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一線を越える PART 2

2008-06-08 11:00:03 | 恋愛・失恋・不倫・性の悩み・セクハラ


隣の芝生は青く見える。

Your neighbor's lawn is

greener than yours.


隣の芝生はいつ見ても、自分の家の芝生よりも、どう言う訳か青々として見える。第三者が見ればどちらの芝生も大して変わりがないのですよ。でも、当事者にとっては、なぜか隣の芝生の方が青々として見えてしまう。レンゲさんの家の芝生も、隣の人が見れば、青々として見える。僕の言おうとしていることが分かりますか?

分かりますわ。つまり、他人の持ち物がうらやましく感じられると言うことでしょう?

そうですよ。39歳の真美さんにとって、レンゲさんと清水君の愛情生活はうらやましいと思えるはずですよ。ちょっと、真美さんの悩みを読んでみてくださいよ。


オンナは永遠に「恋」をしたい



2007年11月22日10時30分

六本木のサルサパーティに行ってみると「恋人のいるお金持ちミセス」のオンパレードだ。
聞いてみると「ダンナは社長・・・仕事が忙しいので、帰るといつも疲れて、家で子供とテレビを観ている」とのこと。
昔はオトコが外で遊び、オンナは家庭を守るという図だったのが、
一体いつの頃から逆転したのだろうか?

ご主人が貿易会社の社長で、サルサ歴3年の真美さん(39歳)は
今3人目のパートナーと付き合っている。

「主人(43歳)は私の顔を見ると『疲れた』『疲れた』を連発し、
食事の後はゴロゴロとソファに寝転がってテレビばかり観ています。
私には『疲れてるからキミの夜の相手はできないよ』と
毎日私に向かって言っているように感じます。」

真美さんは、このように話す。
現に、彼女はこの5年間、ご主人との夜の生活は皆無で、
最近ではもっぱら恋人が相手だそうだ。

出典: 『ライブドアニュース (2007年11月22日)』


この真美さんがレンゲさんの悩みを読んだら、腰を抜かして驚きながら、信じられないわあああぁ~、と言って目をむきますよ。真美さんにとって、レンゲさんと清水君の愛情生活は理想そのものに感じられるはずですよ。もし、レンゲさんが毎晩、清水君とベッドで愛し合っているにもかかわらず、それでも不満に感じて憂鬱だと知ったなら、真美さんは「ウソだわ!」と叫んで信じませんよ。絶対に理解できませんよゥ。

そうでしょうか?

そうですよ。実際、上の統計を見ても分かるように、現在、日本で。。。いや。。。世界でも。。。毎晩ベッドで愛し合っている人なんて本当に数えるほどしか居ないはずですよ。

そうでしょうか?

そうですよ。僕がノーベル賞の選考委員ならば、ノーベル愛情賞をあげたいほどですよ。うへへへへ。。。

あたし、マジですねん。

分かってますよ。。。でもねぇ~、レンゲさんと清水君が毎晩ベッドで愛し合っていると言ったって、ほとんどの人が信じませんよ。

そうでしょうか?

39歳の真美さんは、当然信じることができないでしょう。もし、事実だと分かったら、メチャメチャにうらやましがるでしょうね。

でも、あたしはやっぱり憂鬱ですねん。




『やっぱり憂鬱 (2007年12月9日)』より


分かるでしょう、レンゲさん?。。。はっきりとした「緊張感のある幸せ」を感じ取る事ができるのです、とレンゲさんは言っているのですよう。僕は上の記事を読み返してみて、初めてレンゲさんが言った「緊張感のある幸せ」が具体的に分かったような気がしたのですよう。

それが“純潔主義”の中の素晴しいモノなのですか?

僕は“純潔”にこだわっている訳ではないのですよう。でもねぇ、レンゲさんが清水君と毎晩ベッドで愛し合っているのにもかかわらず、“やっぱり憂鬱”だと感じてしまう。僕と小百合さんは太平洋を挟んで何千キロも離れている。もちろん、僕と小百合さんは毎晩ベッドで愛し合うはずがない!それなのに、レンゲさんは、はっきりとした「緊張感のある幸せ」を感じ取る事ができる、と言う。

そうですわ。。。でも。。。その。。。その。。。「緊張感のある幸せ」って何ですか?

やだなあああぁ~。。。もともとレンゲさんが言った言葉ですよう。レンゲさんは、はっきりと感じたと言っているのですよ。もう、忘れてしまったのですか?

もちろん覚えていますわ。あたしは、確かにそのように言いましたから。。。ただ、言葉で言い換えて説明する事って、あたしにはできないのですわ。

あのねぇ~、この当時のレンゲさんは清水君と毎晩ベッドで愛し合うことが味気なくなってしまったのですよね。つまり、世間でよく言うところの、マンネリ化してしまったのですよう。期待に胸が弾んでワクワクする事もなければ、胸をときめかせて清水君の腕に抱かれるような新鮮な気分にもなれなくなっていた。そうでしょう。。。?

 (レンゲさん無言。。。)

要するに、毎日毎日、変わり映えのしない沢庵とお新香で朝ご飯を食べるようなものですよう。食べたいから食べる訳じゃないのですよう。食べないと空白感に襲われて仕事にならないし、学校ならば、勉強に手が付かない。。。仕方なく、朝の空っぽの胃袋に一日のエネルギーを詰め込むだけですよう。

あたしと洋ちゃんの夜の営みが、すっかりマンネリ化してしまったとデンマンさんはおっしゃるのですか?

そうですよう。軽井沢の「幸福の谷」で僕と小百合さんが会うような幸福感をレンゲさんは期待することもできなくなっていた。

それで、あたしは小百合さんのメールを読んで「緊張感のある幸せ」を感じたのでしょうか?

そうですよう。確かに“純潔”は古臭くなっているかもしれません。でもねぇ、レンゲさんのように清水君と毎晩ベッドで愛し合っていると、かえって「緊張感のある幸せ」は感じられなくなってしまう。僕の言おうとしている事がレンゲさんにだって分かるでしょう?

あたしと洋ちゃんは太平洋を挟んで離れ離れになった方が良いのでしょうか?

だから、たまには離れて暮らす事を考えてみるのもいいでしょうね?。。。清水君が3ヶ月間ニューヨークに出張していた事があるでしょう?

ええ、そのような事がありましたわ。

清水君が帰って来た頃のことをレンゲさんは覚えているでしょう?

ええ、覚えていますわ。

その頃、レンゲさんは目の下に隈(クマ)を作っていましたようねぇ、うしししし。。。

また、デンマンさんは、そのようなヤ~らしい妄想に捉(とら)われてしまうのですか?

でも、レンゲさんは、今よりも「緊張感のある幸せ」を感じていたと思いますよ。どうですか?
 

【レンゲの独り言】



ですってぇ~。。。
分からない事ではありませんわ。
あなただって、経験した事があるでしょう。
愛している人としばらくぶりに会えば、萌えあがりますよね?

でも、あたしの憂鬱は、愛している人と会えなくて寂しい憂鬱ではないのですよね。
もっと心の奥深いところにある憂鬱なのですわ。

この事については、もっとデンマンさんに説明しないと分かってもらえそうにありませんわ。
あさって、そうしようと思います。
あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。
では、また。。。




メチャ面白い、

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こんにちはジューンです。

レンゲさんの“憂鬱”。。。

なんとなく判るような気がします。

“むなしさ”でしょうね。

ところで英語でむなしいって、どう言うと思いますか?

結構、たくさんの言い方がありますよう。

たとえば、事業に成功して名を挙げ富を築いたけれど

家庭的には不幸だった。

子供はひとり立ちして離れてゆき、妻とは離婚してしまった。

そのような男の感じるむなしさは、例えば次のように言います。

Jack has succeeded in venture business

and become famous, but it still

leaves a sense of futility behind.

ジャックはベンチャービジネスで成功して

有名になったけれど、

むなしさが残っている。


お金持ちになったけれども、なぜか幸せな気分になれない。

そのようなむなしさは次のように言いますよ。

vanity of wealth

富のむなしさ


また、子供の頃、将来、宇宙飛行士になりたい。

オリンピックに出て金メダルをもらいたい。

フォークソングのシンガー・ソング・ライターになりたい。

そのほか、いろいろな望みを持った。

でも、気づいてみたら、しがないサラリーマンで定年を迎えた。

このようなことを英語では次のように言います。

vanity of human wishes

人間の望みのむなしさ




ところで、デンマンさんがレンゲさんの記事を集めて

一つにまとめました。

もし、レンゲさんの記事をまとめて読みたいならば、

次のリンクをクリックしてくださいね。

■ 『最近のレンゲ物語 特集』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。






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