行田シンドローム (PART 2 OF 3)

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デンマンさん! んもおおおォ~! 何度も言ってるように オイラが書いた小さなコメントを こうして拡大して貼り出さないでくださいってばあああァ~! みっともないじゃありませんかア!

あれっ。。。 オマエも、みっともないと思うのォ~!? だったら 初めから書くなよゥ。
それで、オイラに改まって質問とは、いったい何ですかァ~?
あのさァ~、オマエのように「死ね!」とコメントを書く異常な精神を持っている奴が医者になると、問題が起こる。。。 つまり、オマエが晴れて医者になった暁には、運の悪い人は、オマエに診てもらうことになる。。。 すると、江戸川病院で起きたような事件がまた起きるのだよ。。。それで、質問というのは、オマエは慈恵大学医学部で医者になるために勉強しているのだけれど、オマエのクラスメートには、オマエのように金や車が目当てで 医者に成りたいと思う拝金主義者がたくさんいるのォ~?
確かに、お金や車が目的で医者になる者がオイラの他にもいますよ。
そうだろなァ~。。。、もともとオマエが医者になろうとしたのは、親が病院を開業しているので その後継者になってもらいたい。 でも、オマエは医者になりたくない。 それで、オマエの親が困って、フェラリを買ってやる事で、オマエを宥(なだ)めて なんとか慈恵大学に入学させたのだよ。

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デンマンさんは、そんな事まで突き止めたのですか?

その通りだよ!。。。 でもなァ、中には立派な看護師や医師はいるのだよ。。。
その証拠でもあるのですか?
あるのだよ。。。 たまたま僕の母親を行田総合病院に見舞いに行った時に目にした小冊子「そうこう」という2016年3月号には次のようなことが書いてあった。
「がん」との向き合い方について
「GDP上昇」=「幸せ」ではありません。
「長寿」=「幸せ」とも限りません。
「長寿」以外にも「家族」「仕事」「友人」「趣味」「勉強」など、人それぞれ大切にする者は違います。
大切にしているものを判断基準として「目標」を設定することにより、「がん」と診断されてからの人生をより充実したものにできると考えます。
(中略)
患者さまの「目標」によりガイドラインと違った治療方針の選択も可能です。
その際、セカンドオピニオンという制度があり、複数の医療機関の意見を聞くことができます。
家族と共に、医療施設・医療チームの選定、職場のバックアップ、行政サービスの活用、費用の捻出など、治療を受けるための環境を整えていきます。
(後略)
医師 外科部長 川原林伸昭
救急センター看護師として、
DMAT新隊員として
当院の救急センターは、勇気あふれる師長の下でチームワーク良く日々の救急対応を行えていると思います。
状態が悪い患者さまにこそ積極的に声かけを行い「つらいこと」「いたいところ」など、より早く情報を掴むことを心がけています。
「どうかして助けたい」「良くなってほしい」という気持ちを常に持ち続け、不安を抱いている患者さま・ご家族の病態が安定した時に見られる笑顔にもっともやりがいを感じています。
(後略)
救急外来看護師 小山亮
出典:「そうこう」2016年3月号 VOL 017

デンマンさん。。。、この上の小文は、「建前(たてまえ)」ですよ。。。 本音で書いているわけじゃありません。。。

それはオマエの独断と偏見だと思うよ。。。
デンマンさんは、日本の医療の現実を知らないから、そのような建前に惑わされているのですよ。。。 日本の現実は次のように厳しいものがあるのです。。。
退院迫られる高齢者たち
クローズアップ現代

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■『医療費抑制の波紋「病院で死ねない」』

デンマンさんのお母さんも、そのうち退院を迫られますよ!
医療制度改革
3ヶ月を過ぎると病院に支払われる
入院医療報酬が極端に減ることになる制度
患者を自宅へ帰すことになる
現在、急性期を過ぎた高齢者は病院に3ヶ月以上入院できない。
その原因は、3ヶ月を過ぎると病院に支払われる入院医療報酬が極端に減ることになる制度にあるのです。
これは、「高齢者の長期入院」をさせている医療機関へのペナルティを意図している。
つまり3ヶ月以上高齢者を入院(一部例外もあります)させていると、病院は経営が成り立たなくなる制度なのだ。
たとえば何かの発作で救急車で病院に運ばれる、治療を受ける、とりあえずヤマは越す。
その後順調に回復、退院、となればいいのですが、例えば体に麻痺が残る、リハビリが必要になる。
または、身体が不自由になって寝たきりになる、意識障害が残る、といった後遺症で、自宅に戻るのが困難になる場合もある。
その場合、「病気」の「治療」はもう済んでいるということで、「療養病棟」、または介護保険が適用される「介護病棟」に行く事になる。
でもそこも3ヶ月しかいられないのです。
なぜなら「3ヶ月で良くなる」ことを建前にされてるからです。
3ヶ月で良くなるか?
3ヶ月で死ぬか?
病院にも患者にもペナルティが行く制度です!

デンマンさん! これが、現在の老人医療の現実なんですよ。。。 だから、デンマンさんのお母さんが行田総合病院に入院したといえども、この制度に抵抗することはできないのです!

あのさァ~、それはオマエの独断と偏見なのだよ! 誰かが声を上げて、この悪い制度を改革しなければならないのだよ!
でも、それは無理というものです。。。 日本では誰もそのような悪い制度を本気で見直す人はいません!
あのなァ~、アメリカの大統領選挙を見てごらんよ! あの嫌われ者のトランプでも大統領になれたのだよ! だから、希望を失わずに、オマエだって努力すれば悪い制度を改革することはできるのだよ!
でも、オイラはフェラリに乗って、可愛い女の子をナンパするほうがいいっすう。。。
オマエのような、医者の卵が多いので日本の医療がなかなか改善されないのだよ!
『行田総合病院 評判』より
(2016年11月10日)

つまり、ケイトーのお母さんが行田病院に入院したけれど、医療に問題があって元気にならなかった、と言いたいのねぇ~。。。

そういうことですよ。。。
。。。で、具体的に医療のどこが問題だったのよォ~?
その事についてはすでに記事に書いたので、ちょっと読んでみてください。
ウェルカムバック

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デンマンさん。。。 お帰りなさい。。。

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ジューンさんの笑顔を見て、やっと落ち着きを取り戻しました。
あらっ。。。 10月19日から11月16日までの29日間、埼玉県の行田市を拠点に駆けずり回ったのですかァ~?
駆けずり回ったと言うほどではなかったけれど、いつもよりもずいぶんと忙しく、あわただしかったのですよ。
どうして。。。?
毎年、日本に帰省しているけれど、今回は母親の具合が特に悪かったのですよ。。。 僕の帰りを楽しみにしていたのだけれど、10月18日に急に行田総合病院に入院してしまったのです。
あらっ。。。 デンマンさんがバンクーバーを出発する日に お母さんが入院してしまったのですか?
そうなのです。。。 僕が実家に帰省するので「ハートフル行田」という介護施設から自宅に戻っていたのだけれど、急に食が細くなって様態が悪くなったので行田総合病院に入院することになったのですよ。。。 皮肉なものです。。。
。。。で、かなり悪いのですか?
あのねぇ~、様態が悪いと言っても、普通の食事は摂れていたし、話もできたのです。。。 ところが入院中に脳梗塞になって、話もできなくなり、寝たきりになってしまったので担当の吉田医師に診療ミスだと言って僕は噛み付いたのですよ。。。
あらっ。。。 またデンマンさんは、日本で流行している“クレーマー”の真似をしたのですかァ~?
いや。。。 別に、日本で“クレーマー”が多くなったから、それに便乗して吉田医師に噛み付いたわけではないのですよ。。。
マジで“診療ミス”だったのですか?
“診療ミス”だと断定はできないのだけれど、高齢者医療に対する吉田医師の態度というか、スタンスに僕はムカついたのですよ。。。
そのようなことにムカついたのですかァ~。。。?
あのねぇ~、高齢者が脳梗塞を起こした場合、t-PAという薬はリスクが大きいから使えないと吉田医師は言ったのですよ。。。 でもねぇ~、僕がネットで調べたら次のような事例に出くわした。
おばあさんがよくなった!

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2006年のある夜、10時頃のことでした。
その日の仕事がやっと終わった私は、SCU(脳卒中集中治療室)に向かいました。
緊急入院した90歳代のおばあさんが、重症患者用ベッドで治療を受けていました。
目は閉じたままで、名前を呼んでも返事がなく、右手足は全く動きません。
「ご高齢で、これだけ重症だと命を救えるかどうか……。うまくいっても寝たきりだろう」と思いました。
おばあさんは、ある薬の注射中でした。新薬のt-PAです。
「ご高齢でしたが、発症から病院到着まで1時間と早く、『適正治療指針』(後で説明します)にも適合していたので……」と当直医が説明してくれました。
この患者さんのことが気になった私は、翌朝いつもより早くSCUに出勤しました。
大変驚いたことに、患者さんはベッドに座り、自力で朝食中でした。
担当看護師が「先生が帰られた後で、意識が急速に回復し、手足のまひもなくなりました」と笑顔で報告してくれました。
新薬t-PAの効果を心から実感した瞬間でした。
数日後に患者さんは退院、歩いて自宅へ帰られました。
『脳梗塞の新しい治療法』より

つまり、t-PAという薬をデンマンさんのお母さんにも注射すべきだったと吉田医師を批判したのォ~?

そうですよ。。。 以前にも、僕の母親は行田総合病院に入院して奇跡的に助かったのです。。。 今回も医者がしっかりしていれば奇跡的に良くなったかもしれないのですよ。

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■『奇跡の回復』

要するに、デンマンさんは病院に通って、毎日のように吉田先生に詰め寄ったのですか?

吉田先生に詰め寄るというほどではなかったけれど、生死にかかわる問題だから、僕も熱くなったのです。
つまり、吉田先生の“医療ミス”で帰省中の時間がとられてしまったのですか?
吉田先生とは何度も面会して議論を交わしたのです。。。 この事はまた別の機会に詳しく書くつもりだけれど。。。 とにかく、母親の見舞いに行ったり、“診療ミス”の問題で、マジで時間がとられてしまったのですよ。
『ウェルカムバック』より
(2016年11月17日)

つまり、吉田医師がt-PAという薬をケイトーのお母さんに注射していたら元気になっていたかもしれない、と言いたいのねぇ~?

そうなのですよ。。。 僕の母親を現行の医療制度に従って早く病院から追い出したいので、僕と家族を呼び出す前に、お袋を元気にするための新薬が最近、臨床に使われていることを知らせるために、僕と家族を呼び出すべきだったのですよ。
つまり、長々と書いてきたけれど、このことが言いたかったのねぇ~?
そうです。。。 吉田医師は特に悪い医者ではないのです。。。 僕とじっくり膝を突き合わせて、トータルで9時間ぐらい いろいろな質問に対して誠実に答えてくれた。。。 でもねぇ~、忙しさに追われて、吉田医師は現行の医療制度にしたがって“事なかれ主義”で患者を診ているに過ぎない。。。
要するに、吉田医師の患者さんに対する対応の仕方がマンネリ化しているとケイトーは言いたいのねぇ~?
そういうことですよ。。。 行田総合病院には本当に患者のために やる気のある医者がいる。。。 少なくとも建前として、そのような気概を院内雑誌に書いている。。。 だから、吉田医師も“事なかれ主義”でリスク回避だけに気力を使うのではなく、自己啓発して患者を元気にするために、どのよな新薬が使われているのか?。。。 前向きに患者に接して欲しいと思いますよ。
。。。で、ケイトーは病院長に吉田医師のことで苦情を申し出たのォ~?
いや。。。 そのつもりだったのだけれど、カナダに戻る日が近づくにつれて、友人や親戚の人たちに会うのに時間がとられて、それどころではなくなってしまったのですよ。。。 だから、こうしてシルヴィーに話すことにしたのです。
でも。。。、でも。。。、私と話したところで、吉田医師が患者さんのための医療を目指して自己啓発をするようになるとは思えないわァ。
いや。。。 こうして記事を書くことによって、ネットで広めれば、本人がこの記事を読む機会があると思うのですよ。。。 本人が読まなくても、患者やその家族がネットで行田総合病院を検索して この記事を読む。。。 そうすれば、やがて吉田医師にも、病院長にも この事実が耳に届くと思うのですよ。
そうかしら。。。?
シルヴィーは僕の言う事が信用できないようだから、ちょっと次の検索結果を見てねぇ。

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■『現時点での検索結果』

「行田総合病院 吉田医師」を入れてGOOGLEで検索すると 234,000件もヒットするのですよ。。。 2ページの6番目に僕が11月17日に投稿した記事が出てくる。。。 上のリンクをクリックしてみれば、この記事もその検索結果に出てくるはずです。。。

1週間もすれば、トップのページに出てくるかしら?
きっと出てきますよ。。。 シルヴィーも検索してみてください。
(すぐ下のページへ続く)