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2015年06月04日 「秘密の約束」は21世紀の残酷な詐欺(再掲) 雪風さんよりⅡ

2018-01-03 12:47:34 | 希望の未来を開くため

金容成のブログ 2015年6月4日の記事 「秘密の約束」は21世紀の残酷な詐欺 

以前にも掲載された記事ですが、雪風さんが再度再整理して送ってくれましたので掲載させていただきます。

(量が多いため 二回に分けて掲載させていただきます)後編 Ⅱです


<Ⅰからの続き>

4.お父様の凄絶な嘆き

 参考までに胸が痛む事情ではあるが、秘密の約束をされ、それを条件として「み言宣布天宙大会」をしなければならなかったお父様の悲惨な境遇が、一年後である2011年新暦115日になって統一世界に記載された。お父様はご存知だったはずである、その秘密の約束は虚言であることを。

何故1年が過ぎた201110月にお父様はその理由を再び言及されたのだろうか。お母様から秘密の約束を受けられたお父様は、本当にやるせない立場だっただろうと思われる。その理由は、そのような事情を秘密文書で受け取りしなければならない間柄ではないからである。あまりにも呆れてしまったのはお父様の方だったのではないだろうか。 お父様は「目を開いているお父様の目がかわいそうで、息をしているお父様の鼻がかわいそうで、語るお父様の耳、お父様の頭と手足が何の為に動いて、お父様が何の為に生きているのか」と語られながら、お父様の身体を凄絶に嘆かれる事情を統一世界に残された。お父様の証言を以下に紹介する。

 

蕩減の贈り物を全て成したと、贈り物に神様が定着することができる天地人真の父母定着なのに、定着で終わるのではなく、み言宣布もなく、その下に天宙大会の終結がないのです。 515日を越えて、12日間、527日です。2010年です。

 そこに、このみ言がはっきりと記録されています、それを知っている人を先生が今まで発見できませんでした。<中略どれほど深刻ですか。目を開けている私の目がかわいそうで、息をしている私の鼻がかわいそうで、語る私の耳と私の頭と手足は何の為に動いて、何の為に生きていますか。

 資料:統一世界11-20115ページ、天暦1010(新暦115)

このようにお父様はお母様と教権勢力から、完全に見捨てられた。お母様と教権勢力に本当にたくさん騙され、お父様は彼らを叱責された。心配もされた。なだめられもした。そして頼まれもした。訴えられもした。しかし 2012年になって教権勢力は、昼夜を問わず堂々と見ろ、とでもいうように逆心を隠さず推進した。聖婚式は、お父様が2013113日の日付を確定的に受けられた日である。ところが教権勢力はお父様の指示を拒否し、自分たちで2012年の聖誕日に聖婚式を推進した。当日、真の父母様の聖婚式を理由に世界の指導者たちを清平に呼んで聖婚式をしようとしたが、お父様の怒りを買い、聖婚式は未遂に終わった事を教権勢力は否定しないだろう。また清心ワールド開館式の時、お父様が万人の人が見ている場でお母様に聖塩を蒔かれた件も祝福家庭たちにとっては尋常ではない事件である。当惑した場面であったが、お父様の立場では、それだけの事情があったと考えざるを得ない。

 

5.お父様の最側近である日本指導者の証言

 

日本統一教会の元名誉会長であり、世界平和統一家庭連合の元日本会長であり、米国ダンベリー刑務所でお父様と共にされた神山威氏は、2012119日にお父様が、お母様が違う道を歩んでいるとし、お母様をルーシェルよりももっと恐ろしい存在だと語られたと証言した。また、この場にはユン・ジョンノ、黃善祚、金孝律、石ジュンホ氏ら教権勢力の実力者たちも共にいたと証言した。神山威氏の証言を紹介する。

 

2012年1月19日、お父様が天正宮での訓読会において「お母様は、お父様とは違う別の道を行っている。お父様の話を聞かず、お母様が『私の言うことを聞きなさい!』と言うことは、ルーシェルよりももっと恐ろしい存在だ。そんなお母様に従う者は小鬼だ。こいつら」と語られ、お母様をお父様の前に立たせ、その後ろに石ジュンホ、ユン・ジョンノ、黄善祚、金孝律の4人を立て、絶対服従を誓う儀式をされたと言われています。

お父様の晩年、天正宮の訓読会では、録音することも禁じられていましたので、これは参加した人の記憶に基づいたものですが、麗水でのお父様を見てきた私は、これが真実であると確信しています。あなた方は、お父様が麗水や天正宮でこのように言われたことや儀式をされたことも否定するのでしょうか。一番良いのは、教会本部が、この日の訓読会の記録を公開することです。また、麗水での記録も、すべて本部が持っていますので、これも公開し、お父様の真実を明らかにすべきだと思います。

 


2015年06月04日 「秘密の約束」は21世紀の残酷な詐欺(再掲) 雪風さんよりⅠ

2018-01-03 12:43:44 | 希望の未来を開くため

金容成のブログ 2015年6月4日の記事 「秘密の約束」は21世紀の残酷な詐欺 

以前にも掲載された記事ですが、雪風さんが再度再整理して送ってくれましたので掲載させていただきます。

(量が多いため 二回に分けて掲載させていただきます)


20150604

「秘密の約束」は21世紀の残酷な詐欺

 

 2004年、お父様の「母子協助時代を整理しなさい」というみ言は、2000年以降、権勢力がお母様を立てて父子協助時代を破棄し、母子協助時代を再現させようという逆心を、お父様は確認されたのではないだろうか。お母様が、顯進様が長子の役割をすることができるように、お父様の指示に絶対服従されたという記録は全くない。協助したという記録さえもない。しかし顯進様ではなく、お母様が摂理の中心に立とうとされた兆候は、2006年の世界摂理の中に現れている。お父様は、お母様や教権勢力が、つまずくことなく共に歩むことを願いつつ、血の乾くような戦いをされ、ついに耐え切れず聖和された。

 

お父様は、教権勢力や真の家庭を心配され叱責されたが、誰も非難されはしなかった。統一家に多くの曲折はあったが、悔い改めることを最後まで願われたものの、教権勢力は最後までお父様には従わなかった。しかしお父様は、お母様をはじめとする教権勢力を最後まで捨てることができず、絶対信頼の基準を持って対された。お父様には、そのような道を行かなければならない天の事情があったのだ。誰にも訴えることすらできなかったお父様だけの天的な責任感とそれによる痛みに耐えながら聖和されるその日まで、お母様と教権勢力を待っておられた。

 

1.教権勢力は、お母様がお父様と違う道を歩んでいるということを正確に知っていた。

お母様に対する心配のみ言は、お父様とお母様が二人きりでいた時に語られたのではない。全て教権勢力の目の前で語られたのである。たった二人だけの密約をしたとしても、お父様はその内容までも公開され、秘密のみ言の内容を記録され、永遠に残すようにと語られた。

お父様は教権勢力のいる場所で、お母様は「違う道を歩んでおられる」と明らかに言及され、また「神様の夫人となる資格がない」とまで語られた。90歳である今も「お母様を再び作っている」と極度な心配をされた。お父様のお母様に対する心配は、統一家の摂理現場から顯進様を追放した年である2009年から集中している。

 資料:み言選集6071112ページ、2009124日天和宮

み言選集614巻 - 28ページ「カインとアベルの戦略」2009.7.12天正苑、

資料:み言選集6149596ページ「宇宙存続の為の核」2009.7.13

 

 2.「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」を心配されたお父様の事情

 父子協助時代が天意に合った時代となる為には、お母様の絶対服従の道理は必須であった。お母様が絶対服従されなければ、長子である顯進様が歩まれる道は当然の道理ではなく、逆理の道として血肉がさかのぼる曲折が生じるしかなかった。これを知っておられたお父様は1999年に、お母様に「自分を中心として巣を作ってはいけない」と警告されたのである。お母様は教権勢力の庇護を受けながら母全権時代を開拓するのではなく、顯進様が長子の役割ができるように精誠をささげるのが、お母様のいるべき位置だった。お母様がその場にいらっしゃらない場合は、決してお母様と一つになれない。それが天理原則であり、不変の法則だからである。お父様はその位置を心から願われた。 2009年、お母様への絶望を感じられながらも、基元節までにお母様が本然の位置を掴まなければならないと心配されたのを見ると、お母様に対する絶対信頼の基準を失われなかったようです。この時が20096月だった。

 

 [先生の家庭がどれほど複雑な家庭ですか。居場所のない家庭です。その傷をすべて覆って、天宙安息圏の絶対性の愛であるお父様の精子が定着することのできる祖先の場所に定礎石を置かなければならないのに、定礎石を置くことができませんでした。<中略> 2013113日が過ぎるまで、お母様自身が位置を掴むことができなければ大変なことになります。]

 資料:み言選集613149ページ「真の父母様の歩まれる道と歴史を生かす組織」2009.6.5 天正宮

 

お父様は、基元節前に生涯最後の使命を実行しなければならない立場から悩みが大きかった。お母様がお父様と共にいたならば心配する理由はなかっただろうが、状況がそうでなかったからである。お父様の心配は2013113日の基元節ゆえだった。 神様の人類救済の聖業の終局を迎え、すべての摂理を終結し、人類が一度も経験したことのない人類神文明圏を出発しなければならない為であった。お父様はこの心配を2000年から2012年までされた。

 

 基元節の核心はお父様とお母様の「聖婚式」である。 この「聖婚式」の前提条件は、お父様とお母様が縦的軸において完全に一つとなることである。一つになれなければ、聖婚式自体が成立されず、聖婚式のない基元節はそれ自体が無意味である。名実共に天地人真の父母様位を確定することができない。

基元節は、真の家庭全体が「原理的総観」において1つとなり、祝福家庭は真の家庭と共に天意に適した責任分担を完遂して、天の前に摂理の実績を奉献しなければならない日であった。これが、お父様の90年生涯の夢であり目的であった。

お父様はこれゆえに父子協助時代を宣言された、そしてお母様の位置はどこなのかを悟らせようと聖和されるまで「摂理現場にはお父様と息子がいればお母様がいらっしゃらなくてもいい時代」であるとされた。

基元節の核心家庭は真の家庭である。基元節での真の家庭は人類歴史以来、初めて天が保護し、神様が運行される家庭でなければならない。お父様は神様に侍る絶対条件として「原理的総観」というみ言をくださった。ごく簡潔でシンプルなみ言であるが、この「原理的総観」の中に真の家庭のアイデンティティがひっそりと込められている。

 

原理的総観

 お父様の命令をお母様が絶対服従し、お母様の命令を長子が絶対服従し、長子の命令を弟が絶対服従しなければならないのです。このようになるのです。そのような家庭でなければ神様に侍ることのできる家庭となることができないというものが原理的総観です。総観です。

 み言資料:天聖経1398巻 み言選集283-56ページ 1997.4.8

 

結局真の家庭において、お母様が責任を遂行できないことによって、真の家庭全体が困難に直面したのである。お父様はこれを心配され、様々な方法を用い教育された。しかしお母様を立てた教権勢力は、お父様の老後以降の時代を計算し、自分の位置を離れてしまった。お父様が200965日、お母様を心配されながら、2013113日までにお母様の位置を確保しろというみ言を見ると、基元節までにお母様が本来の位置で、長子である顯進様を受け入れることを望まれたようだ。お母様に対するお父様の願いがどれほどのものだったか推察できる部分である。

しかしお父様は2010年に入ると、お母様の変わらない態度を見て極度の不安を感じられた。基元節までに、完全に一つになった基盤の上に「天地人真の父母定着」を天の前に奉献し、世の中に宣布しなければならない最後の使命が残っていたからであった。お父様の生涯において最後の講演であり宣布である「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」がそれであった。この大会を開くことのできる絶対条件は、お父様とお母様が神様のみ旨と摂理と心情の前に完全に一体となることであった。天地人真の父母という言葉は、お父様とお母様が一つになれなくては成立することができない。この基盤の上に、基元節に摂理が要求する「聖婚式」があるからである。

 

 2009713日「お母様がいらっしゃらないのでお父様が真の父母になることができない」というみ言は、お母様がお父様と一つになっていなかったという決定的なみ言である。さらにお父様が90歳になっても、新たにお母様を作ってみせるというみ言は、お母様に対する困惑した心情をそのまま露出させているみ言である。基元節を前に、お父様はこの問題が最も大きな心配であった。お父様とお母様が完全一体となられ、摂理が要求する天地人真の父母定着を宣布し、真の家庭全体が原理的総観の立場から1つになってこそ、天が認める基元節を成すことができるからであった。

この基盤の上に第3次聖婚式を成すことによって、天地人真の父母位を確定されると同時に、神様も縦的な真の父母位を完結し、被造世界を実体的に主観されることにより、基元節が、人類神文明圈が出発する起点となるものであった。しかし問題は、お父様とお母様が実際に一つになれなかったというこの明確な事実ゆえに、お父様は苦しまれ、その心情は言葉で表現することができなかった。そのようなお父様の立場を統一家の食口は誰も理解できなかった。

 

3.父子協助時代における嘆かわしい秘密の約束

 「天地人真の父母定着」は、お父様とお母様が完全に一つになったという前提の下で宣布することができるものであった。お父様がお母様を新たに立てられる、とみ言選集614(9596ページ「宇宙存続の為の核」2009.7.13)を通してお父様が証言されておられるが、既に違う心を持っておられたお母様を再び立てることは容易なことだろうか?お父様もそのことを知っておられたと思われる。お父様はあまりにも不安でイライラされながら、お母様をひたすら待つことができない立場で、2010515日、しかたなくお母様と秘密文書を作成されたのではないだろうか。

2010515日午前325分にお母様とお父様が二人きりで結ばれた秘密の約束がそれである。秘密の約束とは「お母様はお父様と一体となって、必ず最終一体を成して行く」というお母様との確約をいう。これをお父様は秘密文書として表現された。そしてこれを条件に「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」を2010527日に開始された。したがって、もしもお母様がお父様と秘密の約束をされなかったなら、お父様はこの大会をすることができなかった。お父様はお母様に遅くとも秘密の約束の特別な宣言内容を2013113日までに、この約束を完了することを天命された。秘密の約束に関連したお父様の証言を紹介する。この証言はみ言選集にはないみ言である。唯一、統一世界にだけ記録されている。

 

天暦2010515(新暦626)、その日が重要です。早朝325分、これがお母様とお父様が最後に宣言された秘密文書です。それは夜昼の神様も知らないものです。 2010年天暦515日の早朝325分とは何でしょう?この時の出来事を中心として、ここ韓国と今後の方針を密かにお母様と約束した、お母様は間違いなくお父様と一体となると約束した時間です。その前には、お母様が父母と一つになっていくという話をしませんでした。神様と地と世界に公布できませんでした。

 資料:統一世界6-2010,10方、201071日訓読会み言

 

「天国を開く門、真の家庭」「平和の主人、血統の主人」が何ですか。家庭ではないですか。誰の家庭ですか。父母の家庭!お母様と私が完全に一つになったという最終一体圏の上で、服従するという宣言のもとで事が全て始まるのです。

資料:統一世界9-2010.10ページ、天地人真の父母定着実体み言宣布の意味。



 お父様は「み言宣布天宙大会」をお母様がお父様と一つになるという秘密文書を受け取った後、天暦2010527日から開始され、2012115日までの3年路程を通して、基元節の摂理完結の為に全力投球された。韓国でも主要都市を回られながら「み言宣布天宙大会」を実施し、2012115日を期して「み言宣布天宙大会」を終了された。お父様はこの後、自身の悲しい心情を吐露された。このみ言を見ると、既に運命を予見されたような感じのするみ言であった。八大教材教本は人類に残す遺言であるというみ言も「み言宣布天宙大会」を実施される際に語られたみ言であった。

[今日から先生の権限は何ですか?天地人真の父母定着実体み言宣布大会です<中略先生が生涯をかけて対立し、ありとあらゆる冷遇をされても耐えましたが、2013年まで耐える力がありません。文総裁が下に下がっていく道がありません。いくら行っても戻って来て、逆に行く道がないので、私は、私の行く道を去るわけにはいかない宣言式をして、去らなければならないのです。]

資料:統一世界通巻4728ページ。2010年天暦9

お父様は2010527日から2012115日までの3年路程において「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」を渾身の力をこめて伝えられ、同年201293日、聖和された。

<Ⅱに続く>

 

 


グローバル・ピース財団ムン・ヒョンジン理事長 「トランプ、朝鮮半島を最優先視...今が統一の適期」([韓国経済]2017.12.28掲載記事)

2018-01-01 08:57:19 | 希望の未来を開くため

「韓国経済」 2017・12・28


グローバル・ピース財団ムン・ヒョンジン理事長

「トランプ、朝鮮半島を最優先視...今が統一の適期」

 

アメリカ・ワンコリア国際フォーラムでインタビュー

UCIグループ会長...平和運動の先駆け

 

「アメリカ・ドナルド・トランプ大統領が外交政策の最上部に朝鮮半島を置いている今が統一のチャンスです」

 

 

 グローバル・ピース財団(GPF)ムン・ヒョンジン理事長(48•写真)は「朝鮮半島の危機解決策の模索」をテーマに、先週、ワシントンDCで開かれたワンコリア国際フォーラムに出席した後、韓国経済新聞とのインタビューで「北朝鮮の核危機が高まり、政策の優先順位が朝鮮半島に移った今、統一を早めるチャンスにしなければならない」と強調した。

 

2008年に設立されたGPFは、世界平和を早めるための人的ネットワークの構築活動と、中南米、アフリカなど、23の低開発国で平和運動を展開している非営利の民間団体である。統一教会の創始者である文鮮明総裁の三男であるムン理事長は、2012年に統一教会と決別し、統一運動家の道を歩んでいる。

ムン理事長は、統一が世界が共感する問題となるように、韓国がもっと積極的に役割をしなければならないと述べた。「文在寅大統領が強いリーダーシップで国際社会の支持を得、韓国主導の統一を成さなければならない」という説明である。

 そういった面から、韓国政府の最近の歩みとリーダーシップに物足りなさを示した。彼は「韓国がアメリカと強力なパートナーとしての指導力を見せなければならない瞬間に、実質的には『コリアパッシング』が起きている」と指摘した。また「アメリカ人は、統一に率先しなければならない韓国人が北朝鮮の人権に無関心であることが理解できない」とし「なぜ、トランプ大統領が先頭に立って北朝鮮の人権を語らなければならないのか」と反問した。

父が大きな役割を果たした金大中政府の太陽政策にも批判的な視点を示した。ムン理事長は「2000年から太陽政策を繰り広げながら、数多くの団体が北朝鮮を支援したが、北朝鮮の核開発を助ける事となってしまった」とし「対話のための対話は意味がない」と強調した。「当時、太陽政策の目標が統一であったのかどうかは分からない」というのが彼の診断である。

 

ムン理事長は、アメリカに本社を置くUCIグループの会長を務める企業家でもある。UCIグループは、アメリカの水産物販売業のトゥルーワールド水産、ワシントン・タイムズ航空(WTA)、一成建設、韓国JWマリオットホテルなどを所有している。世界的通信社であるUPIUCI所属だ。パラグアイでは60万㏊の土地を開発中である。

統一はムン理事長の家業であり、念願事業である。アメリカのコロンビア大歴史学科出身の彼は、ハーバード大学経営学修士(MBA)と統一神学校(UTS)宗教学の修士課程を終えて、10年間、文総裁から後継者としての授業も受けた。

 

ワシントン=パク・ジヌ記者jwp@hankyung.com