デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

エッチで検索

2022-09-06 01:17:10 | エロいけれどためになる

 

エッチで検索

 


(hkensaku2.jpg)


(wife22.jpg)


(wife21.jpg)


(renge230.jpg)




(merange12.jpg)

デンマンさん。。。あんさんは最近エッチで検索して気に入った人妻でも見つけやはったん?


(kato3.gif)

めれちゃんは、どないなわけで そないに思うのやァ〜?

そやかて、あんさんが好きそうな人妻の写真を冒頭に貼り出してますやん。。。

なるほどォ~。。。

感心している場合じゃあらへんでぇ〜。。。私にズバリと当てられたさかいに あんさんはビビってますやん。。。

もしかして、わてがコラージした写真でも見つけたのかいなァ〜?

実は、そうですねん。。。あんさんがコラージュした次の写真を見つけましてん。。。

 


(venus550n2jpg)

 



いったいどこで見つけたのやァ〜?



あんさんが次の記事の中で家出した人妻をヴィーナスに変身させてますやん。。。

 




(wife22e.png)

 



 


(girl518c.jpg)

 



 


(venus550m2.jpg)

 



 


(venus550n2.jpg)

 



 


(venus550p2.jpg)


 

『家出した人妻がヴィーナスに』より

 



あんさんは完全に この人妻にはまってますやん。。。で、今日も この人妻を取り上げはるのォ〜?



いや。。。、ちゃうねん。。。今日はこの人妻とは全く関係ない話やァ〜。。。ちょっと次のリストを見て欲しい。。。

 


(liv22-08-27.jpg)


『拡大する』

『エッチな人』


 



これはライブドアの わての「徒然ブログ」の日本時間で8月27日の午後10時8分から翌日、28日の午前1時48分までのアクセス者の記録やねん。。。赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。



あらっ。。。にほんブログ村で検索しやはって、 エッチな人 を読みはったネット市民が居たのやねぇ〜。。。

そういうことやァ〜。。。 リファラ のリンクをクリックすると次の検索結果が出てきよる。。。

 


(mur22-08-27.jpg)


『拡大する』

『現時点での検索結果』

『エッチな人』


 



あらっ。。。エッチ と入れて検索しやはったのやねぇ〜。。。



そういうことやァ〜。。。実は、新宿区に住んでおる江原絵美里(えはら えみり)さんが読みはってん。。。

 


(ip55202.jpg)

 



エミリさんは、新宿の料理専門学校に通っている生徒さんやがなァ〜。。。

 


(cookschol2.jpg)


(cookschol3.jpg)

 



その生徒さんが、どないなわけで真夜中に エッチな人 を読みはったん?



実は、エミリさんは付き合っているボーイフレンドにエッチしたいと求められておるねん。。。

それやったら、素直にエッチすればええやん。。。

あのなァ〜、エミリさんは16歳で桜の花びらを散らした めれちゃんとはちゃうねん。。。

最近のミ〜ちゃん、ハ〜ちゃんは、中学生のうちに桜の花びらを散らしてますやん。。。

そやけど、エミリさんは、とっても厳しい両親のもとで育ったさかいに、結婚式の夜まで純潔でいたいのやがなァ〜。。。

それは太平洋戦争前までの話ですやん。。。封建制の名残(なごり)やでぇ〜。。。

あのなァ〜、それは封建制とは本質的に関係ない話やでぇ〜。。。一人の妙齢の女性の信条の問題やがなァ〜。。。つまり、結婚前に純潔でいたいのか? それとも結婚前でもルンルン気分でエッチしたいのか? でも、避妊に失敗して妊娠したらどうするのか? シングルマザーで子供を育てるのか? エミリさんにとっては大切な問題なんやでぇ〜。。。

そいでぇ、エミリさんのボーイフレンドが「エッチな人」やのかァ? そうでないのかァ? それを見極めるために エッチな人 を読みはったん?

そういうことやがなァ〜。。。

あほくさァ〜。。。

めれちゃん! そないなことを言うたらあかんでぇ〜。。。エミリさんにとっては、大切な問題なんやァ〜。。。

そやけど、そないなことを言うていたら、エミリさんは、結婚式の夜に問題を起こしますでぇ〜。。。

どないな問題を起こすと めれちゃんは言うねん?

あんさんは、最近、次の映画を観たのですやろう?

 


(lib22-08-23.jpg)


『拡大する』

『実際のページ』


 



追想

On Chesil Beach


 


(chesil10.jpg)

 

『追想』(原題:On Chesil Beach)は2017年のイギリスのドラマ映画。
監督はドミニク・クック、主演はシアーシャ・ローナンとビリー・ハウルが務めた。
本作はイアン・マキューアンが2007年に発表した『初夜』を原作としている。

2017年9月に開催された第42回トロント国際映画祭で初上映された。

 

あらすじ (ネタバレ注意!

1962年7月、歴史学者を目指すエドワード・メイヒューとバイオリニストのフローレンス・ポンティングは結婚し、ハネムーンへと旅立った。生まれや育ちが違う2人ではあったが、その愛は揺るぎないものであった

夕食の最中、2人は子供をもうけることについて話し合っていた。エドワードは性欲も盛んであったが、フローレンスにがっつくような真似はしなかった。一方のフローレンスは旧時代の価値観の影響を受けており、子供を作ることには慎重だった。しかも、彼女には父親から性的虐待を受けた経験があった。それ故、フローレンスは性行為をすることに恐怖心を抱いていた。しかし、新婚旅行で何もしないというわけにはいかないので、フローレンスはエドワードに処女を捧げる覚悟を決めようとしたが、どうしてもできなかった。

 


(chesil14.jpg)

 

そうこうしているうちに、2人は初夜を迎えることとなった。

ところが、ここでハプニングが発生した。
過度に興奮したエドワードが前戯の最中に射精してしまい、精液がフローレンスの腹部にかかったのである。
トラウマが蘇ったフローレンスはそのまま部屋を飛び出してしまった。

怒りや当惑、羞恥のために平静さを失った2人は激しくお互いを罵倒し合うのだった。




出典:「追想 (2017年の映画)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



 



確かに わては上の映画を観たのやァ。。。そやけど、それが どうやと言うねん?



エミリさんが結婚式の夜まで純潔でいたいというのは それでもええでぇ〜。。。そやけど、未経験のために初夜の晩に恥ずかしい失敗をしてしまかもしれへん。。。ちょうど上の映画のように。。。

 




(shoya10.jpg)

 

そうこうしているうちに、2人は初夜を迎えることとなった。

ところが、ここでハプニングが発生した。
過度に興奮したエドワードが前戯の最中に射精してしまい、精液がフローレンスの腹部にかかったのである。
トラウマが蘇ったフローレンスはそのまま部屋を飛び出してしまった。

怒りや当惑、羞恥のために平静さを失った2人は激しくお互いを罵倒し合うのだった。



 



お互いに未経験のために、こういう失敗をしでかして、2人が夫婦でいたのはたったの6時間ですねん。。。そやから、エミリさんが結婚式の夜まで純潔を守るというのは考えものやわァ〜。。。



つまり、結婚式までに十分に経験をつんで、ルンルン気分で初夜を迎えるというのが めれちゃんの考えやのかァ〜?

当たり前田のクラッカァ〜。。。!

 


(maeda01.jpg)



 



ずいぶん古いギャグを持ち出してきたやん。。。



そやから、古いしきたりに拘(こだわ)っていたらあっか〜♬〜ん! 二人共未経験だったさかいに 2人が夫婦として過ごしたのは、たったの6時間だけやん。。。それから、2人は別々の人生を歩むのやんかァ〜。。。

そうなのやァ〜。。。40年が経過して、その間に一度も会ってはいない。。。そやけど、2人は、もちろん、そのへんのミ〜ちゃん、ハ〜ちゃんと違い、男は歴史学者を目指すエドワード、妻はバイオリニストで、仲間4人とグループを組んで演奏会などを催しておるフローレンス。。。お互いに愛し合って結婚したさかいに、二人共お互いの趣味や特技などはよく知っているわけやァ〜。。。

つまり、二人共、性経験はあらへんけれど、インテリでお互いのことにつてはよく知っているわけやねぇ〜。。。

そういうことやァ〜。。。それで、エドワードは結婚前に、いつかフローレンスが演奏会を開いたら、「前から3列目の中央席に陣取って演奏が済んだらブラボーと言ってあげるよ」と約束めいた事を言うのやァ〜。。。

それが40年後に実現するわけやのォ〜?

そうなのやァ〜。。。70歳になろうというフローレンスと仲間はグループを解散することにする。。。それが地元のニュースになってテレビで映されるねん。。。たまたま、それを見たエドワードは、最後の演奏会になるので40年前にフローレンスに言ったことを実行するために、会場に出かけてゆく。。。それが最後の感動的なシーンとなるわけやァ〜。。。

 


(concert10.jpg)


(concert11.jpg)


(concert12.jpg)



 



つまり、ふたりの揺るぎない愛を、こういうラストシーンで表現したわけやのねぇ〜。。。



そうやと思うでぇ〜。。。そやけど、現実に、ふたりの愛が揺るぎないものであったなら、初夜の失敗で別れることはなかったと思うでぇ〜。。。

そうやろかァ〜?

そうやがなァ〜。。。そやから、エミリさんが、結婚式まで純潔を守っていても、二人の愛が揺るぎないものであるなら、たとえ結婚初夜に失敗したとて、エミリさんとボーイフレンドは末永く夫婦でいられるねん。。。

そやけど、それは理想論やでぇ〜。。。

つまり、めれちゃんは、何がなんでも結婚式までに、ルンルン気分でエッチして経験を積んでおくべきやと言う考えやのかァ〜?



当たり前田のクラッカ〜♬〜!



(laugh16.gif)


【レンゲの独り言】


(manila07.gif)

ですってぇ~。。。

あなたは どう思いますかァ〜? 

ふたりの愛が揺るぎないものであったなら、初夜の失敗で別れることはなかったと思いますかァ〜。。。

ええっ。。。「そんなことはどうでもいいから、他に面白い話をしろ!」

貴方は、そのような命令口調であたしに ご命令なさるのですか?

分かりましたわ。。。。

めれんげさんは 2013年の6月に『即興の詩』サイトを再開しました。

めれんげさんの『即興の詩』サイト

再開して間もないのに 検索結果 3,960,000件中の 9位に躍り出るなんてすごいですよね。


(gog30703.gif)

『現時点での検索結果』

現在、めれんげさんは お休みしています。
でも、これからも、ブログを通して「愛のコラボ」を続けて欲しいですよねぇ~。。。

かつて めれんげさんの「即興の詩をはじめました!」の『極私的詩集』サイトは 次の検索結果で見るようにトップを占めていたのです。


(gog30928a.png)

でも、現在は、3位です。

また、ブログを更新して トップに返り咲いて欲しいものです。

ところで あなたは「どうしたら、上位に掲載されるのォ~?」と考えているかもしれません。

その秘訣を知りたかったらデンマンさんが面白い記事を書いていますわ。

次のリンクをクリックして読んでみてください。

『おばさんの下着に見るSEO』

話は変わりますけれど、めれんげさんは可愛い猫を飼っています。

あなたも、猫ちゃんを飼っていますか?

ええっ。。。 ワンワンちゃんを飼っているのですか?

そういえばデンマンさんが『ワンワンちゃん』という面白い記事を書いていました。

気が向いたら下のリンクをクリックして読んでみてください。


(dog202.jpg)

『ワンワンちゃん』

とにかく、次回も興味深い話題が続きます。

あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。

では、また。。。


(hand.gif)



(surfing9.gif)

メチャ面白い、

ためになる関連記事



(linger49.gif)


■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(vanc700.jpg)

■ 『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』

■ 『今すぐに役立つホットな情報』

■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』

■ 『あなたもワクワクする新世代のブログ』


(ebay5.jpg)

『めれちゃんと性具』

『めれちゃんの恥じらい』

『めれんげの郎女』

『めれちゃんの不満』

『下着 あそこ』

『花火の愛と小さな赤い花』

『めれちゃん、元気出して!』

『めれちゃんとカフカ』

『めれちゃんと詩と下着』

『めれちゃんの人気』

『めれちゃん、お呼びですやん!』

『平成の悲しい実話』

『乱交パーティーとめれちゃん』

『居酒屋とめれちゃん』

『立ち上がるめれちゃん』

『愛にあふれる未来』

『乱交パーティーと表現者』

『めれちゃん@天国と地獄』

『めれちゃんとにこちゃん』

『塩野七生とめれちゃん』

『午前4時の薄着の女』

『地球の最後に』

『めれちゃんと愛のピアノ』

『めれちゃんとサビーナ』

『どMなの?』

『愛は大海原を越えて』

『2度目の火あぶり』

『ニーチェとエロい画像』

『ニーチェとめれちゃん』

『ニーチェと吉田兼好』

『めれちゃん、すごいね』

『めれちゃん、おはよう』

『夏目漱石と南方熊楠』

『めれちゃん、どうちたのォ~?』

『めれちゃんの悦び』

『性愛サイトとめれちゃん』

『Myぬこが便秘で…』

『Myぬこの愛と恋愛』

『寂しがり屋のめれちゃん』

『くだる本とくだらない本』

『腑に落ちる話』

『めれちゃん、落ち込んでるの?』

『フルトヴェングラーの愛』

『忘れられない愛の言葉』

『死に向かう心の旅路』

『イメージの魅惑と衝撃』

『フルトヴェングラーと芭蕉』

『愛という名の心の旅路』

『永遠の愛と世界』

『世界に広がる愛』

『かわいい@ネット』

『愛の絆・永久の絆』

『すごいネット』

『表現者 めれちゃん』

『めれちゃんとすごいネット』

『下つき上つき』

『愛の現実@ネット』

『すべてを解き放って』

『みたよの喜びとムカツキ』

『2億年後の愛』

『赤ちょうちんとそば湯』

『猫と裸エプロン』

『肥後ずいき人気』

『愛と夢の即興の詩』

『偶然の愛の出会い』

『AV女優と東日本大震災』

『めれちゃん@GOO』

『めれちゃん@日記』

『わたしは死刑囚』

『素敵なビキニを買います』

『禁じられた恋愛に惹かれて』

『禁じられた恋愛に惹かれて』

『不幸を求める理由』

『信頼の天才になりたい』

『サビーナを探して』

『女装男がムカつく』

『真剣なお願いです』

『忌々しい生命力』

『出会えてよかった』

『めれちゃんの熱烈なファン』

『鶴橋のおばちゃん』

『鶴橋のおばちゃん続き』

『エッチな嫁さん』

『エロい嫁さん』

『やらしい嫁さん』

『結婚式の夜』




(june24b.jpg)

こんにちはジューンです。

卑弥子さんが面白いお話を集めて

楽しいサイトを作りました。

次のリンクをクリックして

ぜひ覗いてみてくださいね。

■ 『あなたのための笑って幸せになれるサイト』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。バーィ



(beach02.jpg)


(byebye.gif)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

布袋さんの魅力

2022-09-06 01:02:26 | 日本人・日本文化・文学論・日本語

 

布袋さんの魅力

 


(hotei02.jpg)

狩野洞白愛信(とうはくちかのぶ)作


(jbeauty7.gif)




(himiko22b.gif)

デンマンさん。。。 上の布袋さんを描いた画家が狩野洞白愛信でござ~♪~ますか?


(kato3.gif)

そうですよ。 布袋さんのユーモラスで楽しげな様子がよく出ているでしょう!?

それが布袋さんの魅力なのですか?

そうですよ。。。 そう思いませんか? あのねぇ~、かつて徳川家康は次のように言った。


(ieyasu2.gif)

人の一生は重荷を負て

遠き道をゆくがごとし、

いそぐべからず。

不自由を常とおもへば不足なし、

こころに望おこらば

困窮したる時を思ひ出すべし。


 



確かに、人の一生は重荷を背負って遠い道をゆくようなものだけれど、布袋さんも当然それを知っていたでしょうね。。。 でも、決して悲観的にならずに、何もかも解った上で飄々(ひょうひょう)として、笑顔を浮かべながら風の吹くままに、風に背中を押されながら人の道を行くところがいいじゃありませんか!



デンマンさんも布袋さんの生き方にあやかりたいと思っているのでござ~ますか?

決して悪くない生き方だと思うのですよ。

 


布袋(ほてい)

 


(hotei02.jpg)

 

布袋は、唐末の明州(現在の中国浙江省寧波市)に実在したとされる伝説的な仏僧。
水墨画の好画題とされ、大きな袋を背負った太鼓腹の僧侶の姿で描かれる。
日本では七福神の一柱として信仰されている。

本来の名は釈契此(しゃくかいし)であるが、常に袋を背負っていたことから布袋という俗称がつけられた。
四明県の出身という説もあるが、出身地も俗姓も不明である。
図像に描かれるような太鼓腹の姿で、寺に住む訳でもなく、処処を泊まり歩いたという。
また、そのトレードマークである大きな袋を常に背負っており、生臭ものであっても構わず施しを受け、その幾らかを袋に入れていたという。
なお、布袋が背負っているこの袋は堪忍袋ともいわれる。

雪の中で横になっていても布袋の身体の上だけには雪が積もっていなかった、あるいは人の吉凶を言い当てたなどという類の逸話が伝えられる。
彼が残した偈文に「弥勒真弥勒、世人は皆な識らず、云々」という句があったことから、実は布袋は弥勒の垂迹、つまり化身なのだという伝聞が広まったという。

その最期についても不思議な逸話が伝えられており、仙人の尸解に類している。
天復年間(9世紀末)に奉川県で亡くなり埋葬されたにもかかわらず、後日、他の州で見かけられたというのである。
その没後あまり時を経ないうちから、布袋の図像を描く習慣が江南地方で行われていたという記録がある。

なお、布袋を禅僧と見る向きもあるが、これは後世の付会である。
10世紀後半に記された『宋高僧伝』巻21「感通篇」に立てられた「唐明州奉化県釈契此」(布袋)の伝には、彼と禅との関係について一切触れていない。
布袋と禅宗の関係が見られるのは、時代が下がって11世紀初頭、『景徳傳燈録』巻27に「禅門達者雖不出世有名於時者」として、梁の宝誌や、天台智顗、寒山拾得らの異僧・高僧たちと共に、「明州布袋和尚」として立伝される頃からのことである。




出典: 「布袋」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



デンマンさんはマジで布袋さんの生き方もまんざらではないと思っているのでござ~ますか?



その通りですよ。

だったら、デンマンさんがいいなと思う布袋さんの生き方は、“インテリ乞食”の辞世の歌に込められた生き方に近いのではござ~ませんか?

。。。ん? “インテリ乞食”の辞世の歌?

次のエピソードの乞食が残した歌ですわよう。
   
 
  

嘉永五(1852)年の世相トピックス

インテリ乞食の最後

江戸の山下御門外をかせぎ場にしていた乞食の六助が死んだ。

朋輩の易者が悔みにたずねたところ、六助が使っていた茶碗の底に、辞世の歌が書いてあるのを発見した。

さだめし名ある人物のなれの果てだろうと評判になった。


(rokusuke.png)

赤字はデンマンが強調。)




772 ページ 『読める年表・日本史』
2012年7月21日 改訂11版第1刷発行
発行所: 株式会社 自由国民社


 



デンマンさんも忘れてはいないでしょう?



もちろん覚えてますよう。 つい最近、卑弥子さんと話したばかりですからね。。。

あたくしは上の辞世の句を次のように解釈したのですわ。

 


一鉢千家飯 孤身幾度秋 

不空遂不色 無楽又無憂

冬暖草園裡 夏涼橋下流

若人間此六 明月水中浮






(himiko22.gif)

おもらい用のドンブリに千軒の家からご飯をもらって 一人で食べた食欲の秋が何度もありましたわ。

ドンブリが空になるまで思う存分いただきました。 色気のことなど、ちっとも考えてみませんでしたわ。

楽しければよいのです。 憂いなんて要りません。

冬は暖かい草の上に寝て、夏は橋の下で涼みます。

人間は若い内が花ですよ。

だから、明日はウキウキしながら水の中に飛び込んで、楽しく浮いて泳ごうと思いますわ。




『遊女と三つ子』より
(2013年9月5日)


 



あたくしは、このように現代語に訳したのでござ~ますわ。



うん、うん、うん。。。 はっきりと覚えてますよ。

だったら、布袋さんの生き方は、あたくしが解釈したような生き方に近いのではござ~ませんか?

もちろん、卑弥子さんのように解釈することもできると思いますよ。 いかにも卑弥子さんらしい人生観に基づいて現代語に訳しています。 でもねぇ~、“現代語訳”と言うよりも“現代誤訳”になっていると思うのですよ。

あらっ。。。 どこか間違っているのでしょうか?

京都の女子大学で腐女子の皆さんに「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授に向かって失礼かとは思うけれど、上の現代語訳は卑弥子さんの人生観に基づいての個人的な解釈で、上のように解釈すると、さだめし名ある人物のなれの果てだろうと評判にならないと思うのですよ。

そうかしら。。。? どこがいけないのかしら。。。?

あのねぇ~。。。 解釈全体が、楽観的、享楽的すぎるのですよ。 これでは乞食の六助さんがルンルン気分で死んだことになって、どう考えてもさだめし名ある人物のなれの果てだろうと評判にならないです。

そうかしら。。。?

僕は思うのだけれど、この漢詩には“布袋さんの心”が読まれていると思うのですよ。

“布袋さんの心”でござ~ますか? 

そうです。 さだめし名ある人物のなれの果てだろうと評判になったということは、六助さんは乞食でありながらも中国の歴史や中国文学にも詳しかった。 そういう古典の素養を基にして上の辞世の漢詩を詠んだということだと思うのですよ。

あたくしのように解釈してはいけませんか?

いや。。。 卑弥子さんのように解釈してもいいですよ。 でもねぇ~、京都の女子大学で腐女子の皆さんに教える時には、卑弥子さんの極めて個人的な解釈では駄目だと思うのですよ。

じゃあ、デンマンさんはどのように現在語訳したのでござ~ますか?

次のように訳してみました。

 




布袋さんのように施しを受けがら孤独の生活を何十年と続けてきた。

施しが無ければ食わずに居ることもある。

特に楽しみと言うほどのことも無い代わりに、これと言って憂いも無い。

冬は暖かい干し草の上にでも寝て、夏は橋の下の流れで涼む。

そのような生活のどこがいいのか?ともし、誰かがこの六助に問うならば、きれいなお月さんが池に映って浮かんでいるような気持ちで生きているだけです、と答えようか。。。?


(moon77.jpg)




『遊女と三つ子』より
(2013年9月5日)


 



あたくしの現代語訳とそれほど変わらないと思うのですけれど。。。



うん、うん、うん。。。 確かに、大きな違いがあるわけじゃないかもしれません。 結局、見解の相違でしょうね。 僕にとって、卑弥子さんの解釈は、極めて楽観的、享楽的すぎると思う。 布袋さんは卑弥子さんほどルンルン気分ではいなかったと思うのですよ。 でもねぇ~、卑弥子さんの解釈が間違っているとは言いませんよ。

でも、駄目だと言ったじゃござ~ませんか!

それは僕の言いすぎでした。 卑弥子さんのような解釈の生き方もありだと思います。 自由主義・民主主義の世の中ですからね。。。 この記事を読んでいる人の考え方にも いろいろあると思うのですよ。

つまり、布袋さんの魅力は一つとは限らない。。。 人によってそれぞれ見解の相違がある。。。 デンマンさんはそのように言うためにこの記事を書き始めたのでござ~ますか?

いや。。。 実は、布袋さんを描いた狩野洞白愛信に興味を持ったのですよ。

 


(hotei02.jpg)

 



この布袋さんの絵が実にいい。。。 僕は惚れ惚れとして眺めながら、一体いつ頃の人なのだろうか? そう思いながら、この画家に興味を持ったというわけです。 それに、僕にとって“狩野洞白愛信”とは初めて耳にする名前だったのですよ。 だから、僕は初め“どうはくあいしん”と読んだ。 本当はどのように読むのだろうか? それで、ネットで調べてみたら、“とうはくちかのぶ”と読んでいるページに出会った。

 


(gog30910.gif)


(gog30910c.gif)

 



こうして検索結果を見ると日本よりも中国やイギリスの方で有名なようですよ。



そうですわね。 確かに、1ページ目には中国語と大英博物館のページが出てきますわね。

日本語の“読み”が出てくるのは2ページ目です。 赤枠で囲んだページです。

それで、そのまま“とうはくちかのぶ”という読み仮名を書き入れたのでござ~ますか?

その通りです。 ところが、僕は『狩野派決定版』という本で、この「狩野洞白愛信」という人物を調べてみたのですよ。

 


(kano001.jpg)

 



残念ながら、この人の描いた絵は一枚も紹介されてない。 でも、巻末に「狩野派系図」があった。 その中に「狩野洞白愛信」(1772-1821)の名前があったのですよ。 しかし、『ウィキペディア』には「狩野洞白愛信」も、「狩野愛信」も、「狩野洞白」という項目もない。 かろうじて「狩野洞白」を入れて検索すると次のような項目が引っかかった。

 


(wik30910.gif)

 



山本昇雲(1870-1965)も河鍋暁斎(1831-1889)も画家で、二人とも狩野洞白の弟子となっている。



でも、弟子にしては時代が違いすぎるではありませんか!

そうなのですよ。 「狩野洞白愛信」(1772-1821)はとっくの昔に死んでいるのです。 それで、「狩野派系図」をよく見たら、「狩野洞白」というのは二人居るのですよ。 狩野洞白愛信(1772-1821)の弟子が 狩野洞益春信(1772-1821)で、その弟子が 狩野洞白陳信(?-1851)。 洞白陳信(とうはくちんしん)の弟子が狩野洞春陽信(とうしゅんようしん)と河鍋暁斎(かわなべきょうさい)と書いてある。 系図には山本昇雲(しょううん)の名は出てない。

。。。で、系図によると「洞白愛信」は何と読むのでござ~ますか?

“とうはくなかのぶ”と書いてありました。

あらっ。。。 “愛”が“ちか”なのか? それとも“なか”なのか? どちらが正しいのでしょうか?

本人に聞いてみるしかないでしょうね。 でも、1821年に亡くなっていますからね。 訊くことはできないですよ。

。。。で 「南原宏治」は画家ではないのでござ~ますか?

南原宏治(1927-2001)は俳優ですよ。 苦(にが)みばしった いい役者でしたよ。 1971年公開の『闇の中の魑魅魍魎(ちみもうりょう)』という映画で狩野洞白を演じているのです。

 


(kano005.jpg)

『闇の中の魑魅魍魎』 (切腹シーン)

 



幕末の土佐を舞台に、異色絵師・金蔵の生き様を描いた映画で、出てくるのは狩野洞白愛信じゃなくて、1851年に亡くなった狩野洞白陳信の方なのですよ。



要するに「狩野洞白愛信」は、あまり有名ではないのですわね。

そうらしい。。。 でもねぇ~、布袋さんの絵を見たとき、僕は素晴らしい画家だと思いましたよ。 僕が気に入った一枚です。



(laugh16.gif)


【小百合の独り言】


(sayuri5.gif)

ですってぇ~。。。 
私は絵の方は、あまり関心がないのですけれど、それでも狩野派の名前は知っていますわ。
私が印象に残っているのは狩野芳崖の次の2つの絵です。


(kano002.jpg)

狩野芳崖 (1828-1888)


(kano004.jpg)

  溪山幽趣


(kano003b.jpg)

  渓間雄飛図(部分)


ところで、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。
卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。


『感じてストで和露他』

『笑える漢字クイズ』

『哀れなネアンデルタール』

『佐伯今毛人は臆病者か?』

『笑わせる漢字でござ~ます』

『卑弥子@婚活』

『プロメテウスの第2の火』

『うむうむ、ふむふむ人間』

『コギャルと甘え』

『癒しと水墨画』

『東電八分』

『怒りっぽいあなたに』

『床上手だよ!』

『床上手@docomo』

『漢字で体操ざ~ます』

『曲屁(きょくべ)』

『天神様と東日本大震災』

『日本は良い国か?』

『日本を良い国に…』

『エロい熟女』

『アッと驚くマキアベリ!』

『良寛さんの顔』

『あなたの中の阿修羅』

『蝦夷って悪い意味?』

『伎楽は呉の音楽?』

『呉越の謎』

『紅のボートピープル』

『蕎麦屋と忠臣蔵』

『ピンクと桃色』

『妻の不貞』

『卑弥子さん、ご指名ですよ!』

『カン違い大岡越前』

『ロマンのカシオペア』

『カシオペアの現実』

『エロい徳子を探して』

『紫式部と皇国史観』

『エロい道鏡と薬師如来』

『天平の麗しき淑女』

『元からの饅頭』

『なぜ唐に留まったの?』

『下着美人』

『一所懸命』

『ねぇ、ねぇ、ねぇ効果』

『遊女と三つ子』




(cow02.jpg)


(byebye.gif)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする