうですよ。 つまり、持統天皇は結果として自分と血のつながりがある甥の大津皇子と腹違いの妹を死に追いやったわけですよ。 この当時は怨霊ということがマジで信じられていた。

それほど怨霊は恐れられていたのですか?

そうです。 “怨霊の崇り”ということが現在で言えば“テポドンで攻撃を受ける”程度に怖いこととして考えられていたのですよ。 持統天皇だって、テポドンを宮殿に打ち込まれたくないので怨霊を鎮魂するために上の歌を詠んだ。 それが僕の解釈です。

なるほど。。。 キムさんは、そのデンマンさんの解釈に共感したのですか?

その通りです。。。

。。。で、キムさんは、そのことでデンマンさんにメールを出したのですか?

そうです。。。 レンゲさんは信じられないのですか?

どうせまた、デンマンさんは“信じる者は救われる!”と言いたいのでしょう?

その通りです。。。



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 (すぐ下のページへ続く)




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