狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

イランへの先制攻撃を行ったトランプの再選は失くなった/Trump who did a preemptive attack to Iran lost reelection possible

2020-01-23 05:09:43 | ユダヤ支配下アメリカ2020
 <2020/01/23 15:00 ー 本文最後尾に追記。 「本ブログ過去の関連記事」に記事追加(5本)。>
 



 
 
 
 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」 
 





 
 



 新約聖書・マルコの福音書10章43~45節
  しかし、あなたがたの間では、そうでありません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに仕える者になりなさい。
  あなたがたの間で人の先に立ちたいと思う者は、みなのしもべになりなさい。
  人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。」

 The New Testament・The Gospel of Mark 10:43~45
  But it shall not be so among you, but whoever wants to become great among you shall be your servant.
  Whoever of you wants to become first among you shall be bondservant of all.
  For the Son of Man also came not to be served but to serve, and to give his life as a ransom for many.”

 
 



 新約聖書・ヤコブの手紙4章6節
  しかし、神は、さらに豊かな恵みを与えてくださいます。ですから、こう言われています。「神は、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」
   
 The New Testament・The Epistle of James 4:6
  But he gives more grace. Therefore it says, “God resists the proud, but gives grace to the humble.”

 
 



 新約聖書・ルカの福音書6章20節
   イエスは目を上げて弟子たちを見つめながら、話しだされた。「貧しい者は幸いです。神の国はあなたがたのものですから。

 The New Testament・The Gospel of Luke 6:20
   He lifted up his eyes to his disciples, and said,“Blessed are you who are poor, God’s Kingdom is yours.

 
 



 新約聖書・ペテロの手紙 第一5章6~10節
   ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。
  あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。
  身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。
  堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。ご承知のように、世にあるあなたがたの兄弟である人々は同じ苦しみを通って来たのです。
  あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。

 The New Testament・The First Epistle of Peter 5:6~10
   Humble yourselves therefore under the mighty hand of God, that he may exalt you in due time,
  casting all your worries on him, because he cares for you.
  Be sober and self-controlled. Be watchful. Your adversary, the devil, walks around like a roaring lion, seeking whom he may devour.
  Withstand him steadfast in your faith, knowing that your brothers who are in the world are undergoing the same sufferings.
  But may the God of all grace, who called you to his eternal glory by Christ Jesus, after you have suffered a little while, perfect, establish, strengthen, and settle you.

 
 



 旧約聖書・箴言16章32節
  怒りをおそくする者は勇士にまさり、
  自分の心を治める者は町を攻め取る者にまさる。

 The Old Testament・The Book of Proverbs 16:32
  One who is slow to anger is better than the mighty;
  one who rules his spirit, than he who takes a city.

 
 



 旧約聖書・箴言19章11節
  人に思慮があれば、怒りをおそくする。
  その人の光栄は、そむきを赦すことである。

 The Old Testament・The Book of Proverbs 19:11
  The discretion of a man makes him slow to anger.
  It is his glory to overlook an offense.

 
 



 新約聖書・ヤコブの手紙1章19~20節
   愛する兄弟たち。あなたがたはそのことを知っているのです。しかし、だれでも、聞くには早く、語るにはおそく、怒るにはおそいようにしなさい。
  人の怒りは、神の義を実現するものではありません。

 The New Testament・The Epistle of James 1:19~20
   So, then, my beloved brothers, let every man be swift to hear, slow to speak, and slow to anger;
  for the anger of man doesn’t produce the righteousness of God.


 イランへの先制攻撃を行ったトランプの再選は失くなった
  Trump who did a preemptive attack to Iran lost reelection possible


 
YouTube: Washington kills powerful Iranian general Soleimani in Iraq on Trump's orders
 2020/01/03
 
YouTube: العراق : استشهاد سليماني والمهندس بعدوان أميركي على مطار بغداد
 イラク:ソレイマーニとエンジニアは、バグダッド空港でのアメリカの攻撃により殺されました
 2020/01/03
 
YouTube: Красный флаг мести: как ответит Иран на убийство Сулеймани - Россия 24
報復の赤旗:スレイマニ暗殺に対するイランの対応-ロシア24
 2020/01/04
 
YouTube: США ликвидировали высокопоставленного иранского генерала. Тегеран обещает мстить.
米国はイランの上級将軍を排除した。テヘランは報復を約束します。
2020/01/03

 僕は昨年の9月6日付で、「2020米大統領選挙:イランへの先制攻撃はトランプの再選を不可能にする/A preemptive attack to Iran makes impossible Trump reelection」と題した本ブログの記事を投稿した。

 すると、その記事が効いたのか、或いはタイミング的に「偶々」であっただけなのかは知らないが、9月9日夜(米国時間)、アメリカのトランプ大統領がボルトン米安全保障問題担当大統領補佐官に「クビ」を通告し、翌日10日、正式に解任した。
 その通告した9日には、9月下旬の国連総会でのイランとの首脳会談の実現に向けて、ホワイトハウスに於いてイランに対する制裁を緩和する為の議論が行われていたらしく、その中でボルトンから強い反対に遭ったらしい。

 丁度その頃までは、イランとアメリカとの間で融和ムードが醸成されつつあった。そしてボルトン解任に続いて、偽イスラエルの機嫌を損ねぬ様に、トランプは同月14日、偽イスラエルの「暫定」首相、ネタニヤフに「相互防衛条約」を持ちかけて宥めた。

 しかしイランにとっては残念、またトランプ等の反戦派にとってもそうであるが如く、その同じ日のそれよりも先に行われた(現地時間で未明)、イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)がサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ社に対し、複数のドローンによって報復攻撃を加えた。この事件について、米国は「でっち上げ」でイランの関与を主張する事となり、せっかくの融和ムードが崩れる事となった。

 一方、イランとサウジアラビアとの融和ムードも並行して醸成されつつあったのであるが、こちらも翌月(10月)の11日、イランのタンカーがアラビア半島の西、紅海のサウジアラビアの港湾都市ジッダから96キロ沖を航行中、2発のミサイル攻撃を受けた。これは、サウジの仕業と見せかけた偽イスラエルによるFalse Flagの犯行であり、イランとサウジが接近し仲良くなる事に偽イスラエルは嫉妬したのであった。

 世界各地で政府に対する抗議デモが興っており、それらの殆どが米国によって乗っ取られ、そして体制転換に向けて煽動されている。
 イランとイラクで発生したデモについても同様であり、米国の他、偽イスラエルやサウジ、アラブ首長国連邦(UAE)、在外反体制派組織、民間軍事警備会社等が介入し、煽動し、武器を提供する等をして支援した。

 12月27日、駐イラク米大使館付近にミサイルが着弾した。これは「False Flag」、或いは米国自身の「自作自演」であったのであるが、嘘つき米国はいつも通りにイランがやった、またイランの支援する組織がやったという「ワンパターン」の主張をする事となり、それを口実として29日、米国はイラクのイスラム教シーア派組織「カタイブ・ヒズボラ」の拠点5カ所を空爆した。そして31日、今度はカタイブ・ヒズボラ戦闘員を含むイラクの一般大衆の群衆が米国大使館に向けて抗議し、同大使館を襲撃した。

 このタイミングでイラクを訪問する事は相当危険であったものと思われるが、1月3日未明(現地時間)、誘い出されたともされる、イラン・イスラム革命防衛隊コッズ部隊のガーセム・ソレイマーニー司令官と(最終階級は少将)と、イラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアブー・マハディ・アル・ムハンディス副司令官が、イラクの首都バグダッドの空港で米軍の空爆を受けて暗殺された。

 この暗殺は、トランプの直接指令の下で行われたのであるが、同時にイランへの「先制攻撃」でもあった。イラン側が米大使館や米軍基地を攻撃する計画は全く無く、米国にとって差し迫った危機は存在しなかった。ソレイマーニー司令官は、サウジとの融和政策について話し合いを行う為に訪問したとも言われる。トランプは、100%間違いである暗殺を犯した。イランのソレイマニ司令官とイラクのムハンディス副司令官暗殺には、共に全く罪は無かった。

 米国での世論調査によると、イランに対する軍事攻撃に賛成する有権者は、20%にも満たない極少数である結果が出ている(2019/6/22~23:Hill-HarrisX、2019/7/15~31:GALLUP、下記の参考文献参照)。その事からも解る通り、米国民の殆どがイランとの戦争に反対している。
 また、今年に入ってからの調査では、米国民の過半数がイランに対するトランプの政策を認めていない結果が出ている(2020/1/13:Hill-HarrisX)。

 トランプがこの度の暗殺、及び先制攻撃について戦争を止める為等と「屁理屈」を述べているが、先制攻撃は戦争を開始する為のものである。イランは決して先制攻撃という侵略攻撃を行う事は無いが、攻撃を受けた場合の自衛策としての報復攻撃を行う事は今までに公言して来た。イランは今までに、先に手を出す侵略行為を行った事は一度も無い。

 トランプは、今まで何度も「Flip-Flop」を繰り返して来た。イランとの戦争を目論む米国内のグローバリスト、ネオコン、シオニスト、ユダヤ・ロビー、イルミナティ・パペット、ネオリベラリスト、民主・共和両党強硬派、軍事産業界、金融ウォールストリート、エネルギー財閥、製薬業界らの「罠」にハメられた。
 罠にハメられてイランへの先制攻撃を行い暗殺を犯したトランプは、今年11月の米大統領選挙での再選の可能性を失った。放って於いても、ロシア・ゲートやウクライナ・ゲート、トランプ・インパーチを乗り越えて、「反戦平和主義者」として再選の可能性が高かったにも関わらずにである。

 あの、昨年9月上旬のボルトンを解任した頃の、イランと米国との融和ムードが惜しまれる。

 <2020/01/23 15:00 ー追記>
 これまでは、米国内では大きく分けて「グローバリズム派」と「反グローバリズム派」に分かれていたのであるが、今回のトランプの過ちの後、トランプを支持する「反グローバリズム派」に亀裂が生じている様である。それは、同じく「反グローバリズム」である僕が感じている事と同様の者達が多い為であろう。

 この事は、グローバリスト達にとって計算していた事かもしれない。反グローバリズム派を分断する事で弱体化し、大統領選挙でのグローバリストの推す候補を優位にする目論みが有ったのかもしれない。そういう意味でも、正にトランプはグローバリストの「罠」にハマった様に見える。
 (以上、<2020/01/23 15:00 ー追記>)

 本ブログ過去の関連記事
  ・2019/09/06付:「2020米大統領選挙:イランへの先制攻撃はトランプの再選を不可能にする/A preemptive attack to Iran makes impossible Trump reelection」
  ・2019/11/11付:「サウジアラムコ攻撃(1/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(1/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:「サウジアラムコ攻撃(2/9)イエメン・アンサール・アッラーが報復声明・・・イランは100%関与せず(2/2)/Houthis attacked Saudi, Iran didn't engage」
  ・2019/11/12付:『トランプは「悪魔カルト」ボルトンを解任!・・・Bチーム崩壊へ/Trump dismissed "devil cult" Bolton, and "B team" towards to collapse』
  ・2019/11/12付:「ボルトン解任:極右の偽イスラエルは直接イラン攻撃を謀る/Bolton was dismissed, Far-right Fake Israel plots direct attacks to Iran」
  ・2019/11/12付:「ネタニヤフの疑心暗鬼:捨てられる事を疑いトランプをスパイ/Despair, Terror, Netanyahu spys Trump to doubt that may is dumped」
  ・2019/11/12付:「詐欺師の“暫定”首相ネタニヤフによるイラン核“捏造”アピールと国連総会欠席の無念/Swindler "temporary" PM Netanyahu's regret of UN absence」
  ・2019/12/17付:「10.11イランタンカーへのミサイル攻撃はサウジの仕業と見せかけた偽イスラエルによるFalse Flag/Fake Israel attacked against Iranian oil tanker」

  ・2020/01/08付:「イラク議会が米軍撤退要求決議採択 “自惚れるな!さっさと出て行け!”/"Don't be conceited! Get out quickly!" from Iraq to disliked US」
  ・2020/01/09付:「軽挙妄動:トランプはグローバリストの罠に陥り殺人の過ちを犯す/Rash Trump fell into trap by globalist, and made mistakes of murder」
  ・2020/01/09付:『イラン・イラク司令官暗殺:米国の良識者「私達は殺されるに値」「我の道徳崩壊」/US good ex."US morality collapse" "We are worth being killed"』
  ・2020/01/22付:「僕は無罪のソレイマニ少将を暗殺したトランプを支持する事が出来なくなった/I can't support Trump who assassinated innocent Gen. Soleimani」

 <2020/01/23 15:00 ー追加(5本)>
  ・2019/09/05付:『現「偽」イスラエルの崩壊は進むー「暫定」ネタニヤフ組閣出来ず再選挙/Re-election, Interim Netanyahu:Fake Israeli collapse is developing』
  ・2019/09/05付:『「悪魔カルト」のボルトン撃たれる?/“Stanic Cult & Jew’s Puppet Bolton”』
  ・2019/09/05付:『「悪魔カルト」ボルトン主導「Bチーム」の“貪欲”にも関わらず、米イラン両首脳は「戦争は起こらない」/"War doesn't happen" against Satanic Cult "B team"』
  ・2019/09/06付:『トランプ大統領「私達はペルシャ湾に居る必要は無い」、ザリーフ外相「トランプは100%正しい」/"We don’t need to be in Persian Gulf", "100% right"』
  ・2019/09/06付:「偽イスラエルのディモナ核施設と米ケネディ暗殺、400超核、オウム真理教/Fake Israel Dimona Nuclear WF & Kennedy, Over 400 Nuke, WMD, AUM」

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・新改訳新約聖書(1965年版)(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

 参考文献
  ・2019/06/25付・RT QUESTION MORE:「Only 19% of Americans want military strike on Iran」
  ・2019/06/25付・THE HILL:「Poll: 24 percent of voters want military action against Iran」
  ・2019/08/20付・GALLUP:「Do Americans Want War With Iran?」
  ・GALLUP:「Iran」
  ・2020/01/17付・THE HILL:「Poll: Majority of independents disapprove of Trump's approach on Iran」



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