狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

過剰医療(3):「薬をやめて、元気になろう!」「チュージング・ワイズリー」、医療界のタブー、世間・常識と異なる「事実」

2018-02-28 05:13:03 | 健康・医療・暮らし 2018~

 以下は、下記の「引用文献」を元にして編集した、文章構成のものとする。悪しからず (^_^;)。(尚、本ブログ記事により、当方は、収入を一切受け取っておりません。)

 「本当に必要な医療を提供しようと言う、アメリカ発の運動『チュージング・ワイズリー』(賢い選択)。過剰な投薬・治療・検査・『念のため』を検証する。」
 抗生物質は細菌に対してのみであるが、「殆どの呼吸器疾患はウイルスであり、風邪に抗生物質は無意味である。また、抗生物質による体内殺菌により、善玉菌と悪玉菌のバランス崩す。更に、抗生物質による副作用が有り、耐性菌の出現にも繋がる。」

妊婦禁忌薬の内、免疫抑制剤3種の投与が容認される方針となったが、それらの添付文書には動物実験に基づき胎児の形態異常の恐れが指摘されている。

 「製薬大手ノバルティスファーマの降圧剤『バルサルタン』(商品名ディオバン)を巡る、研究論文データ改ざん事件などを受けて、医療用医薬品の広告を監視する制度が導入された。製薬会社の営業社員らによる、説明の内容や資料を確認した。その結果、抗がん剤や抗ウイルス薬、高血圧治療薬などの39製品について、違反が疑われる項目が64件あることが確認された。内容は、『事実誤認の恐れのある表現』が29件で最も多く、『誇大な表現』が13件など。『承認範囲を超える表現』も9件あり、この中には、医療機関で実施した新薬の説明会で、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が承認していない効能を訴えていたケースもあった。」

 「抗インフルエンザ薬『タミフル』を服用した患者に異常行動が続出し、インフルエンザ・ワクチンや子宮頸がんワクチンなどの『薬害』が起こっている。医療費の高騰は、国の財政と庶民のお財布を圧迫する。薬に頼らずにストレスに強くなり、薬を飲まずに健康になれるなら、医療費削減と共に一石二鳥となる。」
 浜六郎氏(内科医)著作の「『薬のやめ方』事典~病気の起こり方、治し方」より、
  「薬をやめて、元気になろう!」
  「睡眠剤に頼らない眠りと休養」
  「コレステロールは気にしない」
  「健康診断が病気を作る」
  「脳はブドウ糖だけをエネルギーにしているわけではなく、脂質が分解してできるケトン体もエネルギー源とすることができるので、糖質は必須成分ではない。一方、動物性タンパク質を排除しようとする人がいるが、植物性タンパク質と動物性タンパク質は一緒に食べることで完全な栄養になる。冷ややっこにかつお節をかけたり、納豆に卵をかけて食べるのは、単においしさだけを求めてのことではない」
  「睡眠薬とプラセボ(擬薬)を使って、その後、鬱病になる確率を比較検討したところ、睡眠薬を使って眠りを確保した人のほうが、擬薬を使っていた人の2倍も鬱病になりやすかった」
  「本来、『不安』を持った人の体内では、アドレナリンやステロイド、GABAなどの物質が分泌され、『正常化』に向けて整えようとする。一方、睡眠薬に頼っている人の体内では、薬に含まれる成分がGABAなどと似た働きを示すため、見かけ上はGABAが十分ある状態となり、生体が本来持つべき『正常化機能』が低下してしまう」

 「浜六郎式『“薬いらず”の大原則』
   ・栄養は最良の薬
   ・適度な運動
   ・十分な睡眠と休養
   ・睡眠剤、安定剤は使わない
   ・仕事や趣味の間に休息
   ・コレステロールや高血圧を気にしない
   ・かぜやインフルエンザに薬は不要
   ・糖尿病には糖質制限食で
   ・認知症は服用中の薬の総点検を
   ・新薬は大抵“疑問”
   ・健診や検診はうけなくていい
   ・『副作用?』と思ったらすぐに中止か減量を」

 


「『薬のやめ方』事典~病気の起こり方、治し方」 「『薬のやめ方』事典~病気の起こり方、治し方」
(著者:浜六郎氏、出版社:三五館、出版日:2017/3/19)


 引用文献
  ・2017/05/28付・BLOGOS(文春オンライン):「飲んでもムダな薬リスト #1 米国発『賢い選択』運動で分かった『過剰な医療』の全貌 - 鳥集 徹」
  ・2017/06/19付・神戸新聞朝刊:「妊婦禁忌薬 投与容認へ 厚生省 安全性確認の3種先行」
  ・2017/06/30付・毎日新聞:「医療用医薬品 39製品で不適切広告疑い」
  ・2017/09/08付・zakzak(夕刊フジ):「【ベストセラー健康法】薬にすがらず元気になる! 危険を訴え対処法『どうしたら?』までも丁寧に説明」
 
 関連文献
  ・2017/07/13付・神戸新聞朝刊:「からだ 医療に『賢明な選択』を その薬の量 本当に適量ですか 患者と対話、過剰見直す動き」

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 過剰医療(2):自然療法、生... | トップ | 過剰医療(4):医療介入で死... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

健康・医療・暮らし 2018~」カテゴリの最新記事