デンマンのブログ

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ピンタレスト

2022-11-04 02:48:51 | 日本人・日本文化・文学論・日本語
 

ピンタレスト

 


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デンマンさん。。。 どういうわけでピンタレスト を取り上げるのでござ〜ますかァ〜!


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ちょっと次のリストを見てください。。。

 


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『拡大する』

『黙庵 四睡図 エピソード』


 



これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で10月24日の午後2時11分から午後4時46分までのアクセス者の記録です。。。赤枠で囲んだ箇所に注目してください。。。



あらっ。。。10月24日の午後2時57分にピンタレスト(pinterest.jp)からやって来て 黙庵 四睡図 エピソード を読んだネット市民がいたのですわねぇ〜。。。

そうなのですよ。。。

あたくしは初めて目にしたのですけれど、ピンタレスト(pinterest.jp)というのは、いったいどのようなことをするサイトなのでござ〜ますかァ〜?

卑弥子さんにも一目で分かるように僕のピンタレストのホームページを見せますよ。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 



あらっ。。。きれいな女性の写真がたくさん出ているではありませんかァ〜!



いや。。。女性の写真ばかりではありません。。。このホームページにはカテゴリの名前と写真が出ているのです。。。ピンタレストではカテゴリと言わないでボード(Board)というのですよ。。。

あらっ。。。「デンマンブログの女たち」にあたくしの写真が出ているではありませんか。。。

 


(pin22-11-01b.jpg)

 



そうです。。。上の写真をクリックすると、「デンマンブログの女たち」カテゴリ(ボード)のページが出てきます。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 



あらっ。。。ジューンさんと軽井沢タリアセン夫人の小百合さんと並んで第一線に出ているのですわねェ〜。。。で、あたくしの写真をクリックすると、どうなるのでござ〜ますかァ〜?



卑弥子さんの写真をクリックすると卑弥子さんのページが表示されます。。。

 


(himiko22-11-02.jpg)


『拡大する』

『実際のページ』


 



上のページの緑の枠で囲んだリンクをクリックすると卑弥子さんが登場する記事が表示されるのですよ。。。

 


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『拡大する』

『実際の記事』


 



なるほどォ〜。。。つまり、あたくしを含めて魅力的な女性を貼り付けるのは、ネット市民の皆様の関心をひきつけ、最終的には、その写真が出てくる記事を読んでもらうのがデンマンさんの目的なのですわねぇ〜。。。



そういうことです。。。

でも、例えば、次の「美女・熟女・美少女」カテゴリ(ボード)には、とってもきれいな女性たちがでてきますけれど、この人たちはすべてデンマンさんの記事に登場するのでござ〜ますかァ〜?

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 



赤枠で囲んであるのはジューンさんの写真だけれど、この写真をクリクするとジューンさんが登場するページが表示されます。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 



デンマンさんが投稿した記事の中に、上のジューンさんの写真が出てくるのでしょう?



そうです。。。

その記事を見るにはどこをクリックするのですか?

上のページの緑の枠で囲んであるリンクをクリックするとジューンさんが登場する記事が表示されます。。。

 


(june22-11-02.jpg)


『拡大する』

『実際の記事』


 



一つ一つの写真はピンタレストでは「ピン」と言うのですよ。。。このピンは、自分が撮った写真や、コラージュして作り上げた写真を「ピン」としてアップロードすることもできるけれで、「美女・熟女・美少女」カテゴリ(ボード)の中に出てくる ほとんどの写真や動画は他のピンタレスト会員の「ピン」を共有したものです。。。



つまり、デンマンさんの記事には登場しないのですわねぇ〜。。。

そうです。。。だから、例えば、次の青枠で囲んである動画をクリックする。。。

 


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『実際のページ』


 



上の青枠で囲んだ動画をクリックすると次のページが出てくるのですよ。。。

 


(ch22-11-02.jpg)


『拡大する』

『実際の動画のページ』


 



つまり、ピンタレストの他の会員の気に入った「ピン」を自分のサイトに貼り付けることもできるのですねぇ〜。。。



そういうことです。。。

ところで、どなたが 黙庵 四睡図 エピソード を読んだのでござ〜ますか?

東京の港区西麻布に住んでいる梶原美咲(かじわら みさき)さんが読んだのです。。。

 


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あらっ。。。和服が似合うきれいな方ですわねぇ〜。。。西麻布の高級住宅地に住んでいるのですかァ〜?



そうです。。。美咲さんは日本画の私塾に通って日本画家をめざして勉強しているのですよ。。。先生から「黙庵の『四睡図』を参考のために見てご覧なさい」と言われたので、まずネットで探して、ピンタレストに出くわしたというわけです。。。

 


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『黙庵 四睡図 エピソード』


 



リファラのリンクをクリックすると、どのようなページが出てくるのでござ〜ますかァ〜?



次のページが表示されます。。。

 


(pinhome22-11-02.jpg)


『拡大する』

『実際のページ』


 



美咲さんは、このぺージからやって来たのですか?



いや。。。上のページからではありません。。。当然、黙庵の『四睡図』の絵が貼ってある 僕の 絵画 のカテゴリ(ボード)のページからやって来たのですよ。。。

 


(kaiga22-11-02.jpg)


『拡大する』

『実際のページ』


 



赤枠で囲んだ画像をクリックすると黙庵の『四睡図』のページが表示されるのです。。。

 


(kaiga22-11-02.jpg)


『拡大する』

『実際のページ』


 



上のページの 緑の枠で囲んだリンク をクリックすると次の記事が表示されるのですよ。。。

 


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『拡大する』

『実際の記事』


 



美咲さんは、記事を読んでなにか参考になることでも見つけたのでござ〜ますかァ〜?



次の話を読んで納得したことがあったのですよ。。。

 





デンマンさんは源氏物語の世界ではなくて水墨画の世界にハマッているのでござ~ますか?



いや。。。ハマッているというほど水墨画が好きではありません。 でもねぇ、赤枠で囲んである本をパラパラめくっていたら水墨画に出くわしたのですよ。

あたくしの背景にある水墨画は雪舟さんが書いたのでござ~ますか?

その通りです。 でも、雪舟さんの自筆のものではなくて他の人が模写したものですよ。 だけど、まるで本物のように良く描けています。

デンマンさんは、この背景になっている水墨画が気に入ったのですか?

いや。。。気に入ったというより僕の心がスウ~ッと吸い込まれてゆくようなすがすがしさを感じたのですよ。

あたくしには、なんだか落書きのように思えるのですけれど。。。おほほほほほ。。。んで、どういう所がそれほど良いのでござ~ますか?

もともと僕は幻想的なものに惹かれる感性を持っているのかもしれません。 (微笑)

マジで。。。? 上の背景の水墨画は幻想的なのですか?

あのねぇ~、雪舟さんが生きていた頃、水墨画を描くということは日本の風景ではなく中国の風景を描くことだったらしい。 上の方に霞(かす)んで見えるのは霧がかかってうっすらと見える中国の山ですよ。 なんとなく幻想的な気分が表現されていると思いませんか?

そうでしょうか?

あのねぇ~、僕が初めて水墨画を見た小学生の頃、どうしてこんな出鱈目(でたらめ)な山を書くものかと不思議に思ったというよりも呆れたものですよ。 こんな山があるはずないじゃないか! 山と言えば富士山のような山が典型的な日本の山ですからね。。。 僕が生まれ育った行田市からは、よく晴れた日には富士山が見えるのですよ。

 



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あらっ。。。今度は富士山を背景にあたくしが癒されているのですわね。 うふふふふふ。。。でも、デンマンさんのふるさとからマジで富士山がこんなにきれいに見えるのですか?



マジですよ。 僕の実家から自転車で20分ぐらい行ったところに久下橋がある。 その橋の袂から見たのが上の写真の富士山ですよ。

あたくしも一度、デンマンさんのふるさとから富士山を見てみたいものですわ。

僕の実家の東北の方には赤木山、それに北の方には榛名山。。。どの山も裾を引いて山水画に書かれているような垂直にそそり立っているような山とは大違いですよ。 初めて水墨画に描かれている山を見たとき、とても山とは思えなかった。 こんな山があるはずがない! 下手糞な絵を描くものだと子供心に馬鹿にしていたものですよ。 でもねぇ、中国へ行って初めて水墨画で描かれているような実物の山を見た時にはビックリしましたよ。

 


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「桂林水墨画」の世界



 



「百聞は一見にしかず」。。。たぶん、これは雪舟が中国へ行って実物の山を見た時に言った言葉じゃないか! そう思ったほどですよ。



あらっ。。。デンマンさんは実物の変な山を見るために中国に行ったのですか?

もちろん、山だけを見るためではありません。 上海に行ったついでに水墨画の世界に浸りたいと思って田舎に言ったのですよ。

ところで、雪舟さんも中国に行ったことがあるのですか?

あるのですよ。 本には次のような書いてあります。

 



雪舟は、日本の水墨画の転換期にいる。
雪舟によって「水墨画の日本化」が“始まる”、あるいは“達成された”ということになっているからだ。
雪舟は「日本的水墨画の完成者」ということになっていて、「それまでは“本場の中国の方がエラくて、日本製のものはオリジナリティーのない二流だ”と思われていたのを雪舟が覆(くつがえ)した」ということになっている。
がしかし、これは別に室町時代の評価ではなくて、ず~っとあとの近代になってからの評価である。

 (中略)

中国から日本に帰ってきた雪舟は、大内氏の山口県には行かず、大友氏のいる大分県に行く。
なにしろ当時は応仁の乱でゴタゴタしていた。
雪舟は大分県に天開図画楼(てんかいとがろう)というアトリエを開く。
大友氏の援助があったのは当然のことだろう。
天開図画楼で制作に励んだ後、しばらくの間、雪舟は日本各地を転々と旅する。

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易いように改行を加えています)




156ページ 『ひらがな日本美術氏 2』
著者: 橋本治
1997年8月25日発行
発行所: 株式会社 新潮社


 



遣唐使は廃止されて定期的に中国へ行くことはなくなっていたけれど、中国文化・芸術は当時ではやはり現在の“アメリカ映画”や“欧米ファッション”のようにもてはやされていた。 だから雪舟も当然、本場の水墨画に触れたいと思って当時の明国に渡ったに違いないのですよ。



。。。で、中国で絵の勉強してきたのですか?

ところが雪舟はそのつもりで中国へ行ったのだけれど、ついに素晴らしい絵の先生に恵まれなかったらしく、自分が日本で師事していた先生である周文(しゅうぶん)。 それに周文の先生である如拙(じょせつ)の絵の方が素晴らしくて、ますます日本人の二人を尊敬したと言うのですよ。

つまり、“灯台もと暗し”だったのですわね。

そうなのです。

でも、雪舟は日本各地を転々として、どうして京都に住まなかったのですか?

あのねぇ~、雪舟が生きていた頃は京都は応仁の乱で大変だったのですよ。 なにしろ、応仁の乱で戦国時代が幕を開けたようなものですからね。 雪舟が生まれたのは1420(応永27)年ですよ。 明国に渡ったのが1468(応仁2)年。 つまり、応仁の乱が勃発したので、まるで逃げるようにして中国に渡ったのですよ。 中国の各地を回り、約2年間本格的な水墨画を勉強しようとした。 結局、あまりいい先生に恵まれずに1469(文明元)年に日本へ帰ってきた。

でも、応仁の乱の最中でしょう?

そうですよ。 だから、京都を離れて各地を放浪したのですよ。 周防、今の山口県や。。。、豊後、今の大分県、それに石見にまで行って水墨画を描いた。

でも、戦国時代になるから京都以外でも戦いが始まっているのではありませんか?

でも、京都はすっかり興廃してしまって、むしろ地方に行った方がいいスポンサーが居たのですよ。 冒頭の卑弥子さんの背景になっている「破墨山水図(はぼくさんすいず)」を雪舟が描いたのは1495年、雪舟が76歳の時なのです。 今の山口県で描いたのですよ。

あらっ。。。76歳になっても、まだ絵を描いていたのでござ~ますか?

そうなのです。 1501(文亀元)年にも「天橋立(あまのはしだて)」まで行って水墨画を描いていますよ。 没年は確実な記録はないのだけれど 1506(永正3)年に87歳で亡くなったと言われているのです。 どうやら死ぬまで水墨画を描き続けていたようです。

あらっ。。。87歳まで生きたのですか。。。現在でも長寿者の仲間入りができるではござ~ませんか!

そうなのですよ。

それで雪舟さんが87歳まで生きられた事と水墨画が関係あるとデンマンさん言いたいのですか?

当然でしょう! 雪舟が生きていたのは騒乱の時代ですよ。 現在のように平和な時代ならば80歳を過ぎても生きている人は珍しくないけれど、今から500年ほど昔ですよ。 平均寿命はおそらく40歳から、長くても50歳ですよ。 織田信長が「人間50年。。。」という謡(うたい)を唸(うな)っていた頃ですからね。

つまり、水墨画を描くことによって雪舟さんは癒しを得られてストレスから開放され、癌にかからず戦争にも巻き込まれないで長く生きられたと言うのですか?

そうですよ。 だから雪舟さんが死ぬまで水墨画を描いていた事が何よりの証拠じゃありませんか!

でも、ちょっと信じられませんわ。

信じてくださいよ。 「信じる者は救われる」と言うじゃありませんか! (微笑)

それと、これとは違いますわ。 冗談言ってないで、その長寿の秘訣を話してくださいな。

あのねぇ~、雪舟さんより百年ほど前に黙庵(もくあん)さんという禅僧が居たのですよ。 この人は鎌倉幕府が滅亡する10年ほど前に、元の時代の中国に渡った。

禅の修業のためにでござ~ますか?

そうです。 日本に帰ってくる気持ちはあったようだけれど、結局日本には帰ってこないで、1345年に中国で亡くなったのですよ。

あらっ。。。まあ。。。じゃあ、デンマンさんと同じように異国で骨になったのでござ~♪~ますわね。

卑弥子さん!。。。んもお~~。。。僕はまだバンクーバーで骨になってませんよ!

冗談ですわよ。 そのようにムキにならないでくださいな。 それで、その黙庵さんがどうだとおっしゃるのでござ~ますか?

あのねぇ~、黙庵さんよりも100年後に、明の時代に中国に渡った雪舟さんは「中国にはロクな先生はいない」と言って日本へ帰ってきたのだけれど、当時の中国人で水墨画を描く連中は雪舟さんのことなど全く知らなかったに違いない。

あらっ。。。それでは、黙庵さんは中国人の間で有名だったのですか?

そうなのですよ。 中国では水墨画でチョー有名人である牧谿(もっけい)の「再来」とまで言われたのですよ。

マジで。。。?

だから日本では、ある時期まで黙庵さんを中国人だと思っていた人がほとんどだったと言うのです。

それはすごいことでござ~ますわ! それで、黙庵さんはどのような水墨画を描いたのでござ~ますか?

あのねぇ~、雪舟さんや黙庵さのように禅僧で絵を描く専門の人を「画僧」と呼んでいたのだれど、この人たちは元々禅の修業の一環として水墨画を描いた。 だから、何を描いてもいいと言うようなものではなかった。

。。。んで、「画僧」さんは何を描いていたのでござ~ますか?

本来、「道釈画(どうしゃくが)」を描く人を「画僧」と言ったのですよ。 “道”は道教、 “釈”は“釈迦”で、禅の思想にかかわってくる道教系の仙人と仏教系の人物を描いたのですよ。

それなのに雪舟さんはどうして風景画などを描いたのですか?

「道釈画」だけじゃつまらないので風景画を“禅の心”で描いたのですよ。

。。。んで、具体的に黙庵さんは、どのような「道釈画」を描いたのでござ~ますか?

僕が最も感銘を受けたのは次の「四睡図」ですよ。

 


(mokuan2.jpg)

 



こんなものにデンマンさんは感銘を受けたのですか?



あのねぇ~、これも誰かが模写したもので本物ではない。 でもねぇ~、本物を写真で見ると、それでも素晴らしさが心にひしひしと染み透って来るのですよ。

それで、具体的に何に感銘を受けたのでござ~ますか?

描く人の心が円満で癒されてなければ、とてもこの二人の表情を一筆では描けないと思ったのですよ。

二人の表情というのは中央の人物と、向かって左側の目を細めて薄ら笑いを浮かべている人のことですか?

その通りですよ。

薄ら笑いがそれほどにデンマンさんの心に染み込んだのでござ~ますか?

あのねぇ~、中央の人は「豊干禅師(ぶかんぜんじ)」という禅僧なのですよ。 なぜかいつも虎を連れているお坊さんです。 その両側の二人は寒山(かんざん)と拾得(じっとく)ですよ。 禅の修行をして悟りを開く、それで自由人になる。 寒山と拾得は子供のままジジーになったと言う自由人です。 この薄笑いには自由で癒されて満ち足りている様子が見える。

そうかしら。。。?

つまり、禅の修業を通して「道釈画」を描き、「道釈画」を描くことによって禅の修行をしている。 その禅の心がこの二人の表情に良~く出ているなァ~。。。そう思って僕は感動したのですよ。

じゃあ、「破墨山水図」を描いた雪舟さんは禅の修行をおろそかにしていたと、デンマンさんは言うのですか?

いや。。。雪舟さんは「道釈画」を書く境地で「破墨山水図」を描いたと思いますよ。 京都は応仁の乱で荒廃している。 世は戦国時代に向かって荒(すさ)んでゆく。 そのような不安で未来がないような時代にあって雪舟さんがどうして87歳まで水墨画を描いていられたのか?

雪舟さん自身が子供ジジーの心境にでもならない限り、87歳まで生きられなかったと。。。?

その通りですよ。。。水墨画を通して禅の心。。。無と、すべてのものからの自由をゲットしていたのですよ。 そうでなければ、僕の心に訴えるものがなかったはずです。




『黙庵 四睡図 エピソード』より
(2013年2月23日)


 



美咲さんは、この上の文章を読んで何が参考になったのでござ〜ますかァ〜?



黙庵さんは、実は、日本人だけど、中国では水墨画でチョー有名人である牧谿(もっけい)の「再来」とまで言われたのですよ。。。

雪舟さんは、黙庵さんのことは知らなかったのでござ〜ますかァ〜?

そうらしい。。。その雪舟さんが当時としては87歳の超高齢になるまで生きられたということは、水墨画を通して禅の心。。。無と、すべてのものからの自由をゲットしていた。。。

それで、美咲さんは、何が参考になったのでござ〜ますかァ〜?

先生がなぜ「黙庵の『四睡図』を参考のために見てご覧なさい」と言ったのか?…美咲さんは上の文章を読みながら、先生は、きっと、黙庵さんの心情、雪舟さんの心情を考えてみなさい、と言ったのだと思い当たったのですよ。。。

どういうことですか?

つまり、子供のような心に立ち戻って、すべてのものから自由になって、素直に対象を見つめて描く。。。そのようなな心境で絵を書くということが大切だと思ったのですよ。。。雪舟さんが87歳の超高齢まで生きられたということが、その正しさを物語っている、と納得したのです。。。

でも、その事は水墨画や日本画に限ったことではないでしょう?

そうです。。。芸術家というのは、すべてのものからの自由をゲットしなければならないということですよ。。。


 


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ〜。。。

あなたも、芸術家というのは、すべてのものからの自由をゲットしなければならない、と思いますかァ〜?

ええっ。。。「そんな事は、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしに ご命令なさるのですかァ〜?

分かりましたわァ。。。。

では、あなたもビックリするような

忠臣蔵のとっても古い映画をご覧くださいまし。。。

なんと。。。昭和3年(1928年)制作の『忠臣蔵』ですわよう!

無声映画ですけれど、弁士の方がなかなかうまい説明をしてくださいますわ。。。

つい、引き込まれて観てしまうのですわ。。。

浅野内匠頭がどうしてヘマをしでかしたのか?

そのへんのところが詳しく映像に残っております。

観るだけの値打ちがありますわ。。。

では、どうぞ。。。

 



 

ところで、どうして小百合さんが

「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?

 


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あなたは ご存知ですかァ?

実は簡単な事なのですわよう。

小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。

小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。

分からない事ではござ~ませんわァ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。

現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。


(suikyu9.jpg)

それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

軽井沢・雲場池の紅葉



軽井沢のイルミネーション



秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩



とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。


(hand.gif)


メチャ面白い、

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(linger65.gif)

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(house22.jpg)

■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に

別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』


ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)

『センスあるランジェリー』



(surfing9.gif)



(sayuri5.gif)

ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。




(costa04b.jpg)

『朝妻船』

『阿修羅を探して』

『羅漢と良寛』

『源氏エロ』

『元寇船』

『ハマガソ』

『歴史ロマン@バンコク』

『平安のキス』

『大久保独裁政権』

『愛情ゲットの呪術』

『源氏物語とおばさん』

『たこつぼ探し』

『光源氏の弟』

『勝負服』

『大伴家持の野心』

『そこが天才の偉いとこか?』




軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
(godiva05.jpg)


(byebye.gif)

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