愛と性の一致
デンマンさん。。。今日は、南国の。。。、なんとなくロマンチックな画像を貼り付けたのですわね?なんだか季節外れですわア。
ん。。。?季節外れぇ~。。。?
そうですわ。今は2月の寒い時期ですわア~。デンマンさんはバンクーバー。。。あたしは埼玉県の熊谷。。。こうして何千キロも離れながらウェブカムを通して話し合っていますけれど、お互いに北半球に居るのですわ。デンマンさんは。。。あのォ~。。。まるでオーストラリアかニュージーランドに居る気持ちになっているようですわね?
だから、こういう画像もいいでしょう?2月のどんよりとした空を見上げるよりも、ネットをやりながら南半球の南国の空に思いをはせる。。。どうですか。。。レンゲさん。。。?
デンマンさんって。。。あのォ~。。。意外に夢見る少女のようなウブいところもあるのですわねぇ~?
ん。。。?ウブい。。。?
そうですわぁ~。頭のカチカチなオジタリアンには無い、夢見心地の乙女のような初心(うぶ)い気持ちをもっているようですわねぇ~?
うへへへへ。。。それってぇ~。。。僕を褒めているのですか?。。。それとも、けなしているのですか?
その、両方ですわぁ~。うふふふふ。。。
分かりましたよう。この調子で話を進めてゆくとレンゲさんに、さらにからかわれるようなので本題に入りましょう。
それで、今日は何をお話しになるのですか?
だから、タイトルに書いたでしょう?
『愛と性の一致』ですか?。。。でも、どうしてこのようなセンセーショナルなタイトルを選んだのですか?
昨日の『小百合物語』でジューンさんが次のように言ったのですよ。
こんにちは。ジューンです。
わたしも『エマニエル夫人』の原作を書いた
エマニエル・アルサン女史が
フランス人だとばかり思っていました。
ところで、アルサン女史はローマの古典にも詳しいようです。
なぜならば、初めの章「飛翔する一角獣」の
エピグラフがオヴィデウスの『愛の術』だからです。
『愛の術』と日本語に訳されていますが、
アルス・アマトリアは、普通『愛の技法』と訳されている
ローマの詩人オヴィデウスの作品です。
オヴィデウスはギリシャ・ローマ神話に題材をとった
散文詩『変身(転身)物語』を残した詩人でした。
この物語の中では、
人間の女がギリシャ・ローマの神々に愛され、
神々と交わり、その愛の中で植物や、
動物に変身してゆきます。
それは、貞淑な若妻エマニエルが性経験を通して
変身してゆく物語と実に良く似ています。
変身してゆく過程で、
アルサン女史の中で愛は性と同義になります。
慎み深い16歳の東洋の少女が、
フランス人外交官と結婚し、
やがて女優となります。それでも飽き足らずに、
性哲学を『エマニエル』の中で
結実させて作家になります。
愛と性の表現者として自らのヌードまでも
1975年に作った映画『卒業生』の中で公開します。
まさに「変身物語」なのです。
この発想はローマの古典から
影響を受けたのではないでしょうか?
ところで、デンマンさんが小百合さんの記事をまとめましたわ。
ぜひ、次のリンクをクリックして覗いてみてくださいね。
■ 『夢とロマンを持って前向きに生きる小百合さんの物語』
じゃあね。
『バンコクのファンタジー (2008年2月8日)』より
貞淑な若妻エマニエルが性経験を通して
変身してゆく物語と実に良く似ています。
変身してゆく過程で、
アルサン女史の中で
愛は性と同義になります。
ジューンさんは、このように書いているのですよ。きれいで、かわゆい女の子だから、オツムの方はイマイチだろうと思っていると、どうしてどうして、鋭い洞察力を持った文学者の一面を持っていますよ。僕はすっかり見直してしまいましたよう。
それって。。。それって。。。かなりのイヤミですわよねぇ~?
ん。。。? イヤミ。。。?
そうですわア。あたしは“エロい女”で、ジューンさんは鋭い洞察力を持った文学者ですかア?
やだなあああぁ~。。。僕はレンゲさんが“エロい女”だと言ってませんよう。
デンマンさんは、これから言うのですわよゥ。。。これからア~~ んもおお~~!
やだなあああぁ~~。。。そうやって僕の目の前に“ストップ!”サインを突きつけて、口止めするのですか?
あたしは、イヤ~♪~な予感がするのですわア。
ん。。。?イヤ~な予感。。。?
そうですねん。。。デンマンさんは、また、あたしの愛と性の考え方を取り上げて、ヤ~♪~らしく話を進めてゆくのですわア~~。
レンゲさんはねぇ、ちょっと被害妄想が激しいのですよう。僕はねぇ、レンゲさんの素直さだとか知的なところを充分に認めて、ジューンさんに勝るとも劣らないほどの人物だと尊敬しているのですよ。
ウソですわア。。。そのような取って付けたようなお世辞はよしてくださいなア!ますます気分が悪くなるだけですわぁ。
分かりました。それ程言うならば、僕がいい加減な事を言ってない証拠を見せますよ。次のレンゲさんの手記を読んでみてくださいねぇ。
そこまで人を駆り立てる物って
何なんだろう?
2005 01/08 01:28
わたしは「家畜人ヤプー」の
沼 正三氏を思い出す。
彼の思い描いた壮大なユートピア。
イマジネーションとリビドーが
彼を書かずにはおかせなかったのだろう。
彼は夜な夜な
そのイメージの世界へと旅立ち、
恍惚の笑みを浮かべ、
自分が創り出した女神たちに奉仕し、
虐げられていたのだろう。
表の顔とのギャップが大きいほど、
秘められた場所での彼の悦びも、強く、
刺激的になり、
仮想ユートピアも、あざやかに、
現実のものとなっただろう。
それは、彼の知性が高かったために、
そのような壮大な世界を
得ることができたのであって、
凡人ならば、実際に血の通った“女神”を必要とするのだ。
ユートピアといえば、トマス・モアを思い出すが、
彼は自分のおかれている現実にたいして多くの不満を持ち、
そのうち想像と妄想を結実させ、あの作品を書いた。
人の欲望、不平、不満は、時に妄言などを生み出し、
何らかの「アンチ」な行動に向かわせる。
それが社会を動かす力となるか、
ただの変人呼ばわりで終わるかは、
本人の死後、評価が決まるかもしれない。
by レンゲ
『性と愛と負の感情 (2006年7月2日)』より
この本を読んでみたい人は次のリンクをクリックすると紹介サイトへアクセスできます。
■ 『「家畜人ヤプー」紹介ページ』
これが、どうだとおっしゃるのですか?
レンゲさんはねぇ、その辺で時間をもてあまして遊び歩いているオツムの足りないミーちゃんハーちゃんではないのですよ。だいたい、ミーちゃんハーちゃんの口からは「リピドー」なんて言う言葉が出てきませんよ。それに、トマス・モアと言ってもミーちゃんハーちゃんには分かりません。
そうでしょうか?
もちろんですよ。「トマス・モアなんてグループの名前は聞いたことが無い」、と言う返事が返ってくるのが関の山ですよ。
そうでしょうか?
それに、たくさんの本を読んでないと、上のような事は書けませんよ。最近のミーちゃんハーちゃんは活字離れしているから、本など読まないですよね。ジューンさんは結構ギリシャやローマの古典に親しんでいるようだけれど、レンゲさんもヨーロッパ文学をかなり読んでいますよねぇ。「家畜人ヤプー」を読んで、これだけの事が書けると言う事は、たいしたものですよ。
デンマンさんはマジで、そう思ってくださるのですか?
もちろんですよ。本をたくさん読んで、それに見合うだけの人生経験が無いと、なかなか上のような事は書けないものですよ。僕はレンゲさんの理知的な洞察力にも敬意を表しているのですよ。僕が、でまかせでレンゲさんの耳障りのいい事を言ってレンゲさんの機嫌を取ろうとした訳じゃない事が分かってもらえましたか?
でも。。。でも。。。あたしは、そう言われたからって、あまり喜べないのですわ。
どうしてですか?喜んでいいのですよ。レンゲさんは、理知的で頭のいい、かわゆい女の子なんですから。。。うへへへへ。。。
こういう風にあたしを持ち上げる時って、デンマンさんは必ず足元をすくうような事をおっしゃるのですわ。だから、あたしは軽々しく喜べないのですわ。
やっぱり、分かりますか?うしししし。。。
デンマンさんとのお付き合いも、かれこれ5年になりますから。。。
そうですかぁ~。。。分かってしまっては、やりにくいなあああぁ~。。。うへへへへ。。。
それで、何を言おうとしているのですか?
次の囲み記事を読んでくださいよ。
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