狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

カジノは離俗した日本文化・芸術を破壊する・・・私は塵界の俗事の未体験を恥ずかしいとは全く思わない

2017-03-29 16:41:44 | 社会・経済
 私は、バクチの仕方が解らない。パチンコの仕方が解らない。スロットの仕方も解らない。競馬の仕方も解らない。競艇の仕方も解らない。宝くじの買い方も解らない。ロト6やサッカーくじの仕方も買い方も解らない。博打はてんで解らないのである。(正直に言うと、20年弱程前に指折り数える程度だけパチンコをした経験は有る。)
 しかし私は、バクチの仕方が解らないからといって恥ずかしいとは全く思わない。バクチをした事が無いからと恥ずかしいとは全く思わないのである。
 世俗に存在する多くの物事を未経験だからといって、私は恥ずかしいとは全く思わないのである。する必要の無い事、レベルの低い事、欲望の関わる事等、それら死ぬまでする必要は無いのである。私にとってそれらが未経験である事を全く恥ずかしいとは思わないどころか、全く無用のものと捉えているぐらいである。
 かつて、日本の先人の文人や画家、芸術家の中には、離俗して世間一般には混じらず、孤高を貫き、心を俗塵に汚されずに、世俗に影響を受ける事無く、欲望とは離れて質素・簡素に清貧の生活をしながら、自分独自の考え、感覚、スタイルを、自然に表現した人々が存在した
 カジノはバクチでありレジャーでもある。カジノは世俗・塵界を代表するものの一つである。カジノが今後日本に広まる事により、日本の所得が海外、ユダヤに流れていく事は勿論の事、離俗した存在である日本文化や日本芸術が壊れていく恐れも有るのである。

 本ブログ過去の関連記事
  ・2015/08/13付:「何も世間の人達と同じ事をする必要性は全く無い。もっと高いレベルの現実を見るべきである。」
  ・2016/04/17付:「低く暮らし、高く思う」
  ・2016/05/08付:「閑寂の中に独立し、心に礎を据え成熟する・・・『孤独の価値』を読む」
  ・2016/05/08付:「戦後米国的民主主義、経済至上主義により失われた日本の美と、阿波・祖谷・・・『美しき日本の残像』を読む」
  ・2016/12/12付:「カジノ法案、経済(お金)至上主義は精神を退廃・堕落させる・・・日本独自の歴史・伝統・文化・自然景観を売りとする観光が国の品位・誇り・自尊心を保つ」

 参考・関連文献




清貧の思想
清貧の思想
    人生にはやらなくていいことがある
人生にはやらなくていいことがある



最新の画像もっと見る

コメントを投稿