九州福岡方面の豪雨で甚大な被害が出ている。かつて経験したことのないような豪雨で、がけ崩れや水害が発生し、命を落とされた方も多く、犠牲者の皆さんには心からの冥福を祈りたい。家や様々な財産を失われた方も多い。早急な復興と支援が必要であろう。
それにしても日本は自然災害が多い国である。日頃から防災意識を持ち、いざと言う時の避難や災害への対処の仕方を学んでいるがゆえに、被害を最小限で食い止めていると言うこともあるだろう。丁度昨晩はテレビ東京の番組で、タイのテレビの取材チームが日本紹介の番組を作るという場面を放送していたが、タイも水害の被害の多い国で、日本の防災意識や水害から人や町を守る防災の取り組みを取材している場面が紹介されていた。「備えあれば憂いなし」という、取り組みに感心していた。
自然災害もそうだが、国防と言う戦争や侵略から国を守るという取り組みも重要である。北のミサイル実験が立て続けに行われ、日本の本土にもいつミサイルが飛んでくるかわからない情勢になっている。なんの防備も無ければいつでもミサイルが飛んでくる可能性に対処のしようがない。「憲法9条があるから戦争は起きない」などと言う寝言はとても言っておられない情勢になって来ているのである。
事故や事件は日常茶飯事のように起きている。相変わらず交通事故による死亡者も多い。また、様々な犯罪による被害も増えて行っている。企業の倒産やその他の理由で失業し生活の手段の失われる可能性だっていつ襲ってくるかもしれない。世界全体ではいずれの国も失業者があふれている。失業して決まった収入が無くなれば自ずと犯罪被害も増えてくる。フィリピンではドゥテルテ大統領が麻薬犯罪の撲滅を叫んで強力な取り締まりを強化して一定の効果を発揮しているがそれでも犯罪は無くならない。取り締まる警察官のなかにも犯罪に手を染めるものがいてどうしようもない。根底には生活苦にあえぐ国の実情がある。この問題の解決にも本気で取り組んでいるがまだまだ時間が必要である。
日本と言う国はそのような中でも自然災害や、人為的な災難を防ぐ取り組みが早くからなされて来ていて、世界の中では防災意識も高く犯罪の発生や失業者の増加を防ぐ取り組みも早くからなされていていて、世界の中では模範となることの多い国である。
やはり古来「和を尊ぶ」精神を国の柱として来た国だからだろう。勿論国を二分するような戦乱の時代も経験し、第二次世界大戦のような甚大な被害をもたらす戦争も経験してきた。他国に比べ自然災害もはるかに多い国ならではの防災の取り組みも長い歴史の中でつい重ねられてきたものである。
そのような伝統をどのように生かしていくか!当ブログ村のテーマである「家庭連合」も非常な困難に直面しているのが事実である。この問題をどのように克服していくのか!祝福家庭食口には深刻な問題が待ち構えている。世界的な統一運動が抱える問題の解決にも日本の歴史が様々な災難や困難を克服してきた知恵が生かされる時では無かろうか。
「備えあれば患いなし」・・・困難を克服する知恵を発揮する我々になって行きたいものである。苦難を幸福に転ずるのも我々の知恵であろう。「今の試練苦労も後の栄」である。 無策や現状への執着では事の解決は図れない。未来に大きな希望を実現する我々になって行こう!