デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

エマニエル夫人とチャタレイ夫人 PART 2 OF 3

2008-09-09 13:15:02 | 恋愛・失恋・不倫・性の悩み・セクハラ




(チャタレイ夫人の恋人)
ショックで ショックで 9月2日~5日まで見ながら…
でも、今のイヤな事を 忘れさせてくれました。


このように、小百合さんだって見ながら感動した部分があったのですよう。

でも、それはヤ~らしかったのでショックだったのでござ~♪~ますわ。

例えショックだったとしても、そのために、「今のイヤな事を 忘れさせてくれ」る程、小百合さんは映画の中に引き込まれていったのですよう。つまり、充分に感動できる映画だった訳ですよう。本当にヤ~らしかったら、最後まで見ませんよう。小百合さんは9月2日から5日まで見たのですよう。

つまり、小百合さんは、やらしいと言いながらも4日間見たので充分に感動していた。。。デンマンさんは、そうおっしゃるのでござ~♪~ますか?

そうですよう。だから僕も小百合さんのために一生懸命に『ロマンポルノ』を書いたのですよう。

分かりましたわ。じゃあ、小百合さんにお見せする前に、まず、あたくしに読ませてくださいましなぁ。

ヤ~ダヨゥ!

どうしてイヤなのでござ~♪~ますか?

卑弥子さんはヤ~らしい所だけを拾い読みして、このブログで僕を非難するからですよう。僕はネットの世界で“ヤ~らしい男”にされてしまうのですよう。

何が何でもあたくしには読ませないのでござ~♪~ますか?

小百合さんが読んで“良かったわ”と言ったら卑弥子さんにも読んでもらいますよう。

分かりましたわ。。。んで、小百合さんはどうして「チャタレイ夫人の恋人」を観ようと思い立ったのでござ~♪~ますか?

つい最近、僕は次のような“メール”をもらったのですよう。



投稿日時: 2008/09/05 07:41 (ロンドン時間)
日本時間: 9月5日 午後3時41分
バンクーバー時間: 9月4日 午後11時41分



以前 デンマンさんがエマニエル夫人を
調べて ブログに 出したとき
もうひとつ 話題にした 映画 なんでしたっけ?

どこら辺のブログを みたら いいか 分からなくて、
もう エマニエルは大丈夫よ。

もうひとつの方が ストーリーになっているとか、
ほめてたね。


うん、うん、うん。。。
確かに僕はそのような事を言ったですよう。

『エマニエル夫人』を見た日本人の多くは、あの映画にはストーリーらしいストーリはないと言う人が圧倒的に多いのですよう。
僕もそう思いますよう。
あの映画は詩的な映像、ロマンチックな映像で見る人をひきつけたようですよう。
もちろん、エロチックな映像もたくさんありました。

でも、感心させられるようなストーリー性は全くなかったと言っていいですよう。
つまり、あの映画を本で読むとしたら、何度も何度も読むような本ではないですよね。
エロチックなイメージがなかったら、あの映画は全くつまらないと僕は思います。

■ 『エマニエル夫人と山の家 (2008年2月6日)』

この記事の中では女性のコメントの中に『O嬢の物語』がでてきます。
この物語についても書いた覚えがあります。

でも、『チャタレイ夫人の恋人』だと思いますよう。
次の記事の中で書いてます。

■ 『愛と性のファンタジー (2008年2月7日)』

『レンゲ物語』の中で書いてます。
おそらく、小百合さんは『小百合物語』の記事を探したのでしょう?
だから、見つからなかったのでしょうね。

次のように書いています。



レンゲさんへの質問



2007-04-22 17:10

質問122: 
レンゲさんは性的欲求不満からヒステリーを起こした事がありますか?


ないですね。
セックスで満たされることとは、
精神的に満たされることなので、
肉体的欠乏感に苦しむことは、ないのです。
だってね…
わたしは自慰行為すらしたことがないんですよね。
しようとも思わないし。
セックスとは、愛する人との大切な
コミュニケーション
だから、
性欲をひとりで処理するのは、
わたしにとっては、無意味なのです。

質問126:
レンゲさんは、愛する人と一生一緒に
居る事が出来ると思いますか?




わたしには、誰かの人生に責任を持つほどの力がないと思うのです。
簡単にプロポーズを受けることもできません。
この世に絶対などなく、今の真実が未来において、
嘘になりうることもあるならば、
無責任な約束もできないのです…しょぼん。
少々、厭世感が強いのかもしれませんが、
この世のすべては、あまりにも無常なので…

質問129:
現在のレンゲさんに欠落しているものとは。。。?


欠落しているものがわからない。
そのことが、わたしに欠落しているものだと思います。

質問130:
その欠落部分はセックスのない愛で
埋め合わせる事が出来ると思いますか?


完璧にno!ですぅ。

質問133:
その欠落部分は輝かしいキャリアウーマンになる事で埋め合わせる事が出来ますか?
(恋人無し、愛人無しの独身で通す)


できないと思います。
社会生活での成功が、精神的な充足をもたらすとは思えないんですよね。




『悦楽の親密感 (2008年1月14日)』より




レンゲさんだって、こうして社会的な成功よりも精神的な充足感を願いながら生きているのですよ。。。そうでしょう?



こうして見せ付けられると、違うとは言えませんよね。。。それで、問題意識を持って生きる事が精神的な充足感をもたらすとデンマンさんはおっしゃるのですか?

あのねぇ、えっけん君のように『むだづかい日記』に愚痴をタラタラと書くよりは、『エマニエル夫人』の映画を観て、あるいは『チャタレイ夫人の恋人』の小説を読んで、感想や疑問を手記やメールに書いて思索にふける、あるいは意見を交換する。。。その方が精神的な充足感をもたらすと思いませんか?

ええ。。。確かに愚痴をタラタラたれるよりは前向きだと思いますわ。あたしと小百合さんは、そう言う点でも良く似ているとデンマンさんはおっしゃるのですか?

そうですよ。セックスシーンに当てられて、ただ驚いて居るばかりじゃなく、人生の糧(かて)になるようなものを見い出そうとしている事がレンゲさんの手記や小百合さんのメールから僕には感じ取れるのですよ。

それで、今日のタイトルの事ですけれど。。。デンマンさんは『エマニエル夫人』は愛と性のファンタジーだと思っているのですか?

そうですよ。結局、『エマニエル夫人』と言う映画は、時代の流れに乗って女性が女性のために書いた“愛と性のファンタジー”をフランスの監督が映画化したものですよ。僕は、そう考えているのですよ。

つまり、大人の女のメルヘンですか?

そうですよ。かなり衝撃的なメルヘンですけれどね。。。

なぜ、デンマンさんは、そのように考えるのですか?

まず、文学的には『エマニエル夫人』は『チャタレイ夫人の恋人』程のインパクトは無かったですよね。

なぜですか?

要するに“性のファンタジー”に偏(かたよ)りすぎてしまったので“ソフトコア、ロマンポルノ”として扱われていますよ。僕はそう見ているのですよ。

どうしてですか?

それは、レンゲさんが僕の上の質問に答えて言っていますよ。

セックスとは、愛する人との

大切なコミュニケーション


『チャタレイ夫人の恋人』を読むと、チャタレイ夫人が森の番人とのセックスを「愛する人との大切なコミュニケーション」と考えようとしているのが良く分かりますよ。多分、レンゲさんだってその影響を受けた訳でしょう?

エマニエル夫人は違うのですか?

全く違いますよ。エマニエル夫人のメンター(mentor)は老紳士マリオですからね。


老紳士マリオの性哲学



“文明人の性というのは複数セックスでなければならない。
単数のセックスではなく二人以上と肉体関係を持ちたい。
それも時や場所を選ばずに。
それを私は反文明のセックスと呼び、
そうした性の中にこそ真の喜悦を発見していくべきである。"




『エマニエル夫人』より


マリオの性哲学は「セックスとは喜悦を求めるための手段」と言うファンタジーですよ。

この老紳士マリオって、一体どういう人物ですか?

そのような人物が1960年代にバンコクのフランス人コミュニティに居たのでしょうね。でも、僕はこの人物は「エマニエル」を書いた作家・エマニエル・アルサンの分身だと思いますよ。


エマニエル・アルサン

(Emmanuelle Arsan)


1940年に生まれる。
フランスの女性作家。
生まれはタイのバンコクでタイ人女性のペンネームである。
元々は映画の脚本家。
16歳でフランスの外交官と結婚。
1968年ロバート・ワイズ監督で、スティーブ・マックイーン、リチャード・アッテンボローらが出演した映画「砲艦サンパブロ」に、マラヤット・アンドリアンヌ(Marayat Andriane)の名で出演し、メイリーの役を演じている。
その後、執筆活動に転じ、『エマニエル夫人』(原題は、単に「エマニエル」)で、一躍有名作家の仲間入りを果たした。
レズビアンや露出、自分の恋人を他の男性に抱かせたりといった、通常の男女の愛情表現としての性行為から外れた新しい愛のかたちを描いて、女性たちにも読まれた。

作品は、オランダ出身の女優、シルビア・クリステルの主演で映画化(「エマニエル夫人」)され、シリーズとして3作品作られ、その後数多くのリメイクが作られた。
アルサン自身も、『エマニエル夫人』の続編を執筆している。

その後の作品でも一貫して、男女の愛のかたちのさまざまを追求している。
女性の性意識に大きなインパクトを与えた作家であるが、その影響ほどには作品は日本では読まれていない。




出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


つまり、作家自身がファンタジーを書いたのですか?
  
そうですよ。自分の経験をもとにして、1960年代の“自由恋愛” “フリーセックス”の流れに乗って書き上げた作品だと僕は考えているのですよ。


【レンゲの独り言】



デンマンさんらしい考え方ですよね。
時代背景を考えているのですわ。
でも、本当にそうでしょうか?

ファンタジーとして片付けてしまっても良いのでしょうか?
あなたは、どう思いますか?

とにかく、あさって、あなたも、また読みに戻ってきてくださいね。
じゃあね。


『愛と性のファンタジー (2008年2月7日)』より


レンゲさんが言う通りですよう。
 
セックスとは、愛する人との

大切なコミュニケーション


『チャタレイ夫人の恋人』では、確かにセックスは愛する人とのコミュニケーションになっている。

でも、『エマニエル夫人』では、愛も無いのに快楽を求めるだけのセックスに終わっている事が多いですよう。

小百合さんも、そう思いませんか?

『ロマンポルノ 第3部と第4部』は、もちろん、そのテーマは“セックスとは、愛する人との大切なコミュニケーション”ですよう!

デンマンが亡くなっても、小百合さんがあの世に行っても、
『ロマンポルノ 第3部と第4部』は永遠にネットに残るようなもモノになるように頑張って書きました。

小百合さんも読むのを楽しみにしていてね。
 
すべて『ロマンポルノ』スレッドに書き終えたらパスワードを知らせます。

じゃあね。ば~♪~い。








投稿日時: 2008/09/05 10:09 (ロンドン時間)
日本時間: 9月5日 午後6時9分
バンクーバー時間: 9月5日 午前2時9分

『ネットカフェ』スレッドより
ロンドンの 『ビーバーランド e-XOOPS』


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エマニエル夫人とチャタレイ... | トップ | エマニエル夫人とチャタレイ夫人 »

コメントを投稿

恋愛・失恋・不倫・性の悩み・セクハラ」カテゴリの最新記事