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Day of Hope「希望の日」の到来は間近!

・・み言から読み解く”真実” 18 2008年9月~11月 国進様の暴挙 お母様に対するお父様の叫び

2018-04-16 10:23:29 | 金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”

金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実” (雪風)

18 2008年9月~11月 国進様の暴挙 お母様に対するお父様の叫び

 

9月 国進様の暴挙

4日、國進様はアメリカの指導者たちを集め、総会長はお父様が任命した顯進様ではなく、世界会長である亨進様が任命した仁進様であると強弁した。國進様のこの暴挙は、教権勢力がお父様の権威と位相を軽んじたことを証明するものである。

顯進様はこれ以上見過ごすことができず、暴挙の10日後お父様を訪ねたが、理事会委員は顯進様が交代させたと誤解され、その場で顯進様を叱責された。これは教権勢力がお父様に真実を語らず、顯進様がお父様に反逆したという偽りの報告をしなければあり得ないことではないのか。

アメリカは総会長が二人になった。指導者たちは、お父様が任命した顯進様に従うべきか、世界会長が任命した仁進様に従うべきか、という状況に陥ってしまった。この時ほとんどの指導者たちは、人事権を掌握した教権勢力によって、韓国教会長たちのように良心を捨てて、反乱に沈黙し強権勢力に同調するという姿を見せた。

 

この時お父様は、國進様と亨進様といった兄弟から謀略を受け、そして教権勢力から陰湿な攻撃を受け、血の涙を流すしかなかった顯進様の事情を全く知らずにいた。お母様は、亨進様と國進様そして仁進様の非人間的な蛮行を知りながらもサポートし、亨進様を世界会長として任命され、父子協助時代を破壊することを進めた。教権勢力は、亨進様が総会長職を剥奪したことは間違っていないという立場であった。お父様による亨進様の祝祷文の内容を踏まえ、世界会長として当然の権限を行使したという主張であった。

 

この暴挙の3日後お父様は、金孝南訓母と金孝律氏に、お母様の危険な状況を告知された。お父様は、真の家庭に対し重大な責任を負うべき立場であったので、彼らにお母様の歩みについて懸念を示されたのではないかと思われる。お父様がお母様を懸念される時、金孝南訓母と金孝律氏も共に言及された。

 

反摂理的な歩みを知ったお父様は、お母様を公的な場で懸念された。それから二日後にも、お母様に対する警告のみ言を語られた。

統一教会が内外共にひとつになれていません。オモニひとりをどうにかして、残念には思いません。それではいけません。オモニ自身が、今、何、先生に対して少女の時から何も知らないものを捕まえて、利用して、食べたと考えているのです。そのような考えをまだ持っています。言えば、目がこのように高く吊り上ります。自分の目が上がろうとしています。

 

お父様は9月9日、平素お母様から堪えがたい侮辱を受けていることを告白されながら、自身の境遇と心情を吐露された。み言の内容は、お母様が幼い頃、お父様がお母様を連れてきて利用し、食べたと思って生きて来られたというのである。この時が聖婚されてから50年目の時であった。このみ言が実際の状況であればお母様は、お父様を詐欺師程度にしか見ておらず、胸の内を二重三重に隠して50年の間、暮らしてこられたということになる。

 

懸念のみ言は、お母様の基本姿勢に関する言及であり、食口として到底受け入れることのできないものであった。1960年に聖婚されてから50年の間、お父様に対しどのような心情で接して来られたのかを明らかにされたのである。お父様は2006年から、お母様の反摂理的な歩みをみ言を通して明らかにしたが、お父様を冷遇し無視したという具体的な証言は衝撃的である。お母様のアイデンティティに対する基本的な疑問を提起したからである。

 

このような証言は、み言の権威がお母様には届かなかったということであり、お父様を信頼することが全くない状態で生きて来られたということと同じである。このみ言が実際の状況であれば、2013年1月7日にお母様が証言されたように「お父様に教育を受けたことがない」という言葉は正しいと見なければならない。お母様に千の言葉、万の言葉を語られたとしても、それを認めなければ、どうして血となり肉となるだろうか。お父様がみ言を語られる時、お母様が目を吊り上げられるというみ言は、聞くほどに心痛く当惑する。

 

11月 お母様に対するお父様の叫び

先生は今でも背を丸くして寝ています。オモニが知っています。いつも「こっちを向きなさい」という小言を聞きながら、オモニの傍にくっついて過ごす悲しい事情を誰も知りません。それを一つの法のように、一つの道理のように考えては亡びてしまいます。逝く前に蕩減期間が必要であれば残して、その期間における遺書を書いて、私はいなくならなければならない立場に立ったのです。それがどういう意味か分かりますか?

資料:み言選集 602巻17ページ 2008.11.11 <大転換期の躍動的な活動>

 

それから2ヶ月後にもお父様は、お母様に対しての悲しみを語られた。公式動画やカレンダーの写真で見る、お父様とお母様の慕わしい中睦まじい姿は、教権勢力が食口を欺瞞する為に演出された作品であったというのだろうか。

 

自宅で休まれる時でも、お母様の顔色を見なければならないほどであるならば、もうこれ以上何も言えない。本当にあきれた事は、お父様がそのような待遇を受けられたことを「一つの法のように、一つの道理のようになれば全て滅びる」と語れたことである。お父様のこの訴えは、お母様と教権勢力が数十年間、お父様を無視してきたという告白であった。このみ言が実際の状況であれば、お母様を中心とした教権勢力は、お父様をメシア、人類の真の父母として侍った人は一人もなかった、ということであり、今まで彼らが、絶対服従の道理を語ってきたことは、食口を欺瞞する為の偽善的な演出であったということを否定することはできない。

 

下記のみ言では、食口全員を処分して、純潔な人々を再び集め、新たに摂理を経綸しなければなければならないと語られた。「全員、とって処分した」かったのは、長子である顯進様を統一家の摂理現場から排除しようとしたお母様、亨進様、國進様、そして教権勢力を示していると見なければならない。この叫びを根拠とすれば、教権勢力から一方的にお父様が騙されていたということではない。ならばお父様はなぜ、知らないふりをされたのだろうか。私達はそれを明らかにしなければならない。それが統一家の混乱の核心である。これが分からなければ、統一家の混乱は日常茶飯事に起こり得るだろう。

 

皆さんの名前をそのまま持って、統一教会の名簿を持って、私は天国に行けません。全て処分して、山の頂上から新しい統一教会です。岩の上に、本物の純潔な人々を中心とした家族の形で、新たに道の道を開拓しなければなりません。ですから天国に行けず、地上でその仕事をしなければなりません。そんなことは知らないでしょう?大変、深刻だというのです。

資料:み言選集 602巻18ページ 2008.11.11<大転換期の躍動的な活動>

 

このような惨状をなぜ一般の食口は知らなかったのだろうか。それは、逸脱した真の家庭の一部と30人余りの教権勢力が、密かに進めた反乱であったからである。このような状況を見ても、お父様がお母様と教権勢力に一方的に騙されたと言ったり、お母様の執拗な強権の前にどうしようもなかったと主張するならば、摂理をあまりにも分かっていない。世間一般の雜事に関しては、お父様も騙されるかもしれない。しかし摂理の原則の前では、お粗末な詐欺師たちに一方的に騙されるようなお父様ではない。

 

 

 

 

 

 


・・み言から読み解く”真実”  17 2008年7月~8月 ヘリコプター墜落事故 顕進様による講演

2018-04-15 21:05:14 | 金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”

 金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”  (雪風さん)

17 20087月~8月 ヘリコプター墜落事故 顕進様による講演

 

7

ヘリコプター墜落事故

特別儀式から3ヶ月後の719日、真の父母様が搭乗されたヘリコプターが墜落した。奇跡的に生還されたお父様は、清心病院に三人の子女様を呼ばれ、一つになるようにと語られたが、お母様を立てた亨進様と國進様、そして教権勢力は、清心病院で横になっておられる状況を利用し反乱に着手した。最初の反乱は729日、お父様が任命したアメリカ総会長職を、亨進様とお母様を前面に立てた教権勢力が剥奪したことだ。教権勢力はそれでも足らず、お父様の権限であるアメリカ理事会委員の任命権も仁進様に奪わせた。

 

8

入院していたお父様は顯進様を呼んだ。そして9日後の87日に、真の子女様全員と平和大使、統一教会指導者と牧会者たちに「ひとつになれ」という講演を実施するよう指示された。この指示は、お母様と教権勢力に大きなメッセージを投げかけるものであったが、それは、顯進様の摂理的権威と位相を明らかにするものだった。

 

この講演は、亨進様が最も優れているから世界会長となったのであれば、亨進様が行うべきだった。ところが亨進様は、顯進様の教育を受ける受講生の位置にあった。これは何を意味するのか。これは「統一家の中で最も素晴らしいので…」というみ言の中には、顯進様は含まれていなかったと見なければならない。したがってこの講演は、亨進様が統一家の行政を総括する位置にいたとしても、その位置は「お父様の権限を実際に代身される顯進様の主管を受けなければならない」位置であったということを公的に見せてくださったのである。 この程度のことは、亨進様もご存知であったのではないかと私は考える。

 

顯進様が子女様と教権勢力らを教育される時、お父様から超宗教平和運動について述べるようには指示されなかった。ただ顯進様は、心の中に湧き出る言葉を語られただけである。これはお父様が、顯進様の心を見通されて、何を話したいのかを正確に察しておられたということであり、顯進様の意中を100%支持されたということを意味する。つまりお父様は「神様との縦的な父子協助関係の中で、神様と共に摂理を経綸してこられた」という側面と「長子である顯進様とは横的な父子協助関係の中で顯進様と共に摂理を経綸された」ということを意味する。

87日以降、1110日と121日に、お父様は顯進様の超宗教平和運動について言及された。したがって87日の講演は、お父様が具体的に指示しなくても「心の中から湧き出る」顯進様の思いが、お父様の考えと100%一致したということである。

 

HJN's speech

病室でお父様は私の手を握って涙を浮かべられました。私は何も言えませんでした。父母様の路程を通して、いよいよ天の主権を立てることができる、そのような可能性が手に取れるような驚くべき勝利を収めたということを、お父様の前に報告したくても、その場で何も言えませんでした。

なぜなら、最も重要なことは私達の父母様が健康でなければならないからです。北朝鮮の地で神様とお父様が交わされた約束を、必ず成してさしあげなければならないと約束しました。お父様は私に、今日は統一家が一つとなり、新たに出発しなければならない一年とならなければならない、そのような偉大な一日だと語られました。

 

私はお父様に、何を語りますか?と尋ねました。お父様は「お前は何を語るべきか知っているではないか」「その通りに語りなさい」と語られました。ですから私は、心の中から湧き出るみ言を伝えようと思います。神様の下、一家庭を成そうという私の父の夢を説明いたします。神様とお父様の夢は、全人類が神様の下で一家族になることでした。神様とお父様のこの夢は、世界超宗教平和活動を通して、全世界の全ての指導者と世界の市民の心を感動させ、一つになるようにする、そのようなメッセージです。

 

87[神様のみ旨から見た環太平洋時代の史観講演]のみ言を聞いた亨進様と教権勢力は、三兄弟が一つになって、統一協会の指導者と一つになりなさいというお父様の指示と顯進様のみ言を嘲笑するかのように、このみ言を聞いてから1週間後の814日、仁進様のアメリカ総会長就任式を強行した。

 

アメリカ理事会は、アメリカの資産を管理する議決機関であった。顯進様は活動に余念がなかったので、真の家庭と教権勢力によって行われた深刻な事態に気づかれなかったが、仁進様が総会長職を奪い、その後理事会委員を交代させられて初めて事態の深刻さに気づかれたものと思われる。顯進様はアメリカ大陸会長に、お父様が亨進様に指示されたのかどうかを確認するように頼んだ。

大陸会長は、総会長が誰なのかを尋ねたところ「総会長は顯進様であり、仁進様は祝司長である」と明確に語られた。 顯進様はこれを仁進様と亨進様に伝えたが彼らは、お父様のこの指示さえも無視してしまうという大胆さを見せた。

 

 

 


・・み言から読み解く”真実” 16 2008年1月~6月

2018-04-14 23:01:08 | 金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”

金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”  (雪風さんより)

16 2008年1月~6月

 

2008年~9年は内容が多いので、何回かに分けて掲載します。束草事件は複雑なので、このシリーズでは取り上げませんが後日、改めて束草事件を取り上げようと考えています。

 

2006年にお父様はUPFを創設し、すべての組織をUPFの下に組み込んだ。家庭連合もUPFの傘下に入れた。これがお父様の方向性だった。しかし、それとは違う方向性が2008年ぐらいから顕著になる。統一教会という宗教団体を頂点に置く考え方だ。この二つの違いが明白になったのは、亨進様の家庭連合就任からだった。この背後にはお母さまの動きがあったようだが、これによって、教会と顕進様の間にあつれきが起きるのは避けられなくなった。亨進様は家庭連合という名前を退けて統一教にした。統一教というのは、宗教を前面に押し出した名前である。

 

亨進様の家庭連合会長就任は、分裂が起きる前触れであるとは見えなかった。しかし顕進様はすでに、統一教という宗教を前面に出して亨進様を立てた教派主義と、文先生、顕進様が進めていたUPFを前面に立てた、世界的運動の二つに分裂してしまうことを感じていた。そしてその背後に、お母さまがいるのを知っていた。

 

2008年のクリスマスイブの集まりにおいて、兄である顕進様を中心として「右側が宗教、右翼であり、左側が左翼サタンの立場」と文先生は語られた。つまり宗教を代表する亨進様が、顕進様に指導されなければならない、ということだった。統一教会では「宗教が心の位置にあり、体の上に立つべき」である。つまり宗教組織の頂点に立つ人物が後継者になると考える傾向があったと思われる。しかし心と体のたとえで考えるのならば、心の上に神様がいる。

 

2009年の混乱の後に、亨進様や国進様は「私は真の父母に絶対服従する宗教の一員であり、平和運動などに関心はない」と語り、教会員にもそのように伝えた。彼らにとっては、UPFはただの渉外活動で、宗教の宣伝のための道具だった。だからUPFを統一教や家庭連合の下に置く組織に転換したがそれは、お父様の方向性とはかなりかけ離れたものだった。そのかけ離れた考え方の背後にいたのがお母さまだった。お母さまの考えは「真の父母の指示によって」という言葉によって実行された。「お父様の指示だ」という宣言文やビデオを作り、お母さまを叱った記録や、顕進様を中心と認めた記録を消し去れば良かったのだ。

 

基元節では「真の父母、真の家庭、神の主権」を定着させて、それを神様に捧げる必要があった。「真の父母」が定着できるためには、世界的次元のアベル・カインの基台の上に立たなければない。ですからお父様はUPFを「既存の国連に対するアベル」と言われた。

お父様は、平和をもたらすには人間だけではできず、神様を中心としなければならないと語られていた。そのためにお父様が立ち上げたのがUPFだった。それを成功させるために奔走していたのが顕進様だった。

お父様も顕進様も、UPFは宗教の宣伝のための道具ではなかった。顕進様が2008年の勢いのまま走ることができていたとすれば、現実的な基盤ができて、世界的な平和に向けた解決の道が示され、国連でさえその働きに注目していたことだろう。

 

3月

2008年の初めに真の子女様と教権勢力による陰謀があることを感知された顯進様は、お父様に書簡を送った。真の父母様への特別書信から抜粋  3/23

参照サイト<http://ameblo.jp/sawada213/entry-12034890821.html

 

「お父様、私は息子としてお父様の使命を助けること以外に、何も願うことはありません。<中略> 私と私がしている事について、多くの誤解を受けるようになりました。<中略>

根拠のないでっちあげに私の兄弟たちが同調し、ご父母様さえも心が揺れ、ある時にはそれを認められているような印象を受けた時、私は当惑せざるを得ませんでした。お父様、私に対してご心配なさらなくても結構です。どのような困難と誹謗が私の前を塞いだとしても、お父様とみ旨と真の父母様の為の私の覚悟と行動は続くでしょう。」

顯進様の講演文集3巻「神様の夢の実現」日本語版  356ページ~

 

4月

顯進様がお父様に書信を送られた15日後の4月6日、ハワイのキングガーデンで特別儀式が行われた。その儀式とは

顯進様・國進様・亨進様に、カイン・アベル・セツの失敗を解怨する責任分担があることを2006年2月4日指示されたが、それから二年後の2008年第49回真の父母の日に、お父様が正式に顯進様がカイン、國進様がアベルであると宣布された儀式のことである。

 

お父様は、お母様・顯進様・國進様が一つになったという特別な儀式を実施された。しかし三人が一つになったという宣布は、あくまでも希望であり、実際には一つになれなかった。これは当時の状況が証明する。特別な儀式を実施された動機は、書簡の内容が決定的な役割をしたのではないかと思う。そして10日後に特段の人事を発表され、それから2日後に亨進様を世界会長に任命されたが、全く経験のない亨進様が世界会長となられることによって、お母様を立てた教権勢力が統一家の行政力を完全に掌握することとなった。お父様は統一家が一つになれない状況を、亨進様をもって解決しようとされたのではないだろうか。亨進様が、資格も経験もない自分を何故世界会長に任命されたのかについて、一度でも苦悩されたならば、亨進様は教権勢力の反乱に利用されることはなかったはずである。亨進様はこれを、亨進様ご自身の責任で悟らなければならなかった。

 

就任式でお父様は、世界会長としての門出を見守ってくださいと祝祷されたが、この祝祷の内容は非常に重要である。亨進様に要求した「責任分担」が示されたからである。お父様が祈られたとおりに遂行にしたならば、亨進様は統一家の歴史の中で、永遠不変の孝子であり、忠臣となったことだろう。それゆえ祝祷は非常に重要である。真の家庭の責任を果たすことを願う呼訴文であったからである。

 

世界会長人事は「顯進様が長子の役割を果たせ」と主張したお父様の意中とは180度違う人事であった。 以後、父子協助時代という語彙(ごい)自体が摂理現場から消えさり、お母様を立てた亨進様と國進様をはじめとする教権勢力の全盛時代が始まった。お母様と亨進様、國進様を前面に立てた教権勢力に怖いものはなく、顯進様を行政的に振り回すことのできる世界会長の職権を乱用した。以後教権勢力は、摂理的中心人物は亨進様であると主張する。教会長たちは、この歪んだ状況を自然に受け入れた。亨進様を前面に立てた國進様が人事を掌握することとなり、教会長は人事権を掌握した教権勢力の顔色を伺うことに余念がなかった。

 


・・み言から読み解く”真実” 15 2007年のみ言葉

2018-04-13 20:21:38 | 金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”

金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”

15 2007年のみ言葉

 

2007年は、顯進様がミッションを付与された年であった。そして、父子協助時代を拒否したお母様が、具体的で直接的な懸念の叱責を公の場で受けられたという残念な年でもあった。そのように2007年は、悲しみと基元節勝利への希望が交差する一年であった。お父様は34年間米国摂理を主導されたが、摂理が必要とする実績を誰も出すことが出来なかった。しかし顯進様は、80%を達成されたというみ言葉がある。

 

顯進!あれは今、統一教会の幼稚園から平和の王、平和大使の責任者です。<中略>その内容を私のように説明することができれば、天下が自分のものにならないことはないというのです。それを知ることのできる民族精気を、種を蒔いて世界に残すところなく準備を急がなければならないのが、総裁の、真の父母様の指令であることを知って、喜びで万世に祝福の基盤を守る祭主となって、白衣の民族となって、その次に配達人となり、万民を教え、ひとつの、神様を解放することのできる、このような皇族国民となろう。アジュ!「アジュ!」

資料:み言選集 55284ページ 2007.01.11 <皇族国民となろう>

 

顯進様に付与された使命は、超宗教平和運動であった。その核心は「神様の下、一家族」である。顯進様は2007年にお父様の命を受けた。

顯進が「神様の下、一国家!」と「神様の下、一家族!」のうち、どちらが良いのかと聞きましたが「一国家」は、荷物をまとめて逃げなければなりません。そこには、ありとあらゆる盗賊、ありとあらゆる輩が多い。「一家族」にはいません」

資料:み言選集 564p76 2007.05.27 平和メッセージⅩ章を絶対視しなさい

 

お父様は、お母様による反摂理的歩みを嘆かれた。お父様の権威を否定し、摂理の中心に立とうとするお母様に対し指摘された。

オモニは、自分が全てにおいて優れていると考えていますが、とんでもない!それは間違った考えです。そのような考えをすると大変なことになります。

資料:み言選集 561218ページ 2007.04.26 創造理想の絶対目的

 

これが意味するところは、お父様の権威と位相を否定し、教権勢力の基盤を基にお母さまが、統一家に絶対的な影響力を行使したということだ。お父様が朱東文氏らに「死を覚悟してでもみ旨についてきてもらいたい」と語られてから5年が過ぎた20074月、お母様に対する懸念のみ言は何を意味するのか。

これは2000年から、お父様よりもお母様が優位であるという意識が広まってきた事実を示していると見なければならない。2000年からお父様の権威は象徴的なものであり、実際の権力はお母様が完全に押さえていたことを否定することができない。

 お父様は、お母様の責任分担遂行を懸念されながら、お母様と共に過ごした50年の歳月は「堕落した世界と関係のない位置」で「本然の夫婦生活ができなかった」と告白された。このみ言は、50年の歳月を通しても、お母様は天が望む基準に満たなかったので、心情が通じ、事情が通じることができなかったことを吐露されたと見なければならない。

オモニは、自分が全てにおいて優れていると考えていますが、とんでもない!それは間違った考えです。そのような考えをすると大変なことになります。

資料:み言選集 561218ページ 2007.04.26 創造理想の絶対目的

 

今、オモニがなすべきことは、収拾しなければなりません。オモニが、神様が望む夫人の役割ができなかったのですが。先生(に対して)もそうです。オモニと暮らした、堕落した世界と関係のないところにあって、夫婦の生活ができなかったというのです。

資料:み言選集 561220ページ 2007.04.26 創造理想の絶対目的

 お母様は「堕落とは縁のないひとり子の対象としての資格がなかった」というみ言である。お母様に与えたみ言は非常に深刻である。なぜそうなのか?

お母様は50年生きようが100年生きようが、お父様のみ言により再創造され、名実共に独生女となり、原理的にも、摂理的にも、人格的にも、心情的にも完成され、お父様と対等な基準にまでなり、お父様と心情一致圏を形成されなければ、2013113日、お父様と第3次完成聖婚式をすることができない。お母様がこの基準になるには、エバの失敗を世界的なレベルで蕩減したという位置に立たなくてはいけない。それができなければ、お母様は絶対に完成することができないというのがお父様の一貫した主張であった。

 

お母様がお父様を主管しようとされていると、例を上げながら指摘された。特に、お母様を中心にした教権勢力によって、お父様が追い出されるかもしれないと例えを用いて表現されたみ言は心が痛い。

 夫の前に、サタンと同じ権限を持って、好きにできる女性の立場です。オモニが先生にそうすることはできないでしょう?一人だけではオモニは勝手にできません。アダムの上に座ったでしょう?そうしていいのでしょうか?自分が正しいと主張したでしょう?オモニもそういう時があります。それでは、私が山を越えて、30年未来に行かなければならない歴史を置いて調整するのです。

 お父様がお母様の具体的な歩みに対してストレートに叱責されたのは珍しい。例をあげて表現され、教権勢力に対しても暗黙的に叱責された。お母様に語られた内容が深刻である。それが意味するところは、お父様の権威と位相を否定し、教権勢力の基盤を基にして、お母さまが、絶対的な影響力を行使してきたということである。 世の中では毎日のように戦ってばかりいますか?略奪し、頭が割れ、腕が折れるような事件が起きますが、先生は知って、それをしないので、起こりません。分かりますか?「はい」起こらない素質はいくらでもあることを知らなければなりません。オモニを中心として団結して男性を追い出してしまうこともあります。

資料:み言選集 561225ページ 2007.04.26 <創造理想の絶対目的>

 

食口としては当惑するみ言である。謙遜で、華やかで、親しい姿でお父様に侍られる動画や写真を数多く見てきた食口には、到底想像もできない状況であった。影響力を行使したお母様の姿は、実権を掌握した教権勢力によって、徹底的に隠されてきたものと思われる。お母様は、教権勢力の支持の基で反摂理的な歩みを実行されたのではないだろうか。本当に胸が痛いのは、お母様を叱られるお父様に力がなかったという点である。語ることのできたのは「そのような考えをすると大変なことになる」という自嘲混じりのみ言だけだった。この時が2007年である。1960年に聖婚されて以来、50年近く過ぎた時である。

 お父様は、お母様に対する不満な思いをそれから17日後の2007513日にも語られた。以下のみ言の内容は、訓読の途中にお母様が外に出て行かれた理由について語られ、それに関してお母様を懸念されるみ言である。

 訓読会がどれほど重要なのか…訓読会の場を抜けてどこに…。「訓読会を継続してください。何度も途中で言葉を中断させるから…。今、できなくさせるものがあって、そうなりました。(お母様)」何?「お金の問題です」お金?「お金の問題です」金?何ですかそれは?「読みますよ」黙りなさい。

今、アボジの事も終わらないのに、自分勝手に読める?お金よりももっと大切な問題です、これは。「私が一ヶ月以上、出かけたじゃないですか」一ヶ月以上?私は何千年の歴史を今去って、故郷に行けなかった。「朝から何ですか?読みますよ」私を見なさい。そこに座っていなさい。待ちなさい。

資料:み言選集 563173ページ 2007.05.13 <み旨安着の道>

 

み言の前の部分は省略した。状況から見ると、お母様が訓読されている時、お父様が訓読を中断させ、意味を説明されている途中で、お母様が外に出て行かれた。説明が終わると、お母様が訓読を続けなければならないのに、いらっしゃらないので、お父様は困惑するしかなかった。金孝律氏が代わりに訓読しようとすると、金孝律氏に懸念された。

戻って来られたお母様が、出て行かれた理由を説明し、訓読を続けようとすると「お父様の説明が終わっていないのにあなたの勝手で読むことができるのか」と懸念された。お母様は「なぜそうなのか」と言いながら出て行ってしまった。行かれるお母様に向かってお父様は、出て行くなと語られたが、外に出て行ってしまった。

 日常生活の中ではこのような事も起こり得ることである。しかし、指導者たちが集まる訓読会の場でのこのような会話には困惑してしまう。お母様がお父様に、絶対服従の道理でお父様に侍っていたのなら、指導者と食口が見ている公の場でこのようなことは起きないはずだ。お母様は、公の場でお父様に失礼なことを、恐れることなくすることができるほど堂々とされていた。すでにこのような事は、強権勢力にとっては日常的なものであったと見るしかない。

 それから3ヶ月後の821日、お父様は、お母さまの反摂理的歩みに対し、下記のように懸念された。この反摂理的な情況は30人余りの強権勢力だけが共有し、一般食口は全く知らなかった。つまり、お父様の権威とは象徴的なものであり、実際の権限は完全にお母様が持っていたと見なければならない。そうでなければ、お父様が、どうしてお母様に以下のような指摘をされるだろうか?

 世界的な基盤の天宙時代に再臨主が来なければならないでしょう、再臨主ができることを誰が?オモニが来てしますか?家庭で堕落させたオモニがどうして天宙完成のオモニの責任をしますか?教えを受けなければならなりません。

資料:み言選集 573p52 2007.08.21 <絶対価値の完成と一族の祝福完了>

  これは、お父様の権威は完全にお母様に移り、教権勢力の基盤を基にお母様が、主導的な影響力を行使してきたことを意味している。これ以上弁明できないお母様の反摂理的なアイデンティティを如実に証明したみ言である。

 

 


・・み言から読み解く”真実” 14 2006年のみ言葉 (修正)

2018-04-12 21:42:41 | 金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”

金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”  (雪風)

14 2006年のみ言葉

 

2006年から本格的に兄弟間の葛藤が顕わになった。顯進氏が推進してきた汝矣島パークワン開発事業に4男の國進氏が異議を提起したのである。勿論、統一教側は「文総裁の指示を受けて正当な法的措置を取ったもの」と説明している。しかし、パークワンをめぐる葛藤は長期化し、2014年まで継続した。

時事ジャーナル2018/3/28

 

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お父様が顯進様、國進様、亨進様を指してエデンの園のカイン、アベル、セツの失敗を解怨しなければならない摂理的な責任分担を、200624日、天一国の指導者大会において指示され、200846日、第49回真の父母の日を迎え、お父様が正式に顯進様がカイン、國進様がアベルであると宣布された。

 

顯進何の話か分かっているのか?國進分かるか?亨進は?3兄弟がアダム家庭において一つになれず争って血まみれになり、涙の谷を作り太平洋のような血の海を作った。そのような家庭の伝統を埋めなければならない責任がある。それが父母様を中心とした直系の息子娘である、お前達にあることを知らなければならない。

資料: 2006.2.4 天一国指導者大会資料集 p21

 

6月に天正宮が完成したが、これを建てたということで金孝南女氏の影響力は強くなった。そしてお父様は、教会指導者や一般教会員たちとの接触が厳しくコントロールされてしまった。漢南洞であれば、朝から晩までリーダーたちが出入りし、世界中の教会の報告を受けたが、天正宮は入るのに許可が必要になった。その権限を握っていたのが、韓総裁と金孝律氏だった。それによってお父様への接近は制約された。

 

お父様は177年に、全世界の公的資産をアメリカの財団に統合した。この財団を中心にアメリカの基盤を構築された。その後これを基盤に南米摂理、中国摂理、旧ソ連摂理などを行った。そのアメリカ財団の責任者として、417日顯進様を起用した。こうして顯進様が、超宗教、超国家、超人種の世界的平和運動を広げることができるようになった。それが神様の下の人類一家族の夢を現実化させる運動であった。基元節勝利ために、公的資産をより効率的に活用できるよう顯進様に権限を委譲したのだ。

 

これ以降、顯進様がお父様の指示を受けて全力を尽くした時期と、お父様が、お母様を懸念される事例が共通して発見される。お母様が顯進様の歩みに対して鋭敏な反応を見せなかったならば、お母様に対するみ言はなかったはずだ。 2006年以降、お父様がお母様を懸念された内容は、一般の食口には想像できないことであった。お母様との関係が円満な関係ではなかったと思われる事例が発見されたことは本当に残念なことであるが、お母様に対して不満を公の場で公開されるほど事態は深刻であった。

 

甘やかされて育ったオモニを選択して天の前に愛を誓ったのです。その誓いは初めてでした。それを最後まで守る責任があるので、難しいことがあれば耐えなければなりません。世の中に、先生の性格で...。誤った立場で最後まで言い訳をし、唇を震わせてまで。時には荷物をまとめて出て行っては戻ってきました。<中略>このような話は始めて聞いたでしょう?

 

これはお母様が、お父様に従うことができなかったことを表している。2006年から、お父様とお母様を中心とした教権勢力間の葛藤は、時間が経つにつれて度を増してきた。お父様の指示ではあっても父子協助時代体制の構築に関連した指示は無視し、それ以外の指示に関しては全力が尽くした。

 

お父様は世界平和女性連合を創設され、お母様の責任分担遂行を支援するという摂理を経綸された。しかしお母様はそれを、お母様を中心とした基盤を構築する為の道具として活用された。教権勢力はこの基盤を基に、お母様を統一家の中心人物として立て、お父様の後の時代を掌握するための戦略的ビジョンを立て、父子協助時代を拒否したのではないかと思われる。

 

1023日、お父様は顯進様の摂理の結果をご覧になり、今、死んでも心残りがない1)とまで語られ、2007年にはお父様は、顯進様が神様の摂理を80%まで完成したので、残りの20%は統一家の指導者が一致協力して共に成すように2)と指示されたことを亨進様は全て聞いたはずである。

1)資料:み言選集542334ページ、20061023

2)資料:み言選集580910ページ、2007118

 

お父様は、お母様が父子協助時代を受け入れず、責任分担を遂行しないことに失望された。父子協助時代を拒否することは、お母様の責任分担に関連しているだけではなく、基元節の摂理自体を無為化させてしまうからである。このような理由から、お母様が反乱の道を歩まれることに対して叱責され、懸念されながら、それでもお母様を励まされ、慰め、訴えられながら、血のにじむ苦痛を耐えてこられたのが基元節摂理12年路程であった。

 

お父様のこのような痛みと悲しみは、お父様の生涯において一度も経験されたことのなかった痛みであり、悲しみであったのではないかと思われる。試練を与える当事者がお母様であり、子女たちであり、生涯を通して、汗と涙と精誠を込めて、み言と愛で育てた弟子たちだったからである。この反摂理の状況で、お父様にできることは二つしかなかった。

 

ひとつは、教材教本を完成し宣布されることであり、二つ目は、長子である顯進様を守ることであった。束草事件の時、顯進様から公職を剥奪されたことも、2010年~2011年にかけての顯進様に対する叱責も、どのようなことがあっても長子である顯進様を守る為のお父様の知恵であり悲しい決断であった。しかし食口たちには、お父様のこの悲しい決断の意味するところが理解できなかった。

 

お父様としては、基元節勝利の為にはどんなことがあっても、お母様、顯進様、國進様、亨進様を、誰ひとり決して放棄することができなかった。お母様、國進様、そして亨進様が反摂理的な歩みをされたとしても、2013113日までに悔い改められたならば、お父様は本然の真の家庭としての位相を確立し、摂理を終わらせることが出来た。お父様はこのような摂理的理由から、反摂理的歩みをされるお母様と國進様そして亨進様を最後まで離されず、渾身の力を尽くして聖和されるまで、悔い改めて戻って来られることを待たれた。