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デンマンのブログ

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毒ガスの真相

2025-07-18 01:09:47 | 歴史四方山話

 

毒ガスの真相

 


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ケイトー。。。、毒ガスの真相 ってぇ、いったい どういうわけで毒ガスを取り上げる気になったのォ~? 毒ガスは第一次世界大戦の時にドイツが初めて使ったのよねぇ〜。。。もう、大昔のことじゃないのォ〜。。。


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ところが、今でも毒ガスの研究は続けられているのですよ。。。しかも、広島と長崎に原爆が落とされて、日本がまだ戦争を続けるつもりだったら、アメリカは九州上陸作戦で毒ガスまで使うつもりだったのですよ。。。

どこで、そんな噂を聞いてきたのォ〜?

噂じゃありません。。。たまたまネットサーフィンしていたら次の動画に出くわしたのですよ。。。

 


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あらっ。。。アメリカは、マジで日本が1945年9月までに降伏しなかったら、九州上陸作戦にイペリットという猛毒の毒ガスを使うために7万本のドラム缶を用意したのねぇ〜。。。



そうなのですよ。。。驚いたことに、日本軍は中国戦線で毒ガスを使用していた。。。戦後、アメリカも日本も毒ガスに関しては沈黙を守っていたのですよ。。。

 



大久野島の毒ガス製造

 



 

大久野島の毒ガス製造では、広島県竹原市の大久野島における大日本帝国陸軍が開発した化学兵器の毒ガスの製造について解説する。

旧陸軍における毒ガス兵器は、大久野島で化学物質を作り、曽根まで輸送しそこで兵器に詰め替え、習志野で運用訓練し、大陸(日中戦争)で用いた、とされる。

大久野島では陸軍造兵廠/東京第二陸軍造兵廠が管轄し、1929年から太平洋戦争後期である1944年ごろまで、びらん剤・血液剤・催涙剤・嘔吐剤などを合計約6,600トン製造したとされる

それを秘匿するため大久野島は「地図から消された島」であった

 




 



 



大久野島だけじゃなく、一帯を消していた!


 

ただし操業時を通じて作られていたのは毒ガスよりも発煙筒であり、他にもちび弾や風船爆弾の球体部分、民間向けに殺虫殺鼠剤なども作られている。

製造には陸軍の技術者や軍属、大戦後期に徴用工・学徒勤労動員・勤労報国隊が従事し、男女のべ人数で6,500人以上が作業した。

基本的に工場では安全管理が施されていたが、作業中での事故や微量な毒ガス成分の空中飛散を長期にわたり浴びたことや大戦後期の防護物資不足などから、工員はほぼ被毒し皮膚疾患や呼吸器疾患を抱えた。

操業時に発生した死者数は、公に判っているのは3人のみだが他にもいるとされるため全体数はわかっていない。

戦後処理は進駐軍が行い、大久野島のみならず近辺に点在した旧陸海軍施設にあった毒ガス兵器・資材類が島に集められて処理され、最終的に太平洋高知県沖とこの島周辺へ海洋投棄あるいは島内に埋没処理され、更にのちに自衛隊による処理も行われている。

最近でも周辺海域で残存機器が発見され島内でヒ素汚染が発見されるなど負の影響は残り続けている

毒ガス障害者は戦後処理作業に従事したものを含めると、少なくとも約6,800人とされる。
彼らへの社会保障は戦後30年近くかかって確立した。
2015年度時点での対象者は2,073人平均88歳になる。

資料展示として大久野島毒ガス資料館が島内にあり、また当時の製造関連施設も残っている。
ただ歴史遺産として恒久保存される目処は立っていない。

 

毒ガス製造

日本軍の毒ガスは第一次世界大戦での他国の頻繁な使用を受けて、まず大正3年(1914年)陸軍技術審査部で研究が始まる

大正14年(1925年)ジュネーブ議定書で化学兵器の戦争利用は禁止されたが、当時の日本はこれに署名はしたが批准はしなかった(のち1970年批准)。
その中で陸軍唯一の毒ガス製造所が大久野島に設置された理由については、毒ガスを研究する市民団体などで以下のとおり結論づけられている。

大正12年(1923年)関東大震災を受けて、陸軍は毒ガス関連施設を地方に置きたい考えに至った。
そこで、労働力と資材確保がし易く、一方で事故が起きた場合でも被害の拡散が小さいこと、そして中国大陸から近い、ところが選ばれた。

大正9年(1920年)第一次世界大戦終結後の戦後恐慌、大正13年(1924年)芸予要塞が廃止されたことを受けて、忠海町は不況対策として陸軍施設を積極的に誘致した。
その中で大崎上島出身で立憲政友会代議士の望月圭介が誘致に尽力した。

大久野島には昭和2年(1927年)から工場建設が始まり、昭和4年(1929年)陸軍造兵廠火工廠忠海兵器製造所が開所し、毒ガス製造を開始する。

大久野島での毒ガス製造は、昭和8年(1933年)ごろに大量生産できるようになり、生産のピークは昭和15年(1940年)・昭和16年(1941年)ごろ、これ以降は戦争が長引くにつれ海上封鎖により海外から物資が届かなくなったため生産が縮小していった、とされる。
生産総量は約6,600トンとされる。

最初に製造が試みられた毒ガスはフランス式イペリット
嘔吐剤アダムサイトも製造していたが毒性が低かったため制式採用に至らず、製造を止め工場を他の製造に転用している。

 

旧日本軍隠蔽

元工員・村上初一(毒ガス資料館初代館長)によると、昭和20年(1945年)8月15日工員はいつもと変わらず出勤しそこで玉音放送を聞くことになる。

翌16日も通常勤務するよう指示されたが、ボイコットする工員もいて集まらなかった。
そして解体(隠蔽工作)を指示されることになる。

旧陸軍側は工員に対して「我々はここで毒ガスをつくっていた。(その時初めて陸軍側は毒ガスという言葉を使ったという)。これは国際上の問題になる。日本は戦争に負けたんだから、どこの国が日本に進駐してくるかわからない。が、こういうことはないとは思うけど、その毒ガス製造について、拘束されるんじゃないといううわさがある。」「危険手当10割つける。」と言ったという。

村上は進駐軍に拘束される恐怖に畏れたという。
それから1週間後に上から命令が来て、工員の証明になるようなものは全て焼いて捨てたという

機械工だった村上は同年8月18日からちゃ一号工室の新しいサイローム装置を解体し近くの海域に投棄したが、作業が始まって1週間後一切の作業は中止になった。
その後島に行っていたが何もせずにいて、同年9月11日付でほとんどの工員は解雇となったという。
進駐軍が来るまで代表者は残っていたという。

またこれとは別に松島から神殿島の海域にイペリットやルイサイトを投棄した、ボンベを近海に投棄した、という証言もある。




出典: 「大久野島の毒ガス製造」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



やっぱり、日本軍は毒ガスを大陸(日中戦争)で用いたのねぇ〜。。。



日本軍ばかりではないのですよ。。。最近では2013年にはシリア内戦においてサリンなどの化学兵器が使用され、アサド政権側の仕業とした欧米が軍事介入を示唆した。。。2013年10月にシリアは化学兵器禁止条約に加盟し、備蓄していた化学兵器の全面廃棄に合意した。。。これを受けて、調査や廃棄活動に従事した化学兵器禁止機関に同年のノーベル平和賞が授賞された。。。しかし2017年にアサド政権が再び化学兵器を使用したとして、上の動画でも指摘しているようにアメリカ軍がシリアのシャイラト空軍基地に巡航ミサイル攻撃したのですよ。。。また、2014年にはイスラム過激派組織・ISILがイラクでの戦闘で塩素ガスを使用したと言われている。。。

つまり、今でも秘密裏に毒ガスを研究・開発している国や組織があるのねぇ〜。。。

そういうことですよ。。。2017年にアサド政権が再び化学兵器を使用したのでアメリカ軍がシリアのシャイラト空軍基地に巡航ミサイル攻撃したのだけれど、アメリカ軍も現在 毒ガスを研究開発しているのですよ。。。

じゃあ、太平洋戦争でも毒ガスを使うつもりだったのねぇ〜。。。

そうです。。。

 



アメリカの化学兵器

生物兵器の使用計画


 



アメリカ陸軍生物戦研究所のキャンプ・デトリックで生物兵器の研究をしている研究者

 

第一次世界大戦で毒ガス戦を経験したアメリカ軍は戦後も化学兵器の研究と生産を継続していた。
しかし、化学兵器に充てられた予算は少なく、1941年時点では500トンの備蓄しかなかったが、これは第一次世界大戦でアメリカ軍が1日に使用した量にも満たないものであった。

太平洋戦争が開戦すると、アメリカ陸軍はドイツ軍と日本軍が生物化学兵器の研究を進めているという情報からその対抗策として、研究を強化しており、1942年9月には「生物戦研究部」(指揮官:ウィリアム・N・ポーター少将)を立ち上げている。

化学兵器の予算は30倍に増やされ、エッジウッド陸軍兵器工廠を中心として大量の毒ガスが生産された。
実験施設も各地に設営され、あらゆる種類の毒ガスが研究された。

対日戦使用のために、より熱帯性の条件が備わったフロリダ州ブッシュネルとパナマサンホセ島に実験施設が設置され、さらに国外にもオーストラリアクイーンズランド州ブルック島にもアメリカ軍の毒ガス実験施設が設置された

実験施設には志願により、約65,000人もの軍関係者が集められ、ガスマスクや防護服などを着用させて、ガスが充満した部屋内に最長1時間入れるなどの人体実験が繰り返し行われた。

志願者は実験前後に入念な健康診断を受診したが、それでも中毒者は後を絶たず、多数の軍関係者が病院に収容された。

日本軍に対する化学兵器の使用が本格的に検討されるようになったのは、1943年11月のタラワの戦いでアメリカ軍海兵隊が多大な損害を被ってからであった

 



タラワ島の海岸に横たわるアメリカ海兵隊員の戦死者


『動画を観る』


 

ポーターは「毒ガスを適正に使用すれば、太平洋戦争を早期に終結させ、多くのアメリカ人の損失を防げるであろう」と積極的な化学兵器の使用を提案している。

アメリカ陸軍参謀総長ジョージ・マーシャルも「我々が即座に使え、アメリカ人の生命の損失が間違いなく低減され、物理的に戦争終結を早めるもので、我々がこれまで使用していない唯一の兵器は毒ガスである」とも述べていた。

そのため、対日戦使用を見据えて、日系二世兵士の志願者も募り、毒ガスがアジア人に対して白色人種と異なる効果があるのか?との実験も行われたが、相違は何も認められなかった。

毒ガスの実験・研究が進んでいくのと並行して、毒ガス兵器も驚異的なスピードで生産され、1945年までには550万発の毒ガス砲弾、100万発の毒ガス爆弾、10万以上の航空機による毒ガス散布タンクが生産されていた。

やがて、日本本土空襲が開始されると、アメリカ軍は、東京市に効果的に化学兵器を散布するための詳細な研究を行っており、散布する季節や気象条件を初めとして散布するガスの検討を行い、マスタードガス・ホスゲンなどが候補に挙がっていた。

また、ナチス・ドイツが降伏すると、アメリカ軍はナチス・ドイツが開発を進めていたサリンなどの毒ガスなどの製法を接収し、対日戦で使用する毒ガスの候補に入れていた




出典: 「ダウンフォール作戦」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



こうして見てくると第二次世界大戦で毒ガスが大々的に使われなかったことの方が不思議なくらいねぇ〜。。。



つまり、アメリカでも核兵器よりも毒ガスをバラ撒く方が被害が大きい、非人間的な兵器だと思っていたのですよ。。。

そうかしら? 核兵器の方が被害が大きいと私は思うわァ〜。。。

あのねぇ〜。。。核兵器は、広島、長崎に原爆を落とすまで被害の状況は、はっきりとは判らなかったのですよ。。。でも、第一次大戦で使われた毒ガスの被害の状況は世界に広く知れ渡っていた。。。

 


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だから、毒ガスは非人間的な兵器だと言われ、戦争で毒ガスを使うことは止めようというジュネーブ議定書が大正14年(1925年)に議決された。。。つまり、それ以降に毒ガスを使ったら、世界的に非難されてしまうのですよ。。。そういうわけで当時、毒ガスを使うのは核兵器を使うよりも大きなリスクを伴ったわけです。。。



なるほどォ〜。。。でも、アサド政権が2017年に再び化学兵器を使用したのねぇ〜。。。

そうです。。。そういう非人間的な攻撃をしたのでトランプ大統領がシリアのシャイラト空軍基地に巡航ミサイル攻撃するように命令したのですよ。。。

 



 



トランプ大統領が毒ガスを使うことに対して、これだけの制裁を加えるということは、アメリカな今後絶対に毒ガスを使えないということねぇ〜。。。



そういうことになりますよ。。。トランプよりも愚かな大統領が出てこない限りアメリカは核兵器も毒ガスも使わないと思いますよ。。。



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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたもトランプさんよりも愚かな大統領は出てこないと思いますかァ〜?

ええっ。。。「そんなことはどうでもいいから、もっと楽しいことを話せ!」

あなたは、そのように強い口調で私にご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわァ~。。。では、アメリカ本土爆撃を目指して艦載機を搭載した、当時 世界最大の潜水艦・日本海軍の秘密兵器・伊400の動画を御覧くださいませ。。。 

 



 

「そういう戦争の動画は、もういいから、他の面白い話をしろ!」

あなたは、更にそのような命令口調で あたしに要求するのですか?

分かりましたわ。。。では、シルヴィーさんが出てくる面白い記事のことでも。。。

次の記事の中から面白そうなものを選んで読んでください。

 


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『ジュンガル』

『地球温暖化は避けられない』

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『ロサンゼルスの戦い』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。 バーィ。


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ィ~ハァ~♪~!

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